かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

高血圧体質を決める遺伝子が見つかったとのこと、私の血圧も下げてくれるようになればいいんですが。

2011-05-16 20:57:53 | Weblog
 休み明けの月曜日はどうしても朝起きるのが辛くなりがちなので、昨夜は22時半には床に就いたのですが、なんだか眠りが浅くて夢を一杯見ただけで、想定したほど休みボケは収まらず、例によって寝ぼけ眼をこすりながらの仕事となりました。しかも、随分長いストーリー性に富んだ夢を見た、と思っておりましたのに、すっかり記憶が薄れ、どんな内容だったのかまるで思い出せない始末。なんとももったいない事をしました。

 さて、そんなこんなで仕事をやりつつ、休み時間には職場備え付けの血圧計で、恒例の血圧測定をやりました。この3月23日に上178下122、なんていう、どこのおじいちゃんかと疑うくらいの数値を叩き出して以来、可能なかぎりほぼ毎日測っています。4月下旬に一度上130切るくらいを記録して、また140オーバーとなって、また下がり始めて時折120台も出るようになり、今日は131でした。徐々にではありますが確実に下がってきていることを実感しているのですが、一方で下の方はたまに80台後半が出るくらいで、平均すると100を少し切ったくらいと上ほどには下がってきません。それでも漸減傾向ではありますから、『塩分控えめでカリウムリッチな食事&毎日運動』を続け、暑くなる頃にはもう少し数値が改善して欲しいところです。それでダメなら医者に行くしか無いでしょうね。
ところで、国立国際医療研究センターというところが、高血圧の体質を決める13種の遺伝子を発見したと発表したそうです。既に白人では発見されていた遺伝子ですが、東洋人で確認されたのは初めて、とのことです。そのうちの1種類は、悪酔いの原因とされるアセトアルデヒドの分解酵素を作る遺伝子で、これが高発現する活性型のヒトはお酒に強いとされますが、血圧を上げる作用も持っていたということになります。ただ、活性型の場合、悪玉コレステロールの低下と善玉コレステロールの増加傾向を示すとのことで、総合的に判断すると健康リスクは低減する効果のほうが大きいとのことです。もっとも、それも適量のお酒の場合、という注釈付きで、普通この遺伝子が活性型のヒトが適量のお酒で満足するとも思えませんから、それらも加味して考えるとやっぱりリスクは高くなると考えるべきではないか、と私などは思います。
 また、他の12種類の関連遺伝子の動きや、そもそもの生活習慣による影響も大きいわけですから、今後はそれらの相互作用や影響度の評価などを進めていただき、可能なら高血圧因子の遺伝子治療とか出来るようになってくれたらいいな、と思います。

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万能細胞も今のところはまだ必ずしも万能とは言いがたいとは、物語序盤の主人公みたいです。

2011-05-15 21:40:49 | Weblog
 今日はひょっとして黄砂が飛んでいたのでしょうか? あるいは花粉が舞っていたとか? どうも朝からくしゃみが出がちで、一日、クシュンクシュンしておりました。このところ、花粉は終息した、と見込んでマスク無しで出歩いているのですが、わずかながら残っている花粉に反応してしまったのかもしれません。と言ってこの気温でマスクをして出かける、というのはさすがにためらわれますし、あんまりひどくて日常生活に支障をきたすようなら、また薬を飲むしかないでしょう。出来ればそういう事態にはならないで欲しいものです。

