奈良市の今朝の最低気温は25.2℃、昼の最高気温は32.5℃、五條市の今朝の最低気温は23.5℃、昼の最高気温は31.2℃でした。今日は朝のうちだけ晴れて後はずっと曇っていました。昨日同様雲は薄かったので時折は日差しも差す明るい日中ではありましたが、気温がやや下がって来たのは正直ありがたいところではあります。
さて、内閣府が2020年1月に打ち出した研究事業に、50年後の実用化を想定して今から基礎研究を行っていく「ムーンショット研究開発事業」という、なかなかに傾いた研究予算があります。時の安倍総理肝いりの、未来の日本のための壮大な研究開発事業で、私はこれの予算を通したことだけでも安倍総理を無条件に礼賛しても良いと思うくらい評価していますが、まあ財務省もよくこんなわけのわからない予算を通したものだと感心してします。当時財務省が何をどう査定したのか、全然中身は理解できないままただ単に安倍総理に押し込められただけなのか、はたまたどんな駆け引き綱引きがあったのか、「ムーンショット秘話」みたいな省庁間や政治家が絡んだ裏話を、どこかのマスコミなり事情通なりが書いてもらえないかと思います。
まあそれはともかくとして、字面だけ見ていますとまるで昔良く見られた(今でもあるのでしょうか?)100年後の未来像、とか言うような、透明チューブに車輪のない車が走っていてなにやら素材のよく判らないテカテカの服を着た人たちがテレビ電話しているような子供向けのSFもどきを想像してしまうのですが、内閣府のホームページを観に行くと、社会、経済、環境などをテーマに、しっかり研究に取り組んでいる課題名が並んでいます(まあ当たり前ですが)。その中に、機械の体を実現するような話とか深宇宙探査や宇宙エレベーター、スペースコロニー、他惑星移住といった宇宙ネタが無いのが個人的には残念ですが、ひとつひとつ見ていくだけでも結構楽しめる内容だと思います。その中でも、目標1『2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現』は、相当前衛的な飛び抜けてSFっぽい感じがして面白そうです。ざっと観た限りバーチャルリアリティを社会実装して使えるようにするというような話なのかな? と思いましたが、一人が複数のサイバネティック・アバターなるロボットを操作して作業する、というような内容は、ヒトの意識拡張とか感覚の制限解除みたいなところに繋がって、いずれ千手観音のように一人で多くの作業を同時並行にやる並列思考なんてものに開眼する人が出てきそうな、ある種のニュータイプを生み出しうる研究要素かと思えて実に楽しそうです。
内容は当然ながら専門的で読んでいてもよく判らない、理解に苦しむものもありますが、未来に夢があってこその科学研究なのですから、こういった研究が行われていることや、現在の到達点と未来の目標みたいなものは、もっと積極的に発信され、学校教育の中でも触れていくべきことではないかと思います。
さて、内閣府が2020年1月に打ち出した研究事業に、50年後の実用化を想定して今から基礎研究を行っていく「ムーンショット研究開発事業」という、なかなかに傾いた研究予算があります。時の安倍総理肝いりの、未来の日本のための壮大な研究開発事業で、私はこれの予算を通したことだけでも安倍総理を無条件に礼賛しても良いと思うくらい評価していますが、まあ財務省もよくこんなわけのわからない予算を通したものだと感心してします。当時財務省が何をどう査定したのか、全然中身は理解できないままただ単に安倍総理に押し込められただけなのか、はたまたどんな駆け引き綱引きがあったのか、「ムーンショット秘話」みたいな省庁間や政治家が絡んだ裏話を、どこかのマスコミなり事情通なりが書いてもらえないかと思います。
まあそれはともかくとして、字面だけ見ていますとまるで昔良く見られた(今でもあるのでしょうか?)100年後の未来像、とか言うような、透明チューブに車輪のない車が走っていてなにやら素材のよく判らないテカテカの服を着た人たちがテレビ電話しているような子供向けのSFもどきを想像してしまうのですが、内閣府のホームページを観に行くと、社会、経済、環境などをテーマに、しっかり研究に取り組んでいる課題名が並んでいます(まあ当たり前ですが)。その中に、機械の体を実現するような話とか深宇宙探査や宇宙エレベーター、スペースコロニー、他惑星移住といった宇宙ネタが無いのが個人的には残念ですが、ひとつひとつ見ていくだけでも結構楽しめる内容だと思います。その中でも、目標1『2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現』は、相当前衛的な飛び抜けてSFっぽい感じがして面白そうです。ざっと観た限りバーチャルリアリティを社会実装して使えるようにするというような話なのかな? と思いましたが、一人が複数のサイバネティック・アバターなるロボットを操作して作業する、というような内容は、ヒトの意識拡張とか感覚の制限解除みたいなところに繋がって、いずれ千手観音のように一人で多くの作業を同時並行にやる並列思考なんてものに開眼する人が出てきそうな、ある種のニュータイプを生み出しうる研究要素かと思えて実に楽しそうです。
内容は当然ながら専門的で読んでいてもよく判らない、理解に苦しむものもありますが、未来に夢があってこその科学研究なのですから、こういった研究が行われていることや、現在の到達点と未来の目標みたいなものは、もっと積極的に発信され、学校教育の中でも触れていくべきことではないかと思います。