かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

奈良県で「海づくり」なる大会が開かれ、明日、天皇皇后両陛下がご臨席とのことです。

2014-11-15 21:11:59 | Weblog
 今日は朝から秋晴れの気持ち良い青空にヘリコプターがブンブン飛び回って何があったのかしらん? と思っていたのですが、そういえば明日奈良県では天皇皇后両陛下をお迎えして「全国豊かな海づくり大会」というものが開催され、両陛下が吉野の川に魚を放流あそばされる行事がありました。多分その関連で今日から警戒にあたっていたりするのではなかろうか、と思いつきました。ひょっとしたら今日のうちから奈良入りして、初代神武天皇坐す橿原神宮にお参りでもなされたのかもしれません。それにしても、海のない奈良県で「海づくり」とはこれいかに? という感じですが、海幸彦山幸彦の神話にもあるように山と海は兄弟で山の神様たる山幸彦が海の神様の豊玉媛と結婚してできた鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)の子供が神日本磐余彦尊こと初代神武天皇とおなりあそばされたわけですから、山と海は全く別の世界というわけではなく、密接な関わりを持っていると言うことを我らがご先祖様も何らかの形でご存知だったと考えられます。もちろん今は近海の海の幸を育むのは豊かな栄養分を川を通じて供給する山あってこそということは明らかな話ですので、奈良県で「海づくり」の大会を挙行するのも一向におかしくないわけです。と言いつつそれなら魚の放流じゃなくて植樹でもやった方が、奈良県が「海」を言祝ぐにふさわしい行事だと思うのですが、海といえば魚だろう、と短絡した偉い方でも居たのかもしれません。全く、何をやっているんだか、と思わざるをえませんが、両陛下の御幸をお迎えするのに重箱の隅つつきなどしていても始まりませんから、まずはなんであれ、無事つつがなく行事を終えていただきたいものです。
 明日の天気は晴の予報ですが、冷え込みのきつい一日になるようです。まあ明後日月曜日は雨だそうですから、天気が崩れないで良かった、と思うべきなのでしょう。ついでに風も無ければ、日が差せば小春日和の気持ちのよい一日になるかもしれませんね。是非そうあって欲しいものです。

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そろそろ凋落の兆しかと思っていましたが、たまに正論を聞くとまだやれそうにも見えてきます。

2014-11-14 23:27:05 | Weblog
 遠出から帰ってきましたが、この時期の出張でいつも感じるのは、奈良県がいかに寒いか、ということです。出かける先が東京などの大都会だったり瀬戸内、太平洋側の西南暖地だったりすることが多いせいでもありますが、やはり盆地の奈良県はこの時期の夜はやたら冷え込む事が多い気がします。今回も例外なく、駅から降りた途端まず感じたのはこの冷気でした。毎度のこととはいえ、なかなか慣れぬものです。

 さて、にわかな選挙風が吹き荒れていますが、というかマスコミがふうふう一所懸命吹かせて全体がそれに靡いているかのような、大東亜戦争直前の空気のようなものも感じますが、それはそれとして、色々と各党が動きを活発化させている様子が伺えるのは、一概に悪いとも言えないものがあります。「維新の党」率いる橋下大阪市長は、辻元議員のいる民主党とは選挙協力できない、と正論を述べられ、ちょっとびっくりしました。選挙区の住み分けで民主党と話し合いをしていると聞いていたので、ああこの党ももうダメなのかな、と思っておりましただけに、民主党を峻拒する橋下代表の姿にはなかなか爽快なものを感じました。また、「民主党も、維新の党も、みんなの党も、同じ思いのメンバーが集まれば100人ぐらいなるんじゃないか。それでひとつの党を作ってしまえばいい」という政界再編論も、実に単純明快で、今の呉越同舟の選挙互助会な政党に比べれば間違いなく政党の名にふさわしいものになるような期待感を持たせます。色々と随分株を下げられた感のある橋下市長ですが、時折こういう正論をはっきり言うので、なかなか目が離せない政治家になっています。
 それにしても、今選挙があったとして、選挙民の関心をそそることができるのか疑問です。衆院産院とも与党が多数を握っている安定状況で、何故解散総選挙するのかイマイチ理解に苦しみますし、ここで総選挙に打って出て困った政党を消滅まで追い込めるというのならやりがいもありそうですが、さすがにそこまで行けるか怪しいようにも感じますし、どうもその必要性や有効性がよくわからないのです。もちろん選挙になれば必ず投票には行きますが、あまり愉しみのない選挙になりそうなのが残念です。なんでも良いので、なにか面白い動きでも出てくればいいんですが、さてそんな都合よく選挙を盛り上げるような話が湧いてくるものでしょうか?

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長寿が遺伝要因でないとしたら、何が理由になるのでしょうか?

2014-11-13 20:53:25 | Weblog
今日も遠出の出先で1日を過ごしましたが、穏やかな秋晴れの気持ちの良い日中でした。寒くなるのは明日以降かな? と勝手に思っていたのですが、日が落ちてからの冷え込みは見事なまでに急降下でした。一応冬物のスーツでズボン下も着用していたのですが、じっとしていると寒さで勝手に身体が震えてくる位です。この分だと明日朝は覚悟を決めて出掛ける用意をしなくてはなりませんね。

さて、アメリカのスタンフォード大の研究グループが110歳から116歳のお年寄り17人の遺伝子を解析し長寿に関与する特定の遺伝子配列を探索したところ、そのような遺伝子はついに見つからなかったとのことです長寿には複数の要因が関わりあっている事が裏付けられたのだそうです。このニュースは残念な結果には違いありませんが、特定の遺伝子に支配されてないと言う事は、誰にでも長寿の可能性がありうるとも言えます。その答えはいずれ研究の中で明らかにされる時が来るのでしょうが、生活習慣や環境が大きな要因であるとするなら、その改善で長生きできるようになる日が来るかもしれませんね。楽しみな事です。
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自分で体力がわからないなら、検定制度でも作らないと仕方無いかも

2014-11-12 21:53:12 | Weblog
今日は朝から仕事で遠出しておりますが、けっこう暖かな秋の一日でした。ただ明日以降週末にかけて随分冷え込んでくる様子なので、この気持ち良い気候はこれで終わりなのかもしれませんね。残念ですが季節の移り変わりは受け入れねばなりません。

さて、中高年のライダーの事故が増加しているそうです。死者数はこの10年で倍増しているのだとか。若年層の死亡例が減少しているのに比べ、明らかに増えています。もっとも、若年層はバイク離れしているとも聞きますから、若年層の危険度が下がっているかどうかはわかりません。
それはともかく、高齢層の事故増加の原因は、若い頃にバイクに乗っていて、一旦卒業し、余裕が出てきた所で改めてバイクに乗りはじめる、リターンライダーの増加によるとのことです。
自分もかつて小さいとはいえバイクを愛用していた者としては、高齢者が再びバイクに乗りたいと思う気持ちはよく分かる気がします。自分も、気持ちのいい日にはまた無性にバイクに乗りたくなるのですから。でも、一方で多分2度と乗ることはあるまいとも思います。きっと、体力が許さないだろうと想像されるからです。してみると、事故を起こすとはいえまたバイクに乗り出す今の中高年は、よほど体力に自信があるのでしょう。事故が増えているとはいえ無事に日々走っている人が大多数なのでしょうし、それならばとりあえずは中高年のリターンライダーには体力測定や実技講習を義務付けて、中高年リターンライダー専用の免許証でも発行してみてはどうでしょう。測定で一定の体力や注意力に達しない方にはバイクから降りるよう勧告するようにすればより良いでしょう。
まあ今や仮面ライダーでさえバイクに乗るのを止めた事ですし、いい歳してあまり無理しないようにしてはどうかとは思います。
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ロータリー復活はありえない、という宣言がいつか撤回されることを期待しています。

2014-11-11 20:05:24 | Weblog
 なんだかにわかに国会が解散総選挙、なんていう風に聞こえてきますが、本当にあるんでしょうか。どうせやるなら今度こそ我が国を危殆に瀕せしめた時の政権与党やどこの国の政治家かしれない泡沫政党などには消滅してもらいたいものですが、国会運営でまともなことを言っているのが次世代の党しかないというのもなんとも寂しい話なので、もう少しまともな感覚な党が増えて欲しいです。なにせこの田舎では小選挙区の候補者は非常に少なく選択肢が限られているのですから、いくら比例区があるといってもそこはそれ、あまりに華が無いというものです。まあ介さんかどうかも結局首相の専権事項でまだ明言もされていない訳ですから、マスコミ各社も勇み足に過ぎるのではなかろうかと思わないでもありません。と言うより多少早く解散が判ったところで何も別に嬉しくも楽しくもすごいとも思わない、ある意味どうでもよいことでもあり、首相が、解散します! と宣言してから聞こえてくればそれで十分です。