 さて、拒絶反応の出ない再生医療の要として期待されていたiPS細胞が、場合によっては生体移植同様拒絶反応が出ることもある、という実験結果が、アメリカの研究機関から提出されました。実験はマウスで行われ、自身の体細胞から作り出されたiPS細胞を皮下に移植したところ、免疫細胞に攻撃されて上手く育たなかったのだそうです。一方、卵細胞から作り出されたES細胞では問題が起こっておらず、iPS細胞では、ES細胞と比べ、少なくとも9つの遺伝子が過剰に発現しているのが確認されているとのことでした。
 身体の各部位に分化する能力を最初から持っている卵細胞から作るES細胞に比べ、体細胞に遺伝子を導入して作出するiPS細胞は、その導入部分なりが拒絶反応を起こす「異物」として認識されてしまうのかもしれません。
 永らく実験室の細胞レベルの研究が続いていたiPS細胞ですが、このほどようやく、動物実験レベルで、iPS細胞から機能分化した器官へと生長させることができたと聞いています。多分まだまだ実用化までには色々なハードルが待ち構えているには違いなく、今回のように、それまであまり考えられていなかった問題が顕在化してきたりすることも当然多々あるのだろうと思います。でも、未知で不可知な問題ならともかく、あらわになった問題なら対処法もまた検討できるわけですから、今後ともどんどん研究を進めてもらい、一日も早く、実用化される日を見てみたいです。



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次は黄色い花が咲きました。

2011-05-14 20:48:13 | サボテン
 今日は黄砂も去ってすっきりした気持ちの良い休日でした。散歩していると、暑くもなく寒くもなく、程よい冷たさを感じる爽やかな初夏の風が、~少々強すぎるきらいはありましたが~ 肌を撫でていくのが、いかにも5月という感じがして、心地良かったです。
 サボテンもあたらに次の花が開きました。

 ロビビア属アラクナカンサ(Lobivia arachnacantha)という品種で、昨年購入したサボテンです。ググッてみましたが、まだ和名は付いていないようです。本体は小さな球体で中央の大きな物でも直系4センチ足らずですが、既にたくさんの子吹きをして群生株になっており、本体と変わらない大きな花を傘のように突き上げます。確認した限りでは更に4つのつぼみが付いており、しばらく大いに楽しめそうです。


上から撮影すると、すっかり本体が隠れてしまいます。純黄の花弁が重なりあう息を飲むような美しい花ですが、あまりに色味が均一すぎてのっぺりした感じになってしまいました。といって日向で撮影すると光沢のある花弁が強く光を弾いて真っ白に飛んでしまいますし、デジタルで撮影するのは厳しい花です。ちなみに右のヒトデっぽいサボテンは有星属の鸞鳳玉。上の細長いのはカマエケレウス属の白檀です。この辺なら温室なしでも余裕で越冬可能な丈夫なやつです。


 テロカクタスの和光丸の花、前回載せたときは暑さにだれたのか花弁の先が垂れ下がっていましたが、今回はきっちり伸びてまた違った美しさを醸し出していました。前回は見落としていましたが、蕾があと2つ付いています。もう少し大きくなれば一度に複数の花が咲く絢爛豪華な様子が観られるはずですが、しばらくは1輪づつ楽しむしか無いようです。


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漁船って、ヒトが乗っていなくても2ヶ月沈まずに漂流出来るんですね。

2011-05-13 22:58:02 | Weblog
 今日は遠くの山がカスミがかるくらいの黄砂が飛んでいたようですが、洗濯物がザラついたりくしゃみや目のかゆみが襲ってきたりするようなことは特にありませんでした。気象庁の黄砂予報によると、この黄砂も明日には抜けてしまうようなので、明日はすっきりした空模様になってくれるのではないか、と期待しています。布団を干したり車を洗ったり出来ればいいなと期待しています。

 さて、東日本大震災のときの津波で流された宮城県の漁船が、2ヶ月を経て、760キロメートル離れた千葉県の犬吠埼沖で見つかり、所有者に戻されたのだそうです。一旦は諦めていた漁師さんは、6月からのアナゴ漁に意欲を燃やしておられるのだとか。あの津波で破壊されずに生き残り、沈みもしないまま太平洋上をさまよい続け、持ち主のところまで帰ってくる。地震関係ではどうしても暗い話題が多くなりがちなので、このような奇跡的なお話には、純粋にメデタシメデタシ、という気になります。一方で福島原発は、今まで否定していたメルトダウンが起こっていたことが発表され、以前報道されていた終息までのプランが反古になったことが明らかになりました。参議院議長は辛辣に現政権を批判し、超党派で増税反対グループを結成するなど、政治も混迷之度を深めているようです。
 船頭のいない船は無事戻ってくるのに、頼りない船長をいただく我が国という船は、一体どこに流されてしまうんでしょう?


