今日から5月、月も改まったところで気になる花粉は、少なくとも奈良県中南部では終わったんじゃないか、と思われます。環境省のサイトを見ても、このところずっと0続きでたまに4とか8とか、花粉量が非常に低レベルで推移していますし、雨上がりに気温が上がったこの間とか今日とかでも、飛散量はほぼ0ですし、ここからまた花粉が増えてくる、というのはちょっと考えにくいです。ただ、北の奈良市での観測結果では、今日も11時に200まで数字が伸び、もう少しかかりそうな様子が伺えます。まあ私としては普段生息する中南部地域で花粉が無くなってくれればそれで良いのですが、地域によっては、今少し終息までは時間が必要なようです。そうこう言っているうちに、明日には黄砂がやってくるのだそうで、これはこれで大変厄介な話になります。どうも黄砂は花粉症を悪化させる要素があるようですし、そうでなくても大陸の汚染物質が色々付着して一緒に飛んで来るそうですし、車はやたらと汚くなりますし、とにかく困ったものです。花粉が終わっても、しばらくはマスクは必須な状況が続くわけですね。
さて、今日は和歌山にサボテンを観に行く予定をしておりましたが、生憎の天気のため、明後日に延期して、一日静かに小説を読んでおりました。本編は片付いて、後日譚を読み進めているところですが、なかなか面白い本だったので、読み終わり次第感想を記録しようと思います。その前に、映画の感想その2で、「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」をやっておきましょう。
仮面ライダーの映画は毎回必ず行く、というわけではありませんが、比較的よく行くシリーズです。そんなに手放しで大喜びする類のものではなく、どちらかというと不満が残ることのほうが多いような気もする映画ですが、物心ついてから、特撮番組と共に育ってきた私と致しましては、今の到達点である仮面ライダーシリーズには少し特別な思い入れがあるようで、何となく気になって観に行ける時には行くようにしております。
今回の映画、仮面ライダー生誕40周年記念作品ということでしたが、観終わって最初の感想は、まあなんと豪華なヒーローショーだこと、というものでした。毎回そういうところがありますが、今回は特にそんな様子が強かったように感じます。個人的には、1号ライダー、2号ライダー、V3で当時の俳優さんである、藤岡弘、佐々木剛、宮内洋の御三方がそのまま声を当てておられたのが、懐かしいというか面映ゆいというか、一種不思議な感覚でスクリーンを観ておりました。また、ショッカー首領の声を当時と同じ納谷悟朗が努めておられたわけですが、こちらはさすがにお年が隠せないご様子で、40年という歳月の重みをはからずも感じ取ることになりました。
お話としては、とりあえず「電王」を使ったらもうなんでもありなんだな、というこのところの仮面ライダー映画に共通する流れに少々呆れましたが、今TV放映中のオーズと組み合わせてそれなりにお話が作られており、まずまず、というところでした。オールライダーと言いつつ、物語の大半はオーズ、電王、1号、2号だけで進行していくのが少々不満ではありましたが。いくら40周年記念と言っても、他のライダー達の動きを重層的に見せていく程の余裕は時間的にも予算的にも取れなかった、ということなのだろうなと理解しておりました。でも、せっかくWの二人の変身シーンを出すのですから、その二人をもっと絡めたおはなしの展開を観てみたかったとは思います。それと仮面ライダー以外の4ヒーロー、果たして必要だったのかどうか。石ノ森章太郎の生み出したヒーローということで登場したとのことですが、当時の私にとっては等身大ヒーローは他にもたくさんいたわけで、それだけの理由で4ヒーロー追加、というのはちょっと納得しがたいものがありました。もうひとつ、クライマックスでライダー達が次々現れるシーンで、群衆がライダーコールを繰り返すところ、個人的には「ヤメテー」と仰け反っておりました。ショッカーもとっとと銃を乱射してあのハズカシイ連中を一掃すればいいのに、と思わず思ってしまいましたよ。