 さて、それはそうと、マツダのCEOがロータリーエンジン搭載車の復活はない、と明言したニュースが結構衝撃的でした。いつぞやのネットの記事で、低速域で燃費が悪いロータリーエンジンの欠点を、モーター駆動で低速域を補うハイブリッドにすることで復活させるかも? というまことしやかな話を読んだばかりだったので、それを会社のトップが公然と復活無し宣言する、というのには大変に残念なものを覚えました。CEOいわく、マツダという会社の規模からすると現在の車種の数が限界で、新たにロータリーエンジン搭載車の開発・販売をする余裕が無い、ということだそうですが、それなら、絶好調のスカイアクティブエンジン搭載車でしっかり稼いで会社を大きく育ててから改めて考えるという含みでもあればよろしいのですけれどね。もっとも、私自身は別にロータリーエンジン車には特段の興味もなく、乗ってみたいとも思わないわけですが、ものづくりの象徴の一つとして、不可能に挑戦して一時とはいえ見事事業として成立する実用技術に仕立てあげたマツダの能力には大変期待をしているのです。かつては販売店舗でトヨタに並ぼうとして無理に背伸びしてあわやというところまで行ってしまった過去だってあったわけですし、堅実かつ順調に歩を進めて、またいつかものづくりの奇跡を見せてもらいたいものです。まあもちろん究極の燃費を実現したスカイアクティブ技術も大したもので素晴らしいの一言に尽きますが、そこはそれ、浪漫は突き抜けた一種の狂気を感じさせるようなものでないと、なかなか実用技術では燃えないものです。個人的にはマツダの高燃費車は次に車を買うとしたら検討候補の上位になりますけどね。現実との落差が大きいほど、夢は楽しいものです。 

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日本の製造現場の職人気質はまだまだ廃れていないようでよかったです。

2014-11-10 22:12:57 | Weblog
 御嶽山の噴火で亡くなったヒトが持っていたニコンのデジタルカメラ、故人とともに帰ってきて1日だけデータが見られた後は寿命が尽きたのか完全に沈黙して動かなくなってしまったものを、新聞の報道で知った製造元のニコンが、「修理をお手伝いしたい」と申し入れ、10日間かけて修復、見事見られなかったデータも復活させたのだそうです。レンズやファインダー、内部基板などは交換等で修理を施し、火山灰まみれになったボディも入念に磨き直して復活させたとのこと。これを無償で行い、遺族の方にお返ししたのだとか。報道で大きく取り上げられて社名のロゴがこれでもかとばかりに映し出された結果とは言え、こういう日本の古くからの職人気質な対応には実にさわやかなものを覚えます。たとえそれが会社の宣伝になっていて、本音としてはその効果を計算していたとしても、こういう計算高さは特に嫌味を覚えません。まああまり美談として取り上げるのもどうかと思わないでもないですが、会社としてこういう対応をされるのは素晴らしいことだと思います。さすが歴史ある老舗、憧れのニコンだと思いました。
 それにしても、火山噴火に見舞われて、火山灰のきめ細かな粉塵やら有毒ガスやらにさらされた物が、良く修復できたものです。元々ホコリが入りにくいなど頑丈な構造の機械でもあったのでしょうが、まだまだ我が国のものづくりの力は侮れないものが有るように思えます。
 
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機械に仕事を奪われるという陳腐化した未来絵図が、どうやら陳腐と笑っていられなくなるらしいです。

2014-11-09 21:15:19 | Weblog
 今日は冷たい雨の降る中でしたが、仕事で出かけておりました。どうもこのところ土日に仕事が入ることが多く、その代休を取るのが難しくなってたまりがちになっています。どこかで時間を作って取るようにしていかないと、労務管理的に色々面倒なことになりそうで厄介です。

 さて、イギリスのオックスフォード大学の学者が、コンピューター技術によって、今後10-20年程度で米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化される、という内容の論文を発表し、話題になっているそうです。『雇用の未来―コンピューター化によって仕事は失われるのか』という、一見、「話題の本」とかの書店のコーナーで売られているそれっぽいハードカバー本みたいな表題ですが、ロボット技術、センサー技術、音声解析技術等の進化により、人間でないとできないとされていた仕事の多くがコンピューター制御でヒトに代わって機械ができるようになるのだとか。例えば自動車の自動操縦装置がタクシーやトラック運転手の職を奪い、保険やクレジットカードの審査など、いわゆるブラックリストや定型化した調査項目・判断基準で決める審査の仕事、スポーツの審判などもヒトがやらなくてもできるようになるそうです。
 今後10年で消える可能性の高い仕事のリストが上がっていたのでざっと観てみたのですが、なるほど、と思う分もある一方で、いやこれはなかなか消えないだろう、というものもあり、このへんは欧米人と日本人の違いなのかもしれないな、と思わずにはいられませんでした。
 たとえば車の運転技術は、純技術的にそれが可能になったとしても、道路交通法など関連する法律がたった10年で技術の進歩に追い付いてくるとはとても思えません。自動運転中の事故の責任は誰にあるのか、なんていうような重箱の隅つつきを片付けないと、我が国では解禁とはいかないでしょう。
 いっぽうで、既に実現しつつあるモノもあります。例えばスーパーのレジ係。これは既に大手スーパーではセルフサービスのコーナーがあり、係りの者が居なくてもできるようになっていますし、将来全ての商品にICタグでも付くようになれば、いちいちバーコードを専用のスキャナで読まなくても済むようになるでしょうから、早晩本当に必要無くなりそうです。ただ、メガネ・コンタクトレンズの技術者や義歯製作者というのはどうでしょう? 特に歯の方はそんな簡単に自動化できるんでしょうか? 可視光やCTなどで3Dで口の中をスキャニングしてその形状にあわせ義歯を3Dプリンタで作る、なんていう時代が来るのかもしれませんが、一発で使用者に違和感なく義歯をマッチングさせる事ができるようにはなかなか思えない事です。
 なにはともあれ、そういった自動化出来る仕事に対して、芸術などのクリエイティブな仕事はヒトでないとできないとのことで、今後はそういうスキルが必要になってくるそうです。まあこれなどは昔から言われているありふれた結論のようにも感じますが、さてどこまでを「芸術」の範疇に組み込むか、ですね。例えば巨大望遠鏡の反射鏡磨きは人の感覚でないとできないそうですが、ああいうデジタルで解析することが難しい職人芸などは、十分「芸術」の範疇に入りそうです。何かひとつ、そういったスキルを磨いておきたいものですね。

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身勝手な行動をする者がいるなら、強権発動も致し方なくなるではありませんか?

2014-11-08 21:34:32 | Weblog
 今日は朝から上天気に恵まれたので、布団を干しました。このまま夕方近くまで出来るだけ長く日に当てようと思っていたのですが、2時過ぎには雲が多く空を覆い始め、3時過ぎにはすっかり曇り空になって、西の方から怪しげな暗い雲が流れてきてました。ちょっと用事があって外出していたのですが、この空模様の変化に、万一雨に当てられでもしたら何のために干していたのか判らなくなりますので慌てて帰宅し、布団を取り込みました。布団は、1ヶ月前ならすっかり暖かくなってふかふかになっていたでしょうに、残念ながらそこまでには至らず、おりからの寒気に少しひんやりしている有り様でした。こんなことなら朝早くから干しておけばよかった、とすこし後悔しました。

 さて、東京と大阪で相次いだエボラ出血熱の疑いは、どちらも検査結果が陰性と出て一安心でした。もっとも、大阪のアフリカから来た女性の方は空港で隔離しましたからまださほどの心配はありませんでしたが、東京の60歳の男の方は、空港で微熱が発覚し検疫所から「健康監視」の対象として、帰宅は許されたものの、二次感染予防のための『自分から医療機関に行かないよう』という指導を無視し、町田市内の診療所に受診したばかりか、その診療所でビジネスでエボラ出血熱が猖獗を極める西アフリカに行っていた事を申告せず、検疫所が一時所在を確認できなくなるなど勝手気ままに行動していた事が明らかになりました。結局感染してなかったから良かったようなものの、もし万一感染していたら、自覚のあるなしに関わらず首都でウイルスを撒き散らすバイオテロ行為が行われていたかもしれないわけです。この男にはその身勝手な行動に対して猛省を促したいところですが、一方でこのように個人の善性に期待して指導のみで済ませてしまった当局側の対応の甘さも気になるところではあります。たとえ兆候はわずかでも、疑いがあるならそれが晴れるまでは強制的に拘束・隔離するくらいの事は必要なのではないか、と思わざるをえません。ただこれは、空港や検疫所のような最前線でどうこうしようとしてもできる問題ではなく、そのような強権発動を最前線に許可するもっと上の組織・機関の決断が必要です。即ち政治が、この事態に対して何らかの手を打つべく動くべきでしょう。それは与党野党に関係ないはずで、正直どうでも良いスキャンダルのほじくり返しなどしている暇があったら、一刻も早く真剣にその対策を検討すべきでありましょう。ウイルスに本土への上陸を許し、その拡散を見てから慌てて動くような体たらくにならないようにしてもらいたいものです。それは政府に一番の責任があることではありますが、野党もまた政治家として与党と等分の責任を有することを、この際思い出してもらいたいですね。