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はやぶさ2計画決定! なのだそうです。

2011-05-12 21:20:02 | Weblog
 懸念された雨もそれほどひどくは降らず、運転に難渋することもなく済みました。昼に一旦上がって今また少し降りだしていますが、明日にはそれも止んで久々に5月らしい爽やかな気候が戻ってきてくれそうです。サボテンも、天気が悪いと花も綺麗に開きませんので、早く上天気になってもらいたいです。

 さて、地震に原発事故以来あまり良いニュースも無かったような気がしますが、宇宙航空研究開発機構が、小惑星探査機はやぶさの後継機はやぶさ2の2014年打ち上げを発表されたのは、心踊る話でした。はやぶさ2は、4年後の2018年に地球火星間の小惑星「1999JU3」に到着、1年半に渡って調査を続け、20年に地球に戻ってくる予定なのだそうです。
 調査の目玉は、直径数mのクレーターを作り、地下数十センチの物質を取り出して、持って帰ってこよう、という計画です。どうもこの小惑星には水や有機物があるのだそうで、ひょっとしてひょっとしたら生命誕生の謎の解明につながるデータが得られるかもしれない、という楽しい未来絵図が描かれています。
 はやぶさでは色々とトラブルが頻発して、それでも無事戻ってきたことで、並のドラマでは太刀打ち出来ない非常に感動的なストーリーになりましたが、本来ならそういうドラマチックなピンチシーンは無いに越したことはありません。はやぶさ2はそんな経験を踏まえて、堅実で安定性の高い装置に組み上げて、無事予定通り計画を遂行して欲しいです。

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見事な一輪咲!

2011-05-11 21:33:20 | サボテン
 今日も蒸し暑さは格別で、雨の合間に外でちょっと仕事していましたら、一足先に夏を満喫した、とでも言うように、汗でびっしょりになりました。雨は明日がピークで所により相当強く降るらしいので、気を付けないといけませんね。

 さて、蒸し暑い中、せめてもの一服の清涼剤に、とでも思ってくれたのか、この間買って帰ったばかりのサボテンが、見事な花を咲かせてくれました。



 テロカクタス属の和光丸です。華麗な花を咲かせることは図鑑等で知っていましたが、実物は迫力が違います。真上からみると球体どころか鉢まで完全に覆い隠される見事な大輪の花で、中心が朱色、そこから白とピンクの
柔らかそうな花弁が大きくうち広がって重なりあい、実に素晴らしい見ごたえです。
 今年はこの一輪で終わりですが、ぜひ夏と冬を無事に越させて、来年は2輪、3輪の花束状になった艶姿を鑑賞したいです。



 ちなみに、夕方にはこうして花を閉じます。サボテンの花は、昼の間だけ咲いて、雨の日や夜は閉じている場合が多いです。これも過酷な自然環境から大事な生殖器官を守るための習性なのでしょう。ゆっくり時間があれば、閉じたり開いたりするところをのんびり眺めていたいです。

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蒸し暑い日に飲むビールはなかなかに美味でした。

2011-05-10 22:05:19 | Weblog
 今日はとにかく蒸し暑い一日でした。雨、という予報だったのである意味安心しておりましたら、朝ちょっと降っただけで午後は終日お日様が照り、暑さが余計に際立つ厄介な天候でした。明日は一日雨のはずなので、うっとおしい天気ではあるものの、さほど蒸し暑さは覚えずに済むのではないか、と期待しています。それにしても今頃小なりとは言え台風が直撃コースで北上してくるとは、今年もひょっとしたら波乱の夏秋を迎えることになるんじゃないか、とちょっと心配です。

 さて、そんな中ではありますが、今日は中枢の偉い方を交えて、情報交換と懇親の席が設けられ、珍しく山から降りて仕事をいたしました。今も頭の中に濃厚に酒精が淀んでおり、明日の朝が思いやられる状態です。政府のエネルギー政策見直しとか、茨城県土浦市の職員が放射能を恐れて休暇を取り、処分された話など、話題として取り上げておきたいものも多々ありますが、残念ながら頭がそれらを考える能力を失っておりますので、また明日に致しましょう。今日はこれまで。おやすみなさい。

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お引越し2周年記念!

2011-05-09 22:05:19 | Weblog
 今日は朝から外で一日仕事してましたら、見事に日焼けしてしまいました。といっても手首から指先だけですが。今は一番紫外線が強い季節とのことで日焼けしないように長袖を着て大きめの帽子をかぶっていたのですが、この暑い中まさか手袋を着けるわけにもいかず、そのまま作業してましたら今見たら見事に手首のあたりを境に色が変わっています。日焼けには弱くて、背中だったりするとすぐヒリヒリ赤くなったりひどくなると水ぶくれができたりするのですが、手は今のところそのようなひどい状態にはならないみたいで、少しほっとしています。これから夏にかけて、この色が更に濃くなって段差が目立つことのないように、ちょっと考えないといけませんね。

 さて、一昨年の今日、今の新居に引越しを済ませて、というか、大荷物だけ運んで実は旧居も細々したことは未だ片付いてなかったんですが、まあ新しい生活が始まったことは間違いなく、それからきっちり2年を経過したことになります。いい事といえばもちろん家が広くなってでかい本棚ができて、本をどっさり置けるようになったこと、サボテンを置くスペースも大きくなって、色々と新しいのを増やせるようになったこと、駐車スペースが大きくなり、屋根もついたので置きやすくかつ雨風にさらされなくなったこと、など、主としてスペース上のメリットが大きいことが挙げられます。一方、旧居の方が優れていたことは、冬が少しだけ暖かかったように感じられることでしょうか。もっともこれは、この冬が例年になく格段に寒い年だったこともありますし、また、冬寒いぶん、夏は少し涼しげに感じられるというメリットもありますので、一概に悪いとは言い切れないものがあります。
 自治会も、戸数が多い分役が回ってくることが格段に少なくなりました。行事ごとも少ないですし、近所付き合いが割とドライなことも、過ごしやすいといえば過ごしやすいです。まあ、ン十年先にめでたく定年退職を迎えることができたらその時にそれがどうなるか判りませんが、住民の平均年齢を考える限り、その時分には大方のご近所は鬼籍に入られているはずですので、ひょっとしたら自治会を維持できなくなっていたりするのかもしれません。まあ、そんな先のことはまたそうなったときに考えるとして、全般に考えて、今のところ引っ越したのは正解だったように感じます。あとはいずれ発生すると言われている東南海地震などの大災害で、果たしてこの家がもってくれるのか、心配があるとしたらそれが一番の懸念です。心配しても致し方無いといえば無いのですけれどね。

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初夏の1日、華麗なサボテンの花が開きました。

2011-05-08 22:22:05 | サボテン
 今日はかなり気温が上がった、温かい、というよりは暑さを覚える天気でした。そういえば昨年の今頃は気温が30℃を越えるという真夏並みになったことがありましたが、アレほどではないにしても、日向にいると立っているだけで汗がにじんでくるくらいのものはありました。ゴールデンウイークも過ぎ、二四節気の立夏を迎えて、いよいよ春から夏へ気候が映り行こうとしているのを実感する一日でした。

