かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

品質は最上級なはずの全日空でトラブル続きなのは、なんとも不安を煽ります。

2016-08-28 20:50:47 | Weblog
 今日の最高気温は31.6℃。昨日より少し上がりましたが、これまでから考えると十分過ごしやすいと言える1日でした。ただ、西日本で豪雨に警戒という気象ニュースがあって、気象庁のレーダーで広島県や島根県でずっと雨の降り続く状況が見えていましたから、いずれはこちらでも降ってくるか、と期待半分で待っていたのですが、結局、朝方少しぱらついただけで、夕方にはすっかり晴れて青空が見えていました。一応こちらでも明日から3日間は雨模様の天気のようですが、台風の動き次第というところも多々あるようですし、実際にどういう天気になるのかはその時になってみないとなんとも言えない感じです。
 
 さて、先日、荷物の積み忘れ&敢えて積まない、という「事故」を起こした全日空で、今度は羽田発シンガポール行きの旅客機の窓ガラスにヒビが入り、行き先を変更して沖縄の那覇空港に着陸する、という「事件」がありました。コクピットの機長席正面の窓にヒビが入ったそうですが、たかがヒビとはいえ、かつては窓枠の金属疲労によるクラックで飛行機が空中分解するような事もあった事を思えば、簡単に考えるわけにもいきません。
 飛行機も機械である以上、幾ら注意をしていて点検していても壊れる時は壊れるものですし、窓にヒビというからには、虫か何かが当たったりしたのかも知れず、それはそれで不測の事態と言えます。ただまあ、かつてこの手の不祥事は日本航空のお家芸だったような記憶があるので、と言ってしまうとさすがに酷かとは思うのですが、それを考慮に入れても全日空のほうがいろいろな意味で信頼性が高いと認識していただけに、最近の全日空絡みの話はどうも悪目立ちしているような気が致します。
 とはいえ、全世界で何千機単位で毎日飛んでいる飛行機のうちのわずか1機の問題というふうに考えると、単純に運が悪かった、とも考えられるわけですが、飛行機の場合はその運一つで旅行や仕事が台無しになったりする危険があり、信頼性という意味ではどうにも低めに見積らざるをえないように感じられます。それだけに、信頼性の高い航空会社というのは大事だと思いますし、そのクオリティではトップクラスのはずだった全日空でトラブルが頻発しているように感じられるのは大変な問題です。全日空には、多数の犠牲者が出る大事故が起こる前に、些細なトラブルのうちにそうした問題の根をきちんと掘り下げ、解決に動いていただきたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする