今回は、南相馬市での放射線に関することを書きたいと思います。
ただ、専門家でもなく、詳細な情報をすべて網羅しているわけでもなく、自分の目で見た感想を書くことになりますので、その点についてご了承ください。
今回は、半径20キロ圏内の‘避難指示解除準備区域’となっているところに立ち入りが可能になったこともあり、原発事故がどのように地域に影響を与えているのかを、自分たちの目で見て考えるためということが主眼でした。
放射性物質除染の情報はこちら → 除染情報サイト(環境省)
この図の左側は、放射性物質の飛散状況と重なっていると思いますが、平成25年5月7日時点での避難指示区域の概念図です。こちらの図は、福島県のホームページから引用しています。南相馬市はこの図で‘凡例’と書かれた四角の左下あたりになります。緑の半円が図に重なって見えますが、これは福島第一原発から半径20キロのラインになっています。
右側の図は南相馬市の図になり、これは平成25年5月8日時点の南相馬市の被災状況説明図です。図の中のピンクのラインは原発から半径20キロの線となり、黄色のラインが半径30キロの線になっています。
この線の意味合いとして、例えば、黄色のラインより内側の地域住民は医療費が無料ですが、外側は医療費がかかるということになっていたりしていることがあります。
ここでまず考えて頂きたいことは、どちらの地図上でも色分けや線引きが行われていますが、私たちの普段の生活の中で、自分たちのまちにこのように明確に線引きがされていることがあるでしょうか。あるとすれば、今はなくなりましたがベルリンの壁や、いろいろな国境に設置されている壁のような物理的なものだけではないでしょうか。
そこが、図を見て考えることと、実際に見ることとの大きな違いです。
さて、国道6号線を南下し、この20キロ圏のラインのところに来ると、やはり、警察の方々が警備されています。泥棒なども横行していたということですので、この警備は当然だと思いますし、また、ここから先の地域は現時点で日帰りしか認められていないことになっています。
この写真を撮る少し手前にコンビニがあったのですが、商品棚はがらんとしていていました。それは、この先は居住できない区域であるから、モノの需要がないためと、同行の方に説明されて納得でした。
この6号線をどんどん南下していくと浪江町の一部に入ることができますが、その先で写真のように通行止めになりその先には行けなくなっています。
浪江町では6号線は通れますが、街に入るための道路は警備員付きで封鎖されています。これも泥棒などの横行を防ぐために当然のことだと思いますが、南相馬市小高地区との違いがあるということを感じました。また、建ったばかりに見える浪江町役場が無人で建っているのを道路から見て、どれほどのことが起こったのか考えざるを得ませんでした。
ただ、専門家でもなく、詳細な情報をすべて網羅しているわけでもなく、自分の目で見た感想を書くことになりますので、その点についてご了承ください。
今回は、半径20キロ圏内の‘避難指示解除準備区域’となっているところに立ち入りが可能になったこともあり、原発事故がどのように地域に影響を与えているのかを、自分たちの目で見て考えるためということが主眼でした。
放射性物質除染の情報はこちら → 除染情報サイト(環境省)
この図の左側は、放射性物質の飛散状況と重なっていると思いますが、平成25年5月7日時点での避難指示区域の概念図です。こちらの図は、福島県のホームページから引用しています。南相馬市はこの図で‘凡例’と書かれた四角の左下あたりになります。緑の半円が図に重なって見えますが、これは福島第一原発から半径20キロのラインになっています。
右側の図は南相馬市の図になり、これは平成25年5月8日時点の南相馬市の被災状況説明図です。図の中のピンクのラインは原発から半径20キロの線となり、黄色のラインが半径30キロの線になっています。
この線の意味合いとして、例えば、黄色のラインより内側の地域住民は医療費が無料ですが、外側は医療費がかかるということになっていたりしていることがあります。
ここでまず考えて頂きたいことは、どちらの地図上でも色分けや線引きが行われていますが、私たちの普段の生活の中で、自分たちのまちにこのように明確に線引きがされていることがあるでしょうか。あるとすれば、今はなくなりましたがベルリンの壁や、いろいろな国境に設置されている壁のような物理的なものだけではないでしょうか。
そこが、図を見て考えることと、実際に見ることとの大きな違いです。
さて、国道6号線を南下し、この20キロ圏のラインのところに来ると、やはり、警察の方々が警備されています。泥棒なども横行していたということですので、この警備は当然だと思いますし、また、ここから先の地域は現時点で日帰りしか認められていないことになっています。
この写真を撮る少し手前にコンビニがあったのですが、商品棚はがらんとしていていました。それは、この先は居住できない区域であるから、モノの需要がないためと、同行の方に説明されて納得でした。
この6号線をどんどん南下していくと浪江町の一部に入ることができますが、その先で写真のように通行止めになりその先には行けなくなっています。
浪江町では6号線は通れますが、街に入るための道路は警備員付きで封鎖されています。これも泥棒などの横行を防ぐために当然のことだと思いますが、南相馬市小高地区との違いがあるということを感じました。また、建ったばかりに見える浪江町役場が無人で建っているのを道路から見て、どれほどのことが起こったのか考えざるを得ませんでした。
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