かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

全然国も分野もやったことも違う二人ですが、いずれも歴史的な偉人ではあったと思います。

2022-08-31 20:05:24 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は23.8℃、昼の最高気温は36.3℃、五條市の今朝の最低気温は22.9℃、昼の最高気温は34.5℃でした。今日は朝からよく晴れて、最近では珍しく日没まで晴れていました。雲はそこそこ多く浮かんでいましたがほとんど日差しが途切れることはなく、日中は久しぶりに真夏並みの気温まで上昇しました。昼過ぎはむっとするような熱気が辺りに垂れ込めていましたが、日没後はそれなりに涼しい空気が窓から入ってきます。昨日時点での今日の予報は晴れのち曇りとした気象協会が、曇とした気象庁に優勢勝ち位には評価できると思いますが、明日は気象庁が曇り時々雨で午前中から降水確率50%と高めに予測しているのに対し、気象協会は曇で、日中の降水確率は20%と予測してます。今日の空模様を見る限り早くの雨は無さそうな気がしますが、さて、明日は雨が降るかどうか、注目しておきましょう。

 さて、京セラの稲盛和夫氏が亡くなったと思ったら、ロシアでは旧ソ連のゴルバチョフ書記長が亡くなるという、活躍された国も分野も全く異なる両者ながら、その影響力は両雄といっても差し支えないほどのように個人的には思える二人が相次いで亡くなるというのも、偶然とはいえある種の運命的なものを感じます。こうして昭和ー平成の激動期を歩んできたヒトが亡くなるというのは、年の順番からしてもしょうがないことではあるのですが、かつての時代を知る生き字引が居なくなるという点において、現代にとっては計り知れない損失とも言えるでしょう。
 稲盛和夫氏については、なんといっても関西経済会の大御所の一人ではありますが、あの火中の栗を拾いにいったとしか思えなかった日本航空の会長職を無報酬で引き受けてまたたく間に儲かる経営状態に改善し、わずか3年で再上場させるという離れ業を演じられたのが強く印象に残っています。もうこのまま倒産して全日空に吸収合併されたりするんじゃないのか、と思っていたのが復活して来るのですから、当時は何があったのかと不思議に思ったものです。ゴルバチョフ氏については、壮大なる社会実験国家であるソビエト連邦が惰性で続けていた社会実験を終了させた人物として、右上の頭のアザ? とともに印象に残っています。
 何れにせよどちらも深く明瞭に歴史へ足跡を刻みこんで去っていきました。この上は、ただご冥福を祈ると致しましょう。合掌。

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