 そんな中、うちのサボテンも花真っ盛り、を迎えようとしております。
 今日花開いたのは次の二品種です。

 ギムノカリキウム属の緋花玉。小さな球体にも関わらず、元気に紅色の大輪の花をいくつも咲かせる、可愛らしい奴です。こちらは昨日、三輪開いたので撮影したのですが、


 今日は一輪増えて4つ咲いていました。


 やや横から見ると、花の形が良く判ります。ちょうど傘を広げるように太めの軸が本体の上に突き出し、その先に花が開きます。


こちらは、その隣で咲いていたブラジリカクタス属の雪光です。サボテンの花は、短いものだと一晩、少し持つものでも二、三日でしぼんでしまうのですが、この雪光は例外的に二週間くらい一つの花が咲き続けます。透明感のある朱色の花弁が密生した白い刺に映えて、なかなかに優美なサボテンです。


 次はいよいよ宝山が咲き始めるかも。これから6月一杯くらいまでは、次々と色々なサボテンの花が観られる、いい季節になります。

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危ないネタ探しも結構ですが、その経緯や動機等についてももっと掘り下げた話が聞きたいです。

2011-05-07 22:49:17 | Weblog
 北陸の焼肉チェーン店の食中毒事件、マスコミも鮮度重視とばかりに一所懸命新しい情報を発掘しては報道しているようですが、基本、いかにお店の衛生管理がなっていないか、をほじくり返す話ばかりのようです。いわく、肉がもったいないから表面そぎ落としをしなかった、長いこと菌の調査をしなかった、昨日の売れ残りをそのまま冷蔵して翌日も出した、加熱用と生食用で、まな板と包丁を使い回しした、等々。まあそれはそれで重要な情報だとは思いますし、他の焼肉屋やそれ以外でも生物を出す飲食店などに対する注意喚起といいう意味では、この際徹底的にほじくり返してもらうのがいいんじゃないかとは思います。ただ、出来れば単発でこんなひどいことをしていた、というようなネタ探しだけじゃなくて、じゃあどうしてそのようなひどいことを日常的にやってしまったのか、その動機やそういうひどい作業をやるようになるまでの経緯なども取材してほしいと思います。
 一方で今のところ感染ルートは不明で、食中毒菌がどこからやってきてその肉に付着/繁殖したのかが分かっていません。感染ルートがはっきりと明らかになるのは色々な食中毒の事例でもそう多くはないような話を聞いたことがありますが、今回の場合もひょっとしたら迷宮入り、ということになるのかもしれません。たとえ感染ルートが不明だとしても、厨房での衛生管理が安全確保に十分なものでなかったならいつかは何かの食中毒が起こり得たわけで、当局には、感染原因と共に、その感染を蔓延させてしまった原因についても十分な調査がなされることを期待したいです。まあ当然業務としてやっているはずですが。
 あとやっぱり厚生労働省なり消費者庁なりには、少なくとも子供やお年寄りには生肉を食べさせないようにする何らかの法的な処置をとってもらいたいですね。個人的には、肉の消費そのものを抑制する政策を展開してもらいたいくらいですが、まあなかなかそこまでは難しいでしょうし、せめて急性で危険なことくらいは無い様に取り計らって欲しいものです。
 
 しかし東京に肉の卸があって北陸のお店まで運ばれている、なんて、随分な距離を輸送されているものだ、と少々驚きました。もちろん肉に限らず色々なものが世界中から輸送され、国内を駆け周っているわけですから東京ー北陸位は驚くに足らないのでしょうが、食の流通拠点が一極集中するのはあまりぞっとしないので、出来れば地産地消、無理でも、北陸ならせめて間近な関西あたりから肉が運ばれるような、そんなシステムにはならないものでしょうか。

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不謹慎かもしれませんが、お肉を食べるのは少し控えた方がいいんじゃないでしょうか。

2011-05-06 22:14:23 | Weblog
 昨日まで休みが続いていたせいか、今日が月曜日であるかのように勘違いしてしまうのですが、実際には金曜日で、また明日あさってが休みなのですね。どうも調子が狂います。こんなに休みが続くとどうしても生活リズムが休みに合ってしまうので、通常の仕事がある生活に戻るのが大変です。
 