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続々現れる感染被疑者に「本物」が今にも迫ってきているような切迫感を覚えます。

2014-11-07 22:28:34 | Weblog
 この2日ほど、朝は極端に寒くはなく、昼間はセーターが不要な暖かさになっています。全体的に気温が高いように感じますが、紅葉は進んでいるんでしょうか? 近所のカエデや桜は、遠目には結構いい塩梅に色づいてきているようにも感じられますが、モミジの名所の方はどうなのでしょうね。

 さて、我が国で、エボラ出血熱発症の疑い2例目が出てきました。西アフリカのリベリアから帰国した60歳の男で、39度の発熱を訴えて医療機関を訪れた際にその滞在歴を申告せず、後になって別の筋からそのことが判明して、指定医療機関に搬送されたとのことです。現在は感染の有無を調べるために血液を採取、国立感染症研究所に送られ、検査結果が出るのを待っているところです。
 今度は果たしてわが国初のエボラ出血熱患者となるのでしょうか? 検査結果が出るまでは予断を許しませんが、それにしてもこの危なっかしい時期に、この男は西アフリカくんだりまで何をしに行っていたのでしょうか? 報道では、男のプロフィールや渡航目的などについて全く触れてないみたいなので知る由もなく、また私が知ったからといって何ができるというものでもないのですが、大変気になることではあります。特に渡航目的には、興味が尽きません。例えば、観光やビジネスが目的だったとしたら、やはりこの時期に行くこと自体正気の沙汰とも思えません。もし医師などの医療機関の人間だったりしたら、発熱していて渡航歴を申告しないのはおかしな話です。いずれにしても、こうなると国が率先して、国が特にその必要性を認めた者以外は渡航を禁止する措置でも取らないと行けないように思います。
 と、そうこうしている内に今度は関西国際空港に到着した西アフリカのギニア国籍の女性が、空港で発熱検査に引っかかったかして身柄を「りんくう総合医療センター」に搬送、血液を採取してこれも東京の国立感染症研究所に送られたのだとか。もしこれが患者だったなら水際で阻止できたと言えますが、こうして連続して感染疑いのあるヒトが出てくると、いずれそのうち確実にやって来ることになるのでは、という不安がかき立てられます。でもまずはパニックにならないことが肝要ですね。

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「光」はいらないと思っていましたが、1年経って宗旨替えしそうです。

2014-11-06 21:05:39 | Weblog
 ネット回線をADSLからケーブルTVの同軸ケーブルに変えて今日でちょうど1年目です。付帯契約は1年間の使用で、それまでに解約したら違約金という縛りがある代わりに工事費とかタダ、というサービスプランでしたが、その契約も満了というわけです。その間、変更直後の通信不通と、ついこの間一時的にモデムの電源が入らなくなり、1時間ばかり不通になった他は、さしたる障害もなくここまで安定して使えております。モデムの突然死~復活は少々不気味ですが、まあ様子見しようと思っている内に結局そのまま普通に使えているので、よしと致しましょう。サポートも、割とすぐ対応してもらえることが判りましたし。
 ただ、最近はちょっとばかりその速度が気になるようになってきました。多分そう感じるのは、この4月からの職場で快適な光回線を使っているからです。その速度差は歴然としており、どうしても自宅の回線速度が貧弱に見えてしまうのです。昨年の今日は、「光回線など必要とも思えない」などとのたまっておりましたが、結局井の中の蛙だったわけですね。速さは正義、というわけです。
 と言って、今すぐ回線を光に変えるというわけにもいきません。しばらく、そうですね、だいたい半年くらい我慢をすれば、解約できるサービスが一つありますので、それを解約して浮いたお金をつぎ込めば、さほど余分な負担なく光回線を利用できるようになることでしょう。それまではしばらく調べを進めて、より良い条件でより安く使える回線を検索することに致しましょう。まあ多分いま契約している会社で光に乗り換えと言うことになるんじゃないか、とは思うのですが、折角選択肢はいくつかあるのですし、調べて損はないでしょう。まだまだ時間もありますし。

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冬を控えて、燃料代がちょっと下がってきているような?