最後に、そんなことを期待してはいけないのでしょうけれど、見事にお話が破綻していた、というか、結局世界はもとに戻らないままお話が終わってしまったのがすこしばかり衝撃的で、「本当にそれでいいのか?」とエンドロールをみながら思わずつぶやいてしまいました。
そんなこんなもひっくるめて、まあ、仕方ないですね。それなりに面白かったですし。
さて、戦隊物も35作品目という記念の年ということで、199名のヒーローが登場する映画が公開されるそうですが、これはどうしたものか、観に行ってみたい気もしますし、行くと後悔しそうな気もしますし。
さて、今日は和歌山にサボテンを観に行く予定をしておりましたが、生憎の天気のため、明後日に延期して、一日静かに小説を読んでおりました。本編は片付いて、後日譚を読み進めているところですが、なかなか面白い本だったので、読み終わり次第感想を記録しようと思います。その前に、映画の感想その2で、「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」をやっておきましょう。
仮面ライダーの映画は毎回必ず行く、というわけではありませんが、比較的よく行くシリーズです。そんなに手放しで大喜びする類のものではなく、どちらかというと不満が残ることのほうが多いような気もする映画ですが、物心ついてから、特撮番組と共に育ってきた私と致しましては、今の到達点である仮面ライダーシリーズには少し特別な思い入れがあるようで、何となく気になって観に行ける時には行くようにしております。
今回の映画、仮面ライダー生誕40周年記念作品ということでしたが、観終わって最初の感想は、まあなんと豪華なヒーローショーだこと、というものでした。毎回そういうところがありますが、今回は特にそんな様子が強かったように感じます。個人的には、1号ライダー、2号ライダー、V3で当時の俳優さんである、藤岡弘、佐々木剛、宮内洋の御三方がそのまま声を当てておられたのが、懐かしいというか面映ゆいというか、一種不思議な感覚でスクリーンを観ておりました。また、ショッカー首領の声を当時と同じ納谷悟朗が努めておられたわけですが、こちらはさすがにお年が隠せないご様子で、40年という歳月の重みをはからずも感じ取ることになりました。
お話としては、とりあえず「電王」を使ったらもうなんでもありなんだな、というこのところの仮面ライダー映画に共通する流れに少々呆れましたが、今TV放映中のオーズと組み合わせてそれなりにお話が作られており、まずまず、というところでした。オールライダーと言いつつ、物語の大半はオーズ、電王、1号、2号だけで進行していくのが少々不満ではありましたが。いくら40周年記念と言っても、他のライダー達の動きを重層的に見せていく程の余裕は時間的にも予算的にも取れなかった、ということなのだろうなと理解しておりました。でも、せっかくWの二人の変身シーンを出すのですから、その二人をもっと絡めたおはなしの展開を観てみたかったとは思います。それと仮面ライダー以外の4ヒーロー、果たして必要だったのかどうか。石ノ森章太郎の生み出したヒーローということで登場したとのことですが、当時の私にとっては等身大ヒーローは他にもたくさんいたわけで、それだけの理由で4ヒーロー追加、というのはちょっと納得しがたいものがありました。もうひとつ、クライマックスでライダー達が次々現れるシーンで、群衆がライダーコールを繰り返すところ、個人的には「ヤメテー」と仰け反っておりました。ショッカーもとっとと銃を乱射してあのハズカシイ連中を一掃すればいいのに、と思わず思ってしまいましたよ。
最後に、そんなことを期待してはいけないのでしょうけれど、見事にお話が破綻していた、というか、結局世界はもとに戻らないままお話が終わってしまったのがすこしばかり衝撃的で、「本当にそれでいいのか?」とエンドロールをみながら思わずつぶやいてしまいました。
そんなこんなもひっくるめて、まあ、仕方ないですね。それなりに面白かったですし。
さて、戦隊物も35作品目という記念の年ということで、199名のヒーローが登場する映画が公開されるそうですが、これはどうしたものか、観に行ってみたい気もしますし、行くと後悔しそうな気もしますし。