 さて、焼肉チェーン店でおきたユッケによる食中毒事件、生肉はどうも苦手で、焼いてあってもレアではダメで、できるだけ芯まで火を通さないとどうも安心して食べられない私には、少々理解しがたい事件ではあります。それも、大人ではなく6歳なんていう幼児が生肉を食するとは、とても考えられない不可思議さです。報道などを見るかぎり、ほんのちょっとお箸をつけた、という程度なのだそうですが、菌に対する耐性の弱さもさることながら、色々アレルギーやらなにやら、まだ身体が十分成長していない子供に大人と同じ食べ物を与える、というのは相当に危ないことだと私には思えます。また、現代の日本人はそうでなくても肉の食べ過ぎ、脂の摂り過ぎにより多くのヒトが生活習慣病に蝕まれており、かつては成人病、という名の大人の病気だったものが、最近では小学生にも発症していたり、その予備軍が相当数いたりしているのですから、そんな状況を知ると、まだ年端のいかない子供に焼肉を与えるというのもいかがなものか、と思うのです。まあたまの贅沢、という事なのでしょうから、あまりそのことをとやかく言うのも筋違いな気は致しますが。
 ただ、これは焼肉に限りません。餃子やラーメンでも、ハンバーガーやピザといったファーストフードでも、あるいはケーキなどの洋菓子やポテチなどのスナック菓子でも同じことで、子供に食べさせるにはいささか難有り、というものが、今の世の中あまりに氾濫し過ぎているにも関わらず、その恐ろしさに対する認識が、社会の中でちょっと希薄すぎる気がいたします。
 そろそろ人生の終焉を迎えるお年寄りの血圧が上がり、血管が弱り、生活習慣病相当の症状が出てくる、というのは、ある意味自然なことですが、まだこれから多くの栄養を摂取して成長しなければならない子どもが、カロリー過剰で高脂血症やら糖尿病やらにかかるというのはどこか間違っています。食中毒など言語道断の許しがたい話ではありますが、それ以外の日常の食生活にも、緩慢に、でも確実にヒトを死に追いやる静かな殺し屋がいることを、忘れないで欲しいです。

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小説「プリンセス・トヨトミ」、なかなか面白い本でした。

2011-05-05 22:12:19 | Weblog
 ゴールデンウイークも今日で終わりですね。実際には、明日を挟んで土日の休みがあるので、もう少しあるといえばあるわけですが、端午の節句を迎えると、何となく春の連休も終わり、という印象があります。
 今年の連休は、本読んだりサボテンの世話をしたり、朝少しだけ寝坊したりと、時間をゆったりと使いつつ、それほど無駄にもしなかったような、何となくの充実感のある休日を過ごした気がします。これが明日や来週からの日常生活に、いい風に糧となってくれればそれに越したことはありません。
 それでは、読んだ本の感想を、1冊書き留めておきましょう。
 本は、「プリンセス・トヨトミ」万城目学著 文春文庫 です。
 そもそもこのお話は、先週観に行った映画の予告で、5月末上映と紹介されていたお話で、ちょっと面白そうだ、と気にかけていたものです。その直後、本屋さんで新刊としてベタ積みされていたのが目に止まり、映画を観る前に、面白いかどうかひとつ確かめてみようと思い購入したのですが、思いの外面白くて、奇想天外な物語を堪能いたしました。
 舞台は大阪市中央区、大阪城の南南西にある空堀商店街という町を中心に展開します。空堀商店街の周辺は戦争中の空襲でも焼けずに残った古い町で、昔ながらの長屋が立ち並び、その間を入り組んだ細い路地が結ぶ、どこか懐かしい雰囲気を色濃く残すところです。私はまだ行ったことがないのですが、元々私は城東区という大阪の下町で生まれ育ったため、この街の雰囲気はその幼少時の記憶と符合するところが多く、最初から、物語への親和性が高い状態で読み進めることができました。まあこういう自分史背景を持っている事で物語世界にすんなり入ることが出来る人間が感じる感想ですから、大阪以外の土地に生まれ育ったヒトの感じ方とはまるで違う評価になるんじゃないか、とも思いますが、個人的には、娯楽作品として素晴らしいものがあった、と非常に満足な読後感に浸ることができました。
 これから映画も始まるところですからネタバレは避けますが、かなり無茶な、というか、初めはどう考えたって無理有り過ぎだろうと思った奇想天外な設定を、大阪の歴史に上手く摺り寄せながら、最終的には、まあ夢物語としてはありかな、と納得してしまうところに落としこむ物語の流れが実に見事でした。登場人物も活き活きとしていますし、誇張のない、自然な大阪弁が読んでいて実に心地よいですし、文庫で530頁になんなんとする長編を、だれること無く一気に読み進める事ができました。小説の映画化、というと基本的に観ていてあまり良い記憶が無いのですが、果たしてこの作品はどうか、小説の内容が内容だけに、ちょっと気になります。5月末には公開だそうですから、時間が許せば観に行ってみたいですね。

