今日は第76回全国都市問題会議に参加のため高知市にいます。
実は会議の本題や挨拶の前に、東南海・南海地震が想定されている中で、もしもの際の避難行動のあり方は説明されるかということが気になっていました。結論から言うと説明はなく通常の会議の進行で進み、挨拶の中にもそのようなことが織り込まれていませんでした。
会場には2千人以上の他市町からの人がいて、高知市の災害リスクを知っている人ばかりではないはずです。正直、すこし残念でした。
ただ、その後の高知市長の講演では防災の取り組みに関連して、南海トラフ地震の想定の話が織り込まれていましたので良かったと思います。
しかし、今回の件で私たちが考えるべきことは、自分の意識の中に危機管理意識があるかどうかだと思います。想定に対して計画を策定するだけが危機管理ではなく、日常の活動にそれぞれの人たちの危機管理意識に働きかける仕組みを組み込むことが大切でしょう。それはパニック心理のようなものにつながることではなく、「そういうことがあるのか。気をつけよう。」と頭の片隅で意識することでいいはずです。
例えば高知市で考えると、「大地震発生後約30分くらいで津波が市街地にくる、高さの予想は4.5m」ということを押さえ、「なるべく3階建て以上の堅牢な建物に避難する」ということを意識してもらえるようにするだけで、混乱がかなり抑制されるでしょう。
多くの人が会場にいますが、どこまで自分で危機管理を意識しているのか気になるところです。
実は会議の本題や挨拶の前に、東南海・南海地震が想定されている中で、もしもの際の避難行動のあり方は説明されるかということが気になっていました。結論から言うと説明はなく通常の会議の進行で進み、挨拶の中にもそのようなことが織り込まれていませんでした。
会場には2千人以上の他市町からの人がいて、高知市の災害リスクを知っている人ばかりではないはずです。正直、すこし残念でした。
ただ、その後の高知市長の講演では防災の取り組みに関連して、南海トラフ地震の想定の話が織り込まれていましたので良かったと思います。
しかし、今回の件で私たちが考えるべきことは、自分の意識の中に危機管理意識があるかどうかだと思います。想定に対して計画を策定するだけが危機管理ではなく、日常の活動にそれぞれの人たちの危機管理意識に働きかける仕組みを組み込むことが大切でしょう。それはパニック心理のようなものにつながることではなく、「そういうことがあるのか。気をつけよう。」と頭の片隅で意識することでいいはずです。
例えば高知市で考えると、「大地震発生後約30分くらいで津波が市街地にくる、高さの予想は4.5m」ということを押さえ、「なるべく3階建て以上の堅牢な建物に避難する」ということを意識してもらえるようにするだけで、混乱がかなり抑制されるでしょう。
多くの人が会場にいますが、どこまで自分で危機管理を意識しているのか気になるところです。