奈良市の今朝の最低気温は22.3℃、昼の最高気温は32.6℃、五條市の今朝の最低気温は21.3℃、昼の最高気温は32.1℃でした。今日は朝からよく晴れました。ただ、つい先日までの、うだってめまいのするような悩乱の夏空ではなく、どこか爽やかさを感じさせるスッキリした空に雲が翩翻と浮かぶというような空でした。その雲が、信号待ちしている間の僅かな時間でも十分流れていくのがわかるくらいの速度で北から南に移動していくのが印象的でした。なにせ先日までは南から北に動いていましたから、いよいよ空気が変わったのかな? という気がしてきます。猛暑をもたらした高層のチベット高気圧と低層の太平洋高気圧の重ね技も南にずれていったそうですし、9月になるとまた残暑厳しい状況になるとはいうものの、さすがに真夏を彷彿させるようなことはないでしょう。昼間は暑くとも朝夕はそれなりに下がってくるでしょうし。心地よい季節になったなら、しばらくは身体のメンテナンスをして夏バテをしっかり解消しておかないと。
さて、今日は自分の老化を意識せざるを得ないことがありました。朝、出勤途中でお腹の調子がおかしくなり、途中のとある歴史公園の駐車場に隣接する公衆トイレに駆け込みました。家を出るのがちょっと遅くなったために慌てていたのと、それなのに制限速度−10キロで走る大型トレーラーが前を塞ぎ、対向車もそれなりにあって追い抜きもできない状況で苛立っていたことなども重なり、なかなかに精神状態は荒れ模様でしたが、とにかくトイレに入ることができたので、その場は一息つきました。それから駐車場を出てギリギリ職場に時間内に駆け込んだときは自分の僥倖を祝いだものでしたが、夜帰る段になって、ふと財布がないことに気が付きました。その日、財布はウェストポーチに入れて腰に巻いて出たはずなのですが、そもそもそのポーチが腰にありません。職場でトイレに入ったときに外しただろうか? と思って観に行ってもありませんし、翌々考えてみると朝立ち寄った公園のトイレで外し、簡易ベビーチェアに置いたような気がします。それを出るときちゃんと取って腰に装着してから車に乗ったのか? それについては全く記憶がありませんし、仕事中ポーチがあったかどうかもそういえば確かめたことがありませんでした。ひょっとしなくてもこれは公園のトイレに忘れてきたに違いない、と信じ込んだ私は、急いで仕事を片付けるととにかくダメ元でも観に行ってみようと今朝寄った駐車場に急行し、案の定ものは無くて、さてこれは公園事務所を探して相談したほうがいいのか、それとも警察に届けを出すべきか、と萎れながら帰宅しました。幸い現金はその時ちょうど払底していたのでわずかしか入っていませんが、クレジットカード類はまとめて入れてありますし健康保険証もかかりつけ医の診察券とともに入れっぱなしになっています。失くなっていたらまずい、と半ば諦めつつとりあえずカード会社へ差し止めの連絡を入れるべきかと思い家に入った私は、玄関のすぐ近くになくしたはずの財布入りウェストポーチを発見したのでした。今日はそもそも朝からお腹の調子が悪かったため、出発準備を整えて出ようと思った矢先に改めてトイレに駆け込んでいたのですが、なんのことはない、その時外したのを忘れて再び装着すること無く出発していたのでした。しかし、ではあやふやながら公園のトイレで外してベビーチェアに置いたという記憶は一体何なんでしょう? ちょっと置きにくいなと思いながら外したポーチを置いたというこの記憶は一体? 一方で職場のトイレで外してトイレットペーパーホルダーに置いたという記憶も、さらにおぼろげですがあります。しかし玄関前に外してそのまま忘れていった、という記憶はありません。全く困ったことですが、私は自分の記憶がいかにあやふやで頼りにならないかを実感させられました。時間が切迫して慌てていたのは確かですが、こうも重要なことを認識できずに忘れてしまうなんて、今からこれで更に年をとったらどうなってしまうのやら、とおののいた次第です。まあこれも暑すぎた夏のせいということにできたらいいのですが。全く、困ったことです。
さて、今日は自分の老化を意識せざるを得ないことがありました。朝、出勤途中でお腹の調子がおかしくなり、途中のとある歴史公園の駐車場に隣接する公衆トイレに駆け込みました。家を出るのがちょっと遅くなったために慌てていたのと、それなのに制限速度−10キロで走る大型トレーラーが前を塞ぎ、対向車もそれなりにあって追い抜きもできない状況で苛立っていたことなども重なり、なかなかに精神状態は荒れ模様でしたが、とにかくトイレに入ることができたので、その場は一息つきました。それから駐車場を出てギリギリ職場に時間内に駆け込んだときは自分の僥倖を祝いだものでしたが、夜帰る段になって、ふと財布がないことに気が付きました。その日、財布はウェストポーチに入れて腰に巻いて出たはずなのですが、そもそもそのポーチが腰にありません。職場でトイレに入ったときに外しただろうか? と思って観に行ってもありませんし、翌々考えてみると朝立ち寄った公園のトイレで外し、簡易ベビーチェアに置いたような気がします。それを出るときちゃんと取って腰に装着してから車に乗ったのか? それについては全く記憶がありませんし、仕事中ポーチがあったかどうかもそういえば確かめたことがありませんでした。ひょっとしなくてもこれは公園のトイレに忘れてきたに違いない、と信じ込んだ私は、急いで仕事を片付けるととにかくダメ元でも観に行ってみようと今朝寄った駐車場に急行し、案の定ものは無くて、さてこれは公園事務所を探して相談したほうがいいのか、それとも警察に届けを出すべきか、と萎れながら帰宅しました。幸い現金はその時ちょうど払底していたのでわずかしか入っていませんが、クレジットカード類はまとめて入れてありますし健康保険証もかかりつけ医の診察券とともに入れっぱなしになっています。失くなっていたらまずい、と半ば諦めつつとりあえずカード会社へ差し止めの連絡を入れるべきかと思い家に入った私は、玄関のすぐ近くになくしたはずの財布入りウェストポーチを発見したのでした。今日はそもそも朝からお腹の調子が悪かったため、出発準備を整えて出ようと思った矢先に改めてトイレに駆け込んでいたのですが、なんのことはない、その時外したのを忘れて再び装着すること無く出発していたのでした。しかし、ではあやふやながら公園のトイレで外してベビーチェアに置いたという記憶は一体何なんでしょう? ちょっと置きにくいなと思いながら外したポーチを置いたというこの記憶は一体? 一方で職場のトイレで外してトイレットペーパーホルダーに置いたという記憶も、さらにおぼろげですがあります。しかし玄関前に外してそのまま忘れていった、という記憶はありません。全く困ったことですが、私は自分の記憶がいかにあやふやで頼りにならないかを実感させられました。時間が切迫して慌てていたのは確かですが、こうも重要なことを認識できずに忘れてしまうなんて、今からこれで更に年をとったらどうなってしまうのやら、とおののいた次第です。まあこれも暑すぎた夏のせいということにできたらいいのですが。全く、困ったことです。