かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

福岡の病院で大量感染で機能麻痺とか、全国で起こったらどうするんでしょう?

2022-08-02 19:51:40 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は25.1℃、昼の最高気温は35.9℃、五條市の今朝の最低気温は22℃、昼の最高気温は35.9℃でした。今日も安定した青空が広がる真夏の1日でした。それなりに雲は浮かんでいましたが、高層の巻雲のような雲が大半で、昨日はそれなりに雄大に立ち上がっていた入道雲は、今日は観られませんでした。それと、高層の大気が安定していたのか、関西の空港へ行き交う旅客機の飛行機雲が次々と描かれてはなかなか消えず、いつまでも細いくっきりとした線形を維持していました。そもそも飛行機雲が空の端から端まで引かれるというのはよほど湿気が上空に溜まっている様子が伺えるのですが、その出来上がった雲がいつまで立っても流れたり広がったりして消えていかないのには驚きました。今、7月頭同様高層には大陸からのチベット高気圧、その下には太平洋高気圧がお互いに張り出して我が国の上空で重なり合っており、それがこの猛暑の原因になっているのだそうで、そこに来て更に海水温が高く、台風が持ってきた高温の大量の湿気が溜まり、未曾有の暑熱を生み出しているのだとか。明日も今日同様の体温気温が既に予報されていますが、明後日木曜日はどういうわけか雨が予報されていて、気温も少し控えめになる見込みなのだとか。その後も安定した暑さが続くようなので、文字通り焼け石に水なのかも知れませんが、一息つけるのならそれはそれでありがたいと思います。

 さて、福岡市にある福岡大学病院で、医療スタッフ1900名のうち120名以上が新型コロナに感染、もしくは家族が感染して濃厚接触者となり、業務に携われなくなってしまったそうで、そのために、先週病棟を一つ閉鎖、更に昨日からもう一つ病棟を閉鎖する事態に陥っているとのことです。ある意味恐れられていたことがついに起こったかという状況ですね。今の基準だとたとえ症状が軽かったり、あるいは症状がなくても自宅で一定期間封じ込めで過ごさないといけませんから、いかに不可欠な人材でも仕事をさせるわけにはいきません。今、この病院では120名以上欠員状態ですが、それが今後更に増えないとも限らないわけですし、そうなると病院そのものを閉鎖しなければならなくなるかもしれません。これが福岡のイチ病院だけの問題ならまだしもですが、全国各地で同様の事態が発生したら、新型コロナだけではなくてその他の医療体制とかもどうなってしまうんでしょう? 既に119番が繋がりにくくなっているという話も聞きますし、新型コロナ対応も肝心の医療機関が倒れたらどうしようもなくなるのではないでしょうか? オミクロン株も感染率が更に高い新株に代わりつつあるそうですし、今まで同様第7波が綺麗に終息するかどうかはわかりません。むしろ収まらないまま新株による第8波とか始まってしまったらそれこそ医療現場は耐え切れないのではないかと危惧されます。まさに検討して決断を迫られているのは今だと思うのですが、岸田総理は新型コロナの基準見直しについては今の第7波が過ぎたあと検討する、とまた「検討使」に堕してしまったようで頼りになりませんし、行くところまで行って色々崩壊して駄目にならないと改めることができない我が国の宿痾は、本当に面倒で困ったものだと思います。

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