小林清志氏逝去。また一人、我が国が誇るエンターテインメントの大黒柱が逝ってしまいました。

　奈良市の今朝の最低気温は２５．５℃、昼の最高気温は３５．８℃、五條市の今朝の最低気温は２３℃、昼の最高気温は３６．１℃でした。今日も朝から真夏らしい青空が広がり、朝から暑い一日でした。午後には昨日同様雲が増えてきて入道雲も立ち上がりましたが、結局夕立になることはなく、夕方には薄く雲が広がって空を覆ってしまいました。昼間散々地表の温度を上げるだけ上げておいて夜には蓋をしてその熱を封じ込めるとは、実に嫌らしい雲の流れです。この分では今夜もまた寝苦しい夜になることでしょう。
　昨夜は２時に一度目が覚めてトイレに立った後、なかなか二度寝できそうになかったのでいつも寝る前に50mg飲むGABAを追加で２５mg摂取し、なんとか無事二度寝して、次は５時に目が覚めました。扇風機のタイマーが切れてしばらく立ってから目が醒めるようで、といって付け放しにしておくと身体がだるくてあまり良くありませんし、なんとも困った夜です。それでいて夜明け前は結構気温が下がり、窓を全開にしていると少し寒気を覚えたりもしますから、この時期の寝具の調節はなかなかに難しいものがあります。

　さて、昨日は気づく前に別ネタでブログを書いてしまったので随分遅れてしまいましたが、声優の小林清志氏が、７月３０日に逝去されていたとのこと。死因は肺炎とのことですが、御年８９歳とあればまず大往生と申し上げて良いでしょう。タバコを吸われていなかったら９０歳までひょっとしたら次元大介を演じておられたのかも？　と思う一方、それだけ吸っていて死の直前まで声の仕事を続けられたのは素直にすごいとも感じます。無煙の次元大介なんて想像できない話ですし、若いうちに禁煙などなさらなくて良かったのでしょう。
　次元大介以外だと、やはり妖怪人間ベムのベムが忘れられませんが、少し新しいのだと銀河英雄伝説のアドリアン・ルビンスキーが良いと思います。基本、ある種のダンディズムを体現する役を演じさせるとこれほどハマる人もなかなかいないのではないでしょうか。
　それにしても、時間の経過とともに文字通り櫛の歯が欠けるように名人上手が鬼籍に入るのは致し方ないことではありますが、寂しいのは寂しいもので、また一人昭和から令和まで活躍した偉人が去ってしまったかと思うと、なんともいたたまれないものがあります。いずれ自分の番が来る、とかなりリアルに想像できる年になってきましたが、その時が来るまで精一杯この世の娯楽を楽しんで去りたいものです。
　まずは静かにその後生を弔いましょう。合掌。