2014-11-05 20:46:20 | Weblog
 原油相場が急落している、というニュースを読みました。6月13日の1バレル=107.68ドルがピークで、その後下がり続け、11月4日には一時75.84ドルまで下がってきたのだとか。2011年10月4日以来の安値で、一気に3割ほど安くなったことになります。原因は、主要産国の一つサウジアラビアの政策変更の影響とみられるといいます。サウジアラビアは伝統的に需給バランスを安定化させる調整役の役割を果たし、原油が不足すれば増産し、逆に供給過剰になれば減産して、できるだけ原油価格が急騰・急落しないようにする努力をしていたそうです。目的はアメリカのシェールオイルとの対決で、シェールオイルの安値限界を探るためのチキンレースを仕掛けている、という話です。そのために、12月のアジア・欧州向け出荷価格を引き上げながら、米国向けだけ引き下げてきているのだとか。そんなイケズなこと言わずに日本向けも下げてくれ、とお願いしたいところですが、アメリカからシェールオイルを輸入でもしない限り対応はして貰えそうにないのでしょうね。
 ところで、それだけ原油相場が下がっているのに対し、ガソリンや灯油は下がってきているんでしょうか? 円安でもありますし、そうは簡単に価格が下がってくるとも思えませんが、そういえばちょっとだけ安くなったような気がしないでもありません。もっとも、リッター100円を切っていた時代も知る身としてはまだまだ高いと感じられます。とはいえ、サウジアラビアとアメリカの競争が一段落すれば、多分また原油価格が上がってくることでしょう。イスラム国の問題もありますし、何より円安ですからこのままいつまでも下がり続けるとも思えません。まあなんとか、この冬の間くらいは下がったままでいてくれると助かることは助かるので、サウジとアメリカの競争がなるべく持久走的に決着がのびのびになってくれることを祈りたいと思います。

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あの中村教授をして60にして耳順う心境に至ったか、と感慨深く感じました。

2014-11-04 21:01:58 | Weblog
 朝は手袋にマフラーが必要なレベルの寒さになってきましたね。昼間は十分に暖かいのですが、夜になると、朝ほどではないですがまた寒くなってきます。いずれ昼間も寒くなる日が来るのはわかっていますが、できるだけそんな日が遅れてくるように、今は祈るばかりです。

 さて、ノーベル物理学賞と文化勲章を受章した中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授が、テレビ会見でかつての勤務先の日亜化学工業に関係改善を呼び掛けられましたが、同社は「貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなく研究に打ち込み、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるようにお祈りする」と慇懃無礼にその申し出を断ったとのことです。少々大人げない言いようのような気もしますが、それだけ両者の溝は深いということなのでしょう。
 基本私は、中村氏がどれほど人間的に問題のある人物であったとしても、またそれが全く個人的で利己的な戦いだったとしても、日頃報われることの少ない研究者に陽が当たるように奮闘努力されたことについては研究者の端くれとして大いに感謝するところであり、その成果がノーベル賞という形に結晶したことについては手放しで寿ぐものです。身近に居なければそういうブラックな部分は見えませんし、ある意味見る必要もなく、研究者の価値は人格や態度ではなく、ただその研究成果のみによって判断されるべきであろうと考えます。もっとも身近にこんな人がいたらやっぱり敬遠はしたでしょうが、そのへんは基本無責任な言動であることは自覚しております。
 それはそれとして、60にして耳したがう、とは申しますが、今更ながらにこのようなことを言い出すとは、中村教授もそれなりに年をとったということなのでしょうか。文化勲章も貰って、人生の終盤が見えてしまったのかもしれません。できれば最後の最後まで暴れん坊の利かん気の風雲児で何かと物議を醸すヒトであって欲しかったと思わないでもないですが、功成り名を遂げ丸くなられたのだとしたらそれはそれで良いようにも思います。
 それにしても、翻って自分はどうなるだろう、と考えてしまいますね。中村教授の年にはまだまだ一昔分くらいは猶予がある身ではありますが、はるか遠くの想像もつかない状態よりは、明らかになんとなく見えてくるところには差し掛かってきてはいます。たまには少し時間をとって、そんな近い将来にどうしたものか、色々考えてみる必要があるかもしれません。