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新しいサボテンの紹介をしておきましょう。

2011-05-04 21:48:43 | サボテン
 黄砂、昨日の雨で少しはマシになるかと思いましたが、結構まだまだ遠景が霞んでいますね。一昨日くらいから右目の目尻上側位に目をこすりすぎて炎症を起こしてしまった時のような痛みが出てきていますが、これも多分黄砂の影響でしょう。今日は今日で目が妙にかゆいのですが、花粉情報を見る限り、こちらではもうほとんど花粉は飛んでいない筈なので、この目の不調の原因はやっぱり黄砂なのだと思います。全く厄介なものです。

 さて、今日は、昨日購入してきたサボテンの記録を留めておきましょう。

 まずは、テロカクタス属の和光丸。先だけ黄色い、赤い刺が放射状に並び、その中央から上向きに一際幅広で長い刺がサーベルのように伸びる、鮮やかな、見た目も綺麗なサボテンです。しかも、テロカクタスは花も半端ではないのです。蕾が二つ付いていますので実に楽しみです。


 次に、ノトカクタス属 吉兆丸。ノトカクタスも花の美しさでは定評があり、頑健で栽培し易いのがいいです。うちでは長らく黄色い花の青王丸だけしかありませんでしたが、今回はこれを含め3品種買ってきました。これは紫色の花だそうですが、蕾はまだ見えません。大きさからしたら咲いても不思議ではないはずですが、これから出てくるのか、はたまた来年までおあずけか。


 ノトカクタス属 すみれ丸。昔々、サボテンを200種類ほど栽培していた時、その咲いた花の凄さに魂を抜かれた気がしたほど魅入られたやつです。当時はまだ和名が無く、サボテン業者さんのカタログには学名をカタカナ読みしたユーベルマニアヌス、として紹介されていたもので、宝山とともにいつかもう一度手に入れたい、と探していた品種です。これも蕾が今のところありませんが、ぜひもう一度あの花を拝みたいと思います。


 ノトカクタス属 マグニフィカス。まだ和名がありません。新しい品種なのでしょう。花は判りませんが、細い白い刺がなかなか繊細でその姿だけ観ていても結構楽しめます。


 最後は、マミラリア属 ハウデアーナ。これもまだ和名がありませんね。小さな小さなサボテンですが、花は身体を覆い尽くすほど大きい物が咲くのだ、と売り子のおじさんに勧められ、持って帰ることにしました。マミラリア属のサボテンは花のきれいなものも多く、園芸屋さんでも割とよく並びますし、私もかつては最初期にいくつかの品種を入手したこともあります。ただ、私の印象ではどうも腐りやすいイメージがあり、丈夫と言われる割には作りにくいという印象を持っておりました。ここ数年でサボテン栽培を趣味のレベルまで再開しましたが、マミラリアだけは避けておりました。果たしてこれが私の先入観を覆してくれるかどうか、試しに作ってみようと思います。
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和歌山県植物公園緑花センターに行ってきました。

