今日は朝から秋晴れの気持ち良い青空にヘリコプターがブンブン飛び回って何があったのかしらん? と思っていたのですが、そういえば明日奈良県では天皇皇后両陛下をお迎えして「全国豊かな海づくり大会」というものが開催され、両陛下が吉野の川に魚を放流あそばされる行事がありました。多分その関連で今日から警戒にあたっていたりするのではなかろうか、と思いつきました。ひょっとしたら今日のうちから奈良入りして、初代神武天皇坐す橿原神宮にお参りでもなされたのかもしれません。それにしても、海のない奈良県で「海づくり」とはこれいかに? という感じですが、海幸彦山幸彦の神話にもあるように山と海は兄弟で山の神様たる山幸彦が海の神様の豊玉媛と結婚してできた鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)の子供が神日本磐余彦尊こと初代神武天皇とおなりあそばされたわけですから、山と海は全く別の世界というわけではなく、密接な関わりを持っていると言うことを我らがご先祖様も何らかの形でご存知だったと考えられます。もちろん今は近海の海の幸を育むのは豊かな栄養分を川を通じて供給する山あってこそということは明らかな話ですので、奈良県で「海づくり」の大会を挙行するのも一向におかしくないわけです。と言いつつそれなら魚の放流じゃなくて植樹でもやった方が、奈良県が「海」を言祝ぐにふさわしい行事だと思うのですが、海といえば魚だろう、と短絡した偉い方でも居たのかもしれません。全く、何をやっているんだか、と思わざるをえませんが、両陛下の御幸をお迎えするのに重箱の隅つつきなどしていても始まりませんから、まずはなんであれ、無事つつがなく行事を終えていただきたいものです。
明日の天気は晴の予報ですが、冷え込みのきつい一日になるようです。まあ明後日月曜日は雨だそうですから、天気が崩れないで良かった、と思うべきなのでしょう。ついでに風も無ければ、日が差せば小春日和の気持ちのよい一日になるかもしれませんね。是非そうあって欲しいものです。
明日の天気は晴の予報ですが、冷え込みのきつい一日になるようです。まあ明後日月曜日は雨だそうですから、天気が崩れないで良かった、と思うべきなのでしょう。ついでに風も無ければ、日が差せば小春日和の気持ちのよい一日になるかもしれませんね。是非そうあって欲しいものです。