かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今度こそ本当に最後の「シン・ウルトラマン」観賞で、自身忘れていた「三つ子の魂」を思い出しました。

2022-08-04 20:59:25 | アニメ特撮
 奈良市の昨日の朝の最低気温は25.7℃、最高気温は35.8℃、今朝の最低気温は26.4℃、昼の最高気温は34.9℃、五條市の昨日の朝の最低気温は22.3℃、最高気温35.5℃、今朝の最低気温は24.4℃、昼の最高気温は34.4℃でした。今日は雨が降ると予報されていて、気温も低めになるという話だったので随分と期待していたのですが、結局18時ころになってようやく雷鳴が聞こえてきて、一発景気よく轟音とともに落雷があった直後からバラバラと大粒の雨が降り出して、ほんの数十秒位大雨となり、あとは速やかに引いて、止んでしまいました。どうせならもう少し早めに多く降ってくれたら、と思わずにはいられませんでしたが、夜になって窓から入ってくる風が、昨日一昨日とは比較にならないくらい涼しげなので、まあ良しと致しましょう。週間予報によると、明日から週明け月曜日くらいまでは少しだけ猛暑が和らいでくるようです。と言っても2℃ほど最高気温が低い数字になっているだけですが、ここまで体温同様の気温にさらされてきているので、僅かな下がり方でも感謝したくなるような感じ方になってくれるやも知れません。

 さて、昨夜は遅くなりブログの更新ができませんでした。なぜ遅くなったのかと言うと、近所のイオンモールにあるTOHOシネマズに、「シン・ウルトラマン」を今度こそ最後にもう一度観に行こうとでかけたためです。その上映時間が夜中になっていたため、帰宅が深夜となりブログ更新を諦めたのでした。
 それにしても同じ映画を5回も観に行こうとは、我ながら驚きです。面白い映画なら2回は必須、3回は条件次第、位でこれまでやってきましたが、それで5回も観に行こうとは、それもそれくらい観ると大概飽きてきて、観ながら中だるみしてあくびの一つも湧いてきそうな場面があったりしても不思議ではないのですが、今回も最初から最後までじっくり楽しんでみることができました。むしろ次のシーンに何が来るのか当然わかっているので、それがきっちり出てくるのを楽しむという、さながら水戸黄門や暴れん坊将軍のわかりきったストーリー展開を楽しんでいたのと同じような感覚で、映画を観ていたようにも感じられます。
 ただ今回違うのは、TV版ウルトラマンの最終回、ゼットン登場の1話「さらばウルトラマン」が追加上映されたことです。前回はメフィラス星人登場の1話でしたが、メフィラスと違ってゼットンの方は今でも割と印象に残っているつもりでした。映像を実際に見るまでは。ところが案外覚えていないもので、ウルトラマンを倒したゼットンを、平田昭彦演じる岩本博士が発明した秘密兵器があっさり爆砕するところは記憶のとおりでしたが、カラータイマーが消えて死んだと思っていたウルトラマンが、実はカラータイマーは点滅したままで目の光だけが消えてゾフィーに連れて行かれたりとか、ゼットン星人がケムール人そっくりだったこととか、前半の円盤との空中戦とか、全く覚えていなかったのでちょっと新鮮でした。
 しかし、私が子供の頃科学者に憧れ、博士になりたいと思うようになったのはずっと仮面ライダーの天本英世演じる死神博士の影響だと思っていたのですが、その最初はどうやらこの平田昭彦による岩本博士だったことを、今回改めて観て思い出しました。男前でスマートで様々な秘密兵器を発明しては科特隊のピンチを救いウルトラマンを助力するその姿に憧れていたのでした。その後死神博士を観て、その思いが更に昇華し、固定されたのですね。長年の誤解が解けて実にありがたい上映でした。

コメント
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