奈良市の今朝の最低気温は28℃、昼の最高気温は36.2℃、五條市の今朝の最低気温は25.7℃、昼の最高気温は34.6℃でした。今日は朝から雲が多く、時折しぶくような雨が降る天気でした。昨日の九州の西から流れてくる局地的な断片化した雨が、今日はより数が増えて次々と飛来するようになったようで、雨雲レーダーを観てみましたら、一時雨が時速5,60キロという猛スピードで次から次へと大阪から流れ込んできては奈良で大雨を降らして足早に去っていくという様子が観られました。その雨脚は夜になっても一向に衰えること無く、今も雨こそ降っていませんが、不気味な雷の音が何分か置きにゴロゴロと唸り声を上げています。雨雲レーダーによると今豪雨になっているのは我が家から10キロ程北になり、そのまま東ー東北東に去っていく模様なのでしばらくは雨になることは無さそうですが、四国九州を見るにまだまだ次々と雨雲ができては東に流れてくる状況なので、今夜どこかの段階でザアザアと降ってくることでしょう。気象情報会社ウェザーマップによると、西日本の広い範囲で線状降水帯が発生しやすい条件が揃って来ているとして、今後の大雨に注意を呼びかけています。今夜は雨音で夜中に目が醒めたり、明日の通勤が難儀したりなんてこともあるやも知れません。
さて、岸田首相が、昨日関係閣僚らに、新型コロナウイルス感染者の全数把握の見直しを検討するよう指示したそうです。新型コロナは「新型インフルエンザ等感染症」に位置付けられ。危険度が2番目に高い「2類」相当の措置等で極めて厳しい対策が取られています。しかし、前回の第6波、そして今回の第7波の激増で全数把握の最前線を担う保健所等の業務が破綻しつつあり、政府の新型コロナ対策分科会の専門家や全国知事会が、扱いの見直しを求めていました。それに対して、首相は「第7波が終息してから検討する」とピンぼけの回答をしていましたが、とうとうどうしようもない現状に煽られ、続落する支持率にも尻を叩かれたかして、これまでの姿勢を改めざるを得なくなったようです。しかしそれでも所詮「検討」ですから、何にしても「遅い」です。鈍いといってもいいと思いますが、たとえ実際には効果が薄かろうととにかく動き回って躍起になって押さえ込みに奔走していた菅前首相率いる政府と比べるべくもなく、何もしないでただ通り過ぎるのをじっと待つ見ざる聞かざる言わざるな態度は、なんにも役に立たないと見限られるのもむべなるかなというべきでしょう。今回の「検討」の結果がいつ出るのか、「検討使」にはできない具体的な対策が打たれる日が来るのか、ただ見守るばかりです。
さて、岸田首相が、昨日関係閣僚らに、新型コロナウイルス感染者の全数把握の見直しを検討するよう指示したそうです。新型コロナは「新型インフルエンザ等感染症」に位置付けられ。危険度が2番目に高い「2類」相当の措置等で極めて厳しい対策が取られています。しかし、前回の第6波、そして今回の第7波の激増で全数把握の最前線を担う保健所等の業務が破綻しつつあり、政府の新型コロナ対策分科会の専門家や全国知事会が、扱いの見直しを求めていました。それに対して、首相は「第7波が終息してから検討する」とピンぼけの回答をしていましたが、とうとうどうしようもない現状に煽られ、続落する支持率にも尻を叩かれたかして、これまでの姿勢を改めざるを得なくなったようです。しかしそれでも所詮「検討」ですから、何にしても「遅い」です。鈍いといってもいいと思いますが、たとえ実際には効果が薄かろうととにかく動き回って躍起になって押さえ込みに奔走していた菅前首相率いる政府と比べるべくもなく、何もしないでただ通り過ぎるのをじっと待つ見ざる聞かざる言わざるな態度は、なんにも役に立たないと見限られるのもむべなるかなというべきでしょう。今回の「検討」の結果がいつ出るのか、「検討使」にはできない具体的な対策が打たれる日が来るのか、ただ見守るばかりです。