かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

何もしないで休んで遊びに行ける首相が、対策会議で「苛立つ」とはとても思えないです。

2022-08-20 20:38:10 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は25.4℃、昼の最高気温は33.4℃、五條市の今朝の最低気温は22.7℃、昼の最高気温は31.3℃でした。今日は日中ほぼ日が差すことはなく、時折分厚い暗い雲が流れてきて今にも雨が降るか、と思わせるような空模様でした。結局雨が降り出したのは日が落ちて暗くなってきた19時過ぎからで、それもさほど強い降り方ではなく、今も降ったり止んだりしながら細々と雨が続いています。朝方日本海側で降っていた雨が徐々に南下してきて今我が家にまで届いていますが、強い雨の領域は随分と減りましたので、多分今夜から明朝にかけても同じような状況が続くのでしょう。このように気温は低めですが湿気が強いので蒸し暑いのが難儀です。雨になるのならもう少し気温が下がればよいのですが、この優しすぎる降り方ではそれも期待薄という感じです。

 さて、毎日新聞によると、岸田首相が一向に収まらない新型コロナ禍第7波に対して、いらだちを見せているそうな。15日に厚労相、官房長官、厚労省官僚ら政府関係者で会議を行い、コロナの現状の確認と今後の対策について協議した際に、「どうなっているんだ?」といらだちを見せる場面があったとのこと。まあ無料で読める部分からはそれ以上のことは判りませんし、有料部分に有益な情報があるともあまり思えないのではありますが、首相がいらだちを見せたというのは誰ソースの話なのか、また、どれくらい苛立っているのか、その苛立ち強度はどの程度かなどは情報があるといいなとは思います。まあ根拠のよくわからない印象情報はさほど役に立たないですし、誤解を生みかねないですからなるべく控えてもらったほうがありがたい気もしますが。
 しょせん「苛立っている」といったところで会議に出席していた誰かがそう感じたと言うだけの話で首相の腹の中など見えるものでもないですし、翌日から夏休みで楽しそうにゴルフに興じている姿を見ると、本当にコロナ対策で苛立ちを覚えるほど危機感を持っているのかな? と疑問に感じるところもあります。第一そんなに危機感を抱いているならなにか具体的に動きを見せるものでしょう。かつての民主党首相のように無駄に動き回ってただひたすら状況を混乱させるのもどうかとは思いますが、厚労省に丸投げして本人はケロッとしている程度なのだとしたら、案外大して危機感は抱いていないのかもしれません。
 現実問題として現状が危ないかどうかは病理やウイルスの専門家の意見を聞きたいところですが、保健行政がパンク状態でどうしようもなくなっていることや、相変わらず最前線の医療従事者に負担が偏っていることなど現場が大変という事態だけは伝わってきます。かたや会議では苛立ってその後はゴルフに興じて本格的な対策は第7波が過ぎてから、とのたまう首相がいて、かたや休みもろくに取れずに擦り切れ寸前の現場がある、なんとも我が国の残酷な縮図が露呈しているようです。

コメント
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