かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

新元号は4月にならないとお披露目されませんが、せっかくだから候補だけでも出せば良いのに、と思います。

2019-02-04 20:31:28 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は10.7℃、最高気温は13.6℃、五條市の最低気温は11℃、最高気温は14.6℃でした。今日は深夜未明から明け方かその少し前位まで、すごい風が吹いていました。五條市アメダスでは4時27分に15.5mの西の季節風が吹いたと記録されています。いわゆる「春一番」と言われるものでしょう。気温も異様に高く、夜中はもちろん、朝もこの冬初めてストーブに火を入れること無く起床して着替えを致しました。東京でも、19.4℃まで気温が上がったそうですね。まさしく数字だけ見れば春爛漫というところですが、当然ながらまた寒くなることでしょう。奈良県の週間予報でも、週末の3連休あたりからまた寒気が降りてきて、ぐっと冬らしい気温になりそうです。もっとも、それでも例年の2月に比べれば随分高めなのかもしれませんが。

 さて、そんな異例な冬が明けると平成も終了し新しい元号が登場しますが、これまでにも、元号候補がいくつも控えていて、その中から1つ選ばれるようなシステムになっていたそうです。当然、何度も候補に挙げられながらも選に漏れたものも少なくなく、中には、40回も候補になりながら選ばれること無く今に至る元号候補もあるのだとか。それが「嘉徳」という漢字で、次いで「寛安」は33回、「建正」は26回、候補になりながら選ばれずに居たのだとか。奇しくもこれら全てアルファベットのKで始まる文字で、今回の選択条件である、M、T、S、H以外の文字、という条件に合致しているわけですが、どうせならこれまで最多の選漏れを重ねてきた「嘉徳」を選んでくれたら良いなと思っております。なにせ字面が一番かっこよく見えますし。ただ、なるべく平易な文字、という条件からすると、「嘉徳」はちょっと画数が多すぎるかもしれません。それにしても、「明治」も10回(室町時代に2回、江戸時代に8回)候補となったとか、「大正」は鎌倉時代末期と江戸前期で4回、「平成」も幕末に候補として浮上したことがあるとかいうのはなかなかに楽しいものがあります。今や1代1元号で滅多にない改元の時を迎えるわけですし、こんな言号に関する蘊蓄から我が国の歴史に改めて興味が掻き立てられるような話がもっと出てきて欲しいですね。

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