今回、タクシーを活用する考えで質問を構成。下敷きは、2008年12月定例会の一般質問と、2010年6月、2011年3月の質問。
提案は、塩浜街道ぞいに長太から白子に至る地域をつなぎ、公共交通と公的施設を連携させ、地域活性化を考える社会実験を行うことです。行政の福祉事業などと、連携させてはどうか。組織機構改革に伴い公共交通は都市整備部に移管されることから、あらためて鈴鹿市の考えを問いたい。
国土交通省のホームページに地域公共交通支援センターがあり、人口、人口密度、高齢化率、財政力指数などを入力すると、似た自治体での事例を検索できるようになってる。鈴鹿に似た事例を検索したところ、神奈川県秦野市での取り組みがでてきた。
注目は、路線固定型乗合タクシーと、実証運行にあたって地域懇談会を設置し持続可能な公共交通の構築を行ったという点です。
秦野市の事例を参考に、路線固定型乗合タクシーのような事業に投資すれば、地域的な公平性も図りながら実証運行ができる考えるが、鈴鹿市の考え方は。
― 答 弁 ―
本市の公共交通施策は,公共交通空白地域の移動制約者の方々の日常の移動手段の確保のため行っている。
本市の公共交通空白地域の考え方は,国の「地域公共交通確保維持改善事業」の補助要件にある「運行する区域の半径1キロメートル以内にバス停や鉄道駅等が存在しない、交通不便地域であること」に準じており、これらの地域に応じた、新しい交通サービスのあり方について検証を行っており、タクシーの活用も含め検討していきたい。
塩浜街道沿いの本市東部地域は、近鉄名古屋本線があり、本市が考える公共交通空白地域に該当しない状況であり、現在のところ、本市が直接運行を行う公共交通サービスの提供は困難と考えている。
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