昨夜は寒くて夜中に目が覚めました。朝の最低気温が奈良市で19.7℃、五條市で18.1℃と、梅雨明け後初めて20℃を割り込みましたから、寒く感じるのも当然かと思います。それにしても、昼間カンカン照りで最高気温は昨日は34.8℃、今日は35.2℃(奈良市)まで上がっているというのに夜こんなに冷え込んでくるというのは一体どうしたことでしょう。そう言えば、このところずっと北風が吹いているのですが、夜の涼しさはこの風の影響とかあったりするんでしょうか? どうにも不思議です。今日は20時現在で奈良市27.7℃と昨日より若干高めですが、我が自宅は体感的には既にもっと下がってきているように感じます。夜涼しいのはよく眠ることが出来て良いのですが、あまり冷えすぎるのも困りモノで、それなりの備えをして眠らないといけないなと思い直しています。
さて、夏の睡眠を妨げるのに蚊が居ますが、先日も朝5時に耳元でぷーんと鳴る羽音に気が付き、目が覚めてしまいました。おかげでその日は若干寝不足気味になりましたが、本当に蚊という虫は、ハタ迷惑な生き物です。まあ日本の場合は、蚊の媒介する伝染病に罹患する確率は比較的低くて、怖い病気もそれほど無いので眠りを妨げられる位で済みますが、アフリカでは1分間に1人子供がマラリアで死亡する、というほど、蚊は恐ろしい魔の虫となっています。それに対して、日本の蚊帳が以前から活躍しているそうですが、このたび、オランダとケニアの研究チームが、合成された人の匂いを誘引剤としてマラリア蚊をおびき出し、蚊取り器で捕殺する装置を開発、ケニアで3年間研究を行い、この機器が、マラリア蚊の地域個体群の7割を捕獲、機器を使用した家庭では患者数が3割減る成果を上げたとのことでした。日本にも光で虫を集めて電撃で殺す虫の捕殺機がありますが、匂いや炭酸ガス等を蚊が感知するのを利用した捕殺機というのは面白いと思います。カメムシなどではフェロモントラップという物がありますが、それの蚊バージョンということなのでしょうね。通常自然界の生き物をトラップで捕殺する方法で全滅まで追い込むのは、よほど閉鎖的な環境でもないと難しいと思うのですが、蚊は案外生活環境が限られているのかもしれません。
これを契機に蚊対策が更に進んで、いずれ我が国の夏の夜の守りに活用される日も来るかもしれませんから、大いに研究が進んで欲しいものだと心から応援したいと思います。
さて、夏の睡眠を妨げるのに蚊が居ますが、先日も朝5時に耳元でぷーんと鳴る羽音に気が付き、目が覚めてしまいました。おかげでその日は若干寝不足気味になりましたが、本当に蚊という虫は、ハタ迷惑な生き物です。まあ日本の場合は、蚊の媒介する伝染病に罹患する確率は比較的低くて、怖い病気もそれほど無いので眠りを妨げられる位で済みますが、アフリカでは1分間に1人子供がマラリアで死亡する、というほど、蚊は恐ろしい魔の虫となっています。それに対して、日本の蚊帳が以前から活躍しているそうですが、このたび、オランダとケニアの研究チームが、合成された人の匂いを誘引剤としてマラリア蚊をおびき出し、蚊取り器で捕殺する装置を開発、ケニアで3年間研究を行い、この機器が、マラリア蚊の地域個体群の7割を捕獲、機器を使用した家庭では患者数が3割減る成果を上げたとのことでした。日本にも光で虫を集めて電撃で殺す虫の捕殺機がありますが、匂いや炭酸ガス等を蚊が感知するのを利用した捕殺機というのは面白いと思います。カメムシなどではフェロモントラップという物がありますが、それの蚊バージョンということなのでしょうね。通常自然界の生き物をトラップで捕殺する方法で全滅まで追い込むのは、よほど閉鎖的な環境でもないと難しいと思うのですが、蚊は案外生活環境が限られているのかもしれません。
これを契機に蚊対策が更に進んで、いずれ我が国の夏の夜の守りに活用される日も来るかもしれませんから、大いに研究が進んで欲しいものだと心から応援したいと思います。