2011-05-03 22:33:54 | Weblog
 今日はかねてよりの予定通り、和歌山県岩出市にある和歌山県植物公園緑花センターへ、恒例のサボテンを観に行きました。途中、京奈和道を使って走ること片道1時間半。昨年同様、和歌山シャボテンクラブによる即売会でサボテンを5鉢購入して持ち帰り、新温室に収容しました。昨年までだと完全に容量オーバーで新しいサボテンを購入するわけにはいきませんでしたが、新しく大きなものを作ったおかげで、安心して増やすことが出来ます。数えてみましたら、これで大小22品種35株に増えていました。5年前は5,6株しか無かったのですから、随分バラエティに富んできました。基本、花のきれいなものばかり選んでいますので、これからがまた楽しみです。もっとも、私が一番大量に栽培していたときは、200株を超えていました。もう遥か昔の、中学生の時のことですが。
 そこまで増やすともう世話が大変で今の自分には到底できそうもありませんので、今後もし増やすとしても、50株程度を限度にしたいと思っています。今回の買い物でこれまでに欲しいと思っていたものは大体揃いましたし、これからはじっくり育てる楽しみを味わうつもりです。

 さて、新入りのサボテンの紹介は写真を整理してから後日行うとして、今日のところは公園で撮影した写真を何枚かアップしておきましょう。

 さすがに春の植物公園ということで、花壇の花が実に見事に咲き誇っておりました。

 ポピーや、


  ヤグルマギク 


 3色のビオラ


 温室にあったネコジャラシみたいな花、キャットテール


 温室には他にもバナナや


 パイナップルも実を付けていました。


 相変わらずの黄砂と朝から曇りがちで昼過ぎには雨、という予報の中、雨に遭遇しないか危惧しながらの和歌山行きでしたが、結局雨は帰宅してから降ってきました。これで少しは黄砂もましになってくれればいいんですが。

 
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なんという執念! まさかフライトレコーダーが発見されるとは!

2011-05-02 23:05:31 | Weblog
 月も改まりましたので、ブログのテンプレートを春の桜から初夏の新緑に変えてみました。今日は黄砂で一日霞がかかっておりましたが、せめてブログだけでも爽やかさを演出出来れば、と思います。

 さて、今日昼のニュースで、ビンラディン氏が米軍に殺害された、という速報が流れましたが、個人的にはそのニュースよりも、ほぼ丸2年前、大西洋に墜落し、乗員乗客228人全員が海の藻屑と消えた、エールフランスのエアバスのフライトレコーダーがついに発見され、引き揚げられた、というニュースのほうが大いに興味をそそられました。4月に機体の一部が見つかった、という報道も見ましたが、まさか、よもやと思われたフライトレコーダー発見とその回収成功の一報は、すべてが謎に包まれた墜落事故の真相に迫る大変に貴重な情報でした。装置は推進4000mの海底にあり、無人深海探査艇などを使って回収したのだそうです。それにしても、広大な海の遥か底で、光も届かない暗闇の中、よくぞ見つけたものだとその技術力と執念には全く頭が下がります。報道によるとレコーダーの記録も良好に保たれているそうで、かなりの謎がその解析により明らかになるのではないか、と期待されます。もっとも、フライトレコーダーの記録だけで全ての謎が明らかになるというものでもなく、可能なかぎり鮮明に事故の真相に迫るには、ボイスレコーダーや損傷を受けた機体を可能なかぎり発見して引き揚げ、調査しなければならないでしょう。フランスもここまでやったのですから、もう全てを拾い上げるつもりで更なる活動を期待したいです。その上で、事故原因がはっきりしてくれれば、空の安全を確保する上で貴重なデータがひとつ加わることになるでしょう。フランスの事故調査の組織や方法については良く知りませんが、残骸の捜索にこれだけやるのですから、調査の方も我が国よりもずっと緻密で論理的で確かな仕事をしてくれそうな気がいたします。是非真相解明まで頑張って欲しいですね。

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