かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

わずか5年で破綻とは、新党というものはなかなか難しい物なのですね。

2014-11-19 21:03:57 | Weblog
 曇り、雨と不調だった空模様もようやく落ち着き、今日は良いお天気の穏やかな一日でした。明日も晩秋を飾る青空が広がるそうなので、朝の内にサボテンに水やりを行いました。後は今後の天気や気温の状況を見て、冬越しのための水切りするタイミングを図る事になります。暖冬ならもう少し水をやりますし、冷え込んでくるようなら水を切って休眠に誘導です。ここ2週間ばかりが判断の分かれ目になることでしょう。ビニールも経年劣化で傷んできていますので、本格的な寒さが来る前にその補修もしないといけません。この週末の3連休の作業ですね。

 さて、安部総理がようやく衆院解散の意向を示し、もはやのっぴきならないところまでやってきた感じです。衆参両院で多数を占める与党がどうしてここで解散をしなければならないのか、正直なところその理由がさっぱり判らないのですが、我が国に害悪を為すばかりな者達を国会から整理する機会と考えれば悪くないのかもしれません。というか、それくらいしか意義を見出せない気がするのですが、そこまで出来るものなのかどうか、実際のところはどうなのでしょう?
 そんな中、「みんなの党」が解党するのだそうです。党の公式サイトはまだそのことが反映されていませんが、おっつけ何かサイト上でも表明される事になるのでしょう。脱官僚・地域主権・生活重視、という結党目的はなかなかに魅力的で、党首である渡辺喜美氏のキャラも割りと親しみやすさがあり、一時は野党第2党に躍進したというのに、日本維新の会との関係がギクシャクしたあたりからなんだか風向きがおかしくなり、渡辺氏の政治資金不正疑惑でとどめを刺された感があり、解党という帰結もやむなしというところなのでしょう。2009年立ち上げからわずか5年、もともと結党時に政界再編の触媒として自らを位置づけ、その存続にはこだわらない党として出発した経緯はありますが、肝心の政界再編はまだ全然先行きが見えないままでの解党は、役割が終わった、というより、単なる自滅、というようにしか見えず、なんのための政党だったのか、疑問に感じる部分も大いにある集団ではありました。まあ、「太平洋戦争は日本の侵略である」とする歴史認識には少々疑問もあるので今までさほど応援もしてはおりませんでしたが、結局は党名とは裏腹な、自分達のわがままばかりを声高に主張する頑是ない人達の集まりでしか無かったのが知れて、まあ良かったとは思います。
 それにしても、新鮮さはもういいので、もう少し安心して権力を委託できる政党は現れないものでしょうか? 自民党一択ではあまりに先行き不安が募りますし、と言って民主党は到底信用するに値しませんから、結局自分の一票をどう行使してよいか、迷うのです。みんなの党が順調に育てばあるいは、と思っておりましただけに、今回の結末はそれなりに残念な話でした。

コメント
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