今日の最高気温は35.3℃(奈良市)と真夏並みな暑さでしたが、それよりも昨日の22時現在で27.4℃、明け方の最低気温が24.5℃という方が身体には堪えました。やはり、昼間は少々暑くても耐えられますが、夜寝る時に暑気が残ると途端に苦しくなります。まず寝付くのが大変ですし、無事意識が落ちても、今度は身体があまりの暑さに水気を失い、それが耐えがたくなってきます。寝る前の水分補給は夜中に目が覚める元になるのでなるべく控えていたのですが、それでは昨夜のような熱帯夜には対抗しようが無いことがよく理解されました。今宵は、午後からあちこちでポツポツと雨模様が広がりだし、こちらでも曇りがちな空模様になってきて、4時過ぎ頃から北の方で雨が降り出して少しずつ南下してくる様子だったので、午後6時頃には降ってくるな、と期待していたのですが、見事雨雲は10キロ程西にずれて、雷鳴だけ何度か聞かせて肝心の雨はふらずじまいでした。まあ近くで降ったので多少涼しくはなりましたが、直接午後6時にザザッと一発来てくれていればもっと気持ち良い夜になったろうに、と全く残念な雨でした。まあ今週は台風のせいもあるのか夕立が期待できる週になりそうなので、そのうちドンピシャで当たる時もあることでしょう。
さて、明日15日にSEALDsという政治活動団体が解散するそうです。参院選、都知事選と、反安倍総理という少々不思議なスタンスで随分それなりに物議を醸した若者集団、というイメージがあった組織ですが、まあ始めるのも自由なら辞めるのも自由ですし、混迷する政治状況にたまたま咲いた徒花の一つとして、今後理解されることにでもなるのでしょう。「おかしいことはおかしいと言おう」という掛け声でそれなりの数の若者が集ったそうですが、結局外から見ている限りやっていたことは、結果を見る限り残念ながら彼現在の政治状況にはあまり影響をあたえることが出来なかったと考えざるをえないでしょう。ひょっとしたら、安保闘争の夢よもう一度、というような年寄りにそそのかされたのかもしれませんし、さしたる戦略戦術もなく、純粋だけれども幼稚な意欲だけで運動をした為の結末だったのかもしれません。あたかもそれは、第5回少年十字軍になぞらえられるような活動だったんじゃないでしょうか? 若者が政治に関心をもつのは単純に良いことでしょうし、真剣に政界へ影響力を行使しようと考えたのも悪いことではなかったのでしょう。ただ、あまたある同人誌と同じくただ思いの強さだけではまともな作品はできませんから、運動の目標なり戦略・戦術なりに工夫が色々と必要だったのでしょう。一度アドルフ・ヒトラーの「わが闘争」でも読んで研究してみるのも良いかもしれません。過激な掛け声だけがとりえの単なる有象無象の少数集団に過ぎなかったナチスが、ヒトラーに引っ張られて民主政治の制度に則とりドイツの政権をその手にしたというストーリーには、色々と示唆されるものがあると思います。
ところで今、「帰ってきたヒトラー」という小説を読んでいるのですが、中々に面白いですね。娯楽小説のくせに細かい注釈がまた楽しくて、「わが闘争」をもう一度読み返してみたくなりました。
さて、明日15日にSEALDsという政治活動団体が解散するそうです。参院選、都知事選と、反安倍総理という少々不思議なスタンスで随分それなりに物議を醸した若者集団、というイメージがあった組織ですが、まあ始めるのも自由なら辞めるのも自由ですし、混迷する政治状況にたまたま咲いた徒花の一つとして、今後理解されることにでもなるのでしょう。「おかしいことはおかしいと言おう」という掛け声でそれなりの数の若者が集ったそうですが、結局外から見ている限りやっていたことは、結果を見る限り残念ながら彼現在の政治状況にはあまり影響をあたえることが出来なかったと考えざるをえないでしょう。ひょっとしたら、安保闘争の夢よもう一度、というような年寄りにそそのかされたのかもしれませんし、さしたる戦略戦術もなく、純粋だけれども幼稚な意欲だけで運動をした為の結末だったのかもしれません。あたかもそれは、第5回少年十字軍になぞらえられるような活動だったんじゃないでしょうか? 若者が政治に関心をもつのは単純に良いことでしょうし、真剣に政界へ影響力を行使しようと考えたのも悪いことではなかったのでしょう。ただ、あまたある同人誌と同じくただ思いの強さだけではまともな作品はできませんから、運動の目標なり戦略・戦術なりに工夫が色々と必要だったのでしょう。一度アドルフ・ヒトラーの「わが闘争」でも読んで研究してみるのも良いかもしれません。過激な掛け声だけがとりえの単なる有象無象の少数集団に過ぎなかったナチスが、ヒトラーに引っ張られて民主政治の制度に則とりドイツの政権をその手にしたというストーリーには、色々と示唆されるものがあると思います。
ところで今、「帰ってきたヒトラー」という小説を読んでいるのですが、中々に面白いですね。娯楽小説のくせに細かい注釈がまた楽しくて、「わが闘争」をもう一度読み返してみたくなりました。