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結局日本では「政党政治」なんて高度なことできないのではないか、と暗澹たる気持ちになります。

2014-11-03 21:12:22 | Weblog
 連休最終日はようやく晴れ間が見える天気になりましたが、夕方からは予測された通り随分と冷え込んで参りました。昨日の21時は18℃以上ありましたが、今は9℃ちょっと。見事に半減です。これは明日朝の寒さは半端なくきつくなりそうです。

 さて、国会では、宮沢経産大臣の資金管理団体の「SMバー」支出、東電株所有、海外企業からの献金、の問題や、政権の目玉とされた女性閣僚の相次ぐ辞任騒ぎとか、色々と喧しくなっていますが、個人的には、正直そんなどうでもよいことでグダグタやってる暇は無いだろう? と申し上げたくなってきます。なるほど、政治家のお金の問題とかはそれなりに重要な問題には違いないと思いますが、やるんなら他でやって欲しいと思うのです。何故に、我が国が直面している様々な重要問題に当たるべく、与野党が選良の叡智を結集し、侃々諤々と政策論争してより良き道を探るべき予算委員会において、くだらないスキャンダルに貴重な時間を費やしているのか、報道などを観ていると本当に腹が立ってきます。野党第1党たる民主党が、重要案件を放り出してスキャンダル話に興ずるなど、どういう了見なのか信じがたい無責任に思えます。
 次世代の党の山田宏幹事長がいみじくものたまった、「党利党略の足の引っ張り合い、スキャンダル攻撃みたいなことをやる余裕は日本国にも、国民にもないはずだ」という言葉には全面的に賛成します。どうしてもスキャンダル話をしたいのなら、スキャンダル委員会でも設立してそこで集中討議でもなんでもやりたいだけやればよろしいのです。そしてその罵り罵られしている醜い姿をテレビ放映して衆目に晒せばよろしいでしょう。我々国民は、そんな馬鹿話に貴重な税金を浪費させるために一票を投じたわけではないことを、どうにかしてこの無駄飯食い共におもいしらす方法を考えないといけないのではないでしょうか? 
 全く政党という奴は、先の大戦前夜も党利党略に溺れて政党政治を死に至らしめた前科がありますが、一世紀も経たぬ間にその同じ轍を踏もうとは、もうちょっと賢くなりなさいよ、と心から申し上げたくなります。

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犯罪者になるかならぬかは遺伝子で決まる?! かもしれない事を示唆する研究結果が発表されました。

2014-11-02 19:47:42 | Weblog
 雨は午前中で終わるか、とおもいきや、午後も思いっきり降ってました。午後の天候回復にかけて朝から洗濯をしたのに、どうやら収納は回復するはずの明日の天気に頼るしかなさそうです。もっとも、明日は朝からだんだん寒さが募ってくるようです。この連休はどういうわけか眠気が強く、昼食後本を読んでいるといつの間にか寝落ちしてしまいます。この2日は結構気温が高かったので風邪を引いたりせずに済んでいますが、明日以降はちょっと気をつけないといけませんね。

 さて、個人的に長年疑ってきた犯罪傾向と遺伝子の関係について、一つの有力な証拠となりうる研究が発表されました。その研究とは、暴力犯罪で服役するフィンランド人の受刑者の遺伝子を調査し、更に非暴力犯罪で服役しているヒトや一般の犯罪を犯していないヒトを対象として、比較検証したところ、「MAOA」と「CDH13」と呼ばれる2つの遺伝子の変異が、暴力的犯罪性と非情に高い相関を示した、というものです。研究チームは、薬物乱用や反社会性人格障害、児童虐待などの経験の有無などの環境的要因も考慮に入れて調査しましたがその結果は変わらず、「MAOAとCDH13の高リスクと考えられる組み合わせの遺伝子型を持つヒトは、それ以外の遺伝子型の組み合わせのヒトに比べて約13倍の犯罪リスクを持っている」と犯罪傾向が遺伝子によって左右されることを強く示唆する結果を提出しました。一方で、「MAOA」、「CDH13」の遺伝子型を持つ人は5人に1人の割合と大勢おり、その大半は強姦、暴行、殺人などの行為とはまったく無関係で、更に今回の調査対象である暴力的犯罪者グループの中にも、これらの変異を持たない者もいました。このことから、リスクは高まるもののまだその遺伝子型を持って犯罪傾向大、と特定するところまではいかず、実際にはこの2つ以外に数十~数百の関連する遺伝子があると考えられるとのことです。「その精度と特殊性は、犯罪防止措置の一つとしてスクリーニングを可能にするレベルには達していない」というのが研究者の弁ですが、更に研究が進めば、複数の遺伝子の型の違いで犯罪傾向が生まれながらにして分かるようになるかもしれません。それを元に、教育でどこまで犯罪傾向を抑制できるのか、遺伝子操作が必要な話になるのか、などと言った、次の議論ができるようになることでしょう。
 この種の研究、日本でもきっちりやってもらえないものかと思います。「大陸」や「半島」の人達と我々とでもしはっきりした違いが出たりしたら、間接的に先の大戦時の諸々の「言いがかり」に論駁する格好の根拠にもなるかもしれませんし。

