かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ロータリー復活はありえない、という宣言がいつか撤回されることを期待しています。

2014-11-11 20:05:24 | Weblog
 なんだかにわかに国会が解散総選挙、なんていう風に聞こえてきますが、本当にあるんでしょうか。どうせやるなら今度こそ我が国を危殆に瀕せしめた時の政権与党やどこの国の政治家かしれない泡沫政党などには消滅してもらいたいものですが、国会運営でまともなことを言っているのが次世代の党しかないというのもなんとも寂しい話なので、もう少しまともな感覚な党が増えて欲しいです。なにせこの田舎では小選挙区の候補者は非常に少なく選択肢が限られているのですから、いくら比例区があるといってもそこはそれ、あまりに華が無いというものです。まあ介さんかどうかも結局首相の専権事項でまだ明言もされていない訳ですから、マスコミ各社も勇み足に過ぎるのではなかろうかと思わないでもありません。と言うより多少早く解散が判ったところで何も別に嬉しくも楽しくもすごいとも思わない、ある意味どうでもよいことでもあり、首相が、解散します! と宣言してから聞こえてくればそれで十分です。

 さて、それはそうと、マツダのCEOがロータリーエンジン搭載車の復活はない、と明言したニュースが結構衝撃的でした。いつぞやのネットの記事で、低速域で燃費が悪いロータリーエンジンの欠点を、モーター駆動で低速域を補うハイブリッドにすることで復活させるかも? というまことしやかな話を読んだばかりだったので、それを会社のトップが公然と復活無し宣言する、というのには大変に残念なものを覚えました。CEOいわく、マツダという会社の規模からすると現在の車種の数が限界で、新たにロータリーエンジン搭載車の開発・販売をする余裕が無い、ということだそうですが、それなら、絶好調のスカイアクティブエンジン搭載車でしっかり稼いで会社を大きく育ててから改めて考えるという含みでもあればよろしいのですけれどね。もっとも、私自身は別にロータリーエンジン車には特段の興味もなく、乗ってみたいとも思わないわけですが、ものづくりの象徴の一つとして、不可能に挑戦して一時とはいえ見事事業として成立する実用技術に仕立てあげたマツダの能力には大変期待をしているのです。かつては販売店舗でトヨタに並ぼうとして無理に背伸びしてあわやというところまで行ってしまった過去だってあったわけですし、堅実かつ順調に歩を進めて、またいつかものづくりの奇跡を見せてもらいたいものです。まあもちろん究極の燃費を実現したスカイアクティブ技術も大したもので素晴らしいの一言に尽きますが、そこはそれ、浪漫は突き抜けた一種の狂気を感じさせるようなものでないと、なかなか実用技術では燃えないものです。個人的にはマツダの高燃費車は次に車を買うとしたら検討候補の上位になりますけどね。現実との落差が大きいほど、夢は楽しいものです。 

コメント
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