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歩きスマホが危険だというのなら、せめて警告アプリ位標準装備して売り出すべきではないでしょうか?

2014-11-01 20:30:50 | Weblog
 昨日は少し着込んで歩き回っていると暑くてしょうがない蒸し暑い一日でしたが、今日もどちらかと言うと暖かさが寒さに勝る一日になりました。日が落ちてからは本格的な雨も降り出し、3連休初日としては残念なスタートとはなりました。この雨も明日一杯くらいで上がり、その後はぐんと冷え込みが増すようですが、とりあえず暖かい今のうちに寒さへの準備を片付けておきたいところです。

 さて、名古屋市の地下鉄ホームで、スマートフォンを操作しながら歩いていた中学1年生の男子が、ホームの端に気づかず線路に転落、その直後列車が到着し、あわやというところで惨事になりかけたところ、男子はホーム下の退避スペースに避難、辛うじて難を逃れる、という事故があったとのことです。男子いわく、「スマートフォンを操作していて前を見ていなかった。気がついたら、床がなかった」とのこと。
 なかなか恐ろしい話ですが、地下鉄に急ブレーキを強制し、7分の遅れを生じさせたその後始末を考えるだけでも怖気をふるいたくなる結果が待っているかもしれません。それはそれとしても、歩きスマホ、街中をあまり歩く機会のない田舎者としてはなかなか観察する機会も少ないのですが、やっぱり多いのでしょうか。私も街中で行く先を確認するためなどでタブレットを使いますが、小型の7インチとはいえ片手で操作もできかねますから、予め立ち止まって開いておいた地図を見るくらいで、歩きながら色々操作するようなことはやれません。確認したければ立ち止まってしっかり観たほうが間違いなく内容を読み取れますし、わざわざ歩きながらしたくなるような魅力はタブレットには感じません。ゲームに興じていたのかSNSで会話でもしていたのかは判りませんが、多分中高生の使い方は、私のような年寄りには思いもつかないレベルでスマホの機能を駆使しているのでしょう。でも、今回の例ばかりでなく、前を見ずに歩くというのはやはり危険極まる行為です。スマホ遣いが自ら歩きスマホを辞められないのだとしたら、あとはもうスマホのほうで歩きスマホできないような機能を装備するよりないでしょう。歩いていることを感知して、移動中は画面をフリーズさせるような機能は、今のセンサー技術とスマホの状態の解析システムで十分実現可能なのではないのでしょうか? まあきっとそんな機能を実装したらそれを無効化するアプリなんてのも出てきそうではありますが、少なくとも幾らかは危険性を減らすことにはなるでしょうし、そのような危険誘発アプリを法的に規制すれば、多少の抑止力は発揮することでしょう。一方で、安全な歩きスマホを実現するナビシステムもやろうと思えばできそうに思えます。今回のようなホームの端に気づかず近づいてしまった時には最優先で画面に警告を発するような、フェイルセーフシステムです。まあ100%の危険回避なんてできっこないに決まってますから、歩きスマホできないようにするほうが安全確保にはよりつながるとは思います。
 いずれにしても、やればできそうなことだと思うのでとりあえずググってみたら、一応各キャリアとも無料で警告アプリなどを公開しているみたいですね。でも、いちいち自分でダウンロードしてインストールしなければいけないというのはおかしな話です。しょうもないプリインストールアプリを山ほど入れる余裕があったら、こういうアプリこそ必須のものとしてプリインストールすべきなのではなかろうか、と思います。

コメント
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