鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

土曜授業について

2014年04月09日 22時14分36秒 | Weblog
今日の各派代表者会議では、教育委員会から鈴鹿市内の公立小・中学校における土曜授業実施に向けての取り組みが報告されました。
実施予定はできれば今年の9月から、各学校の学校運営協議会で検討し学校単位で取り組むことを考えている。方向性としては「教育課程内の学校教育として」、「教育課程外の学校教育として」、「スポーツ少年団の土曜活動」が考えられており、実施日は第3土曜日を基本とすることが説明されました。


説明を聞いていて、まず鈴鹿におけるコミュニティスクールや学校運営協議会について地域によってそれらの熟度に差があり、予算の編成や執行権はまだ学校運営協議会に渡されていないなどの課題もあり、今の時点で独自性を持った取り組みを任せるのは難しいのではないかと思いました。

また、コミュニティスクールは鈴鹿市全体として取り組んでいることから考えると、9月から行うのであれば資料にあるような各種少年スポーツ団体やいろいろな事業との調整については、鈴鹿市教育委員会が一義的に行うべきだと考えます。
というのは、平成26年度の事業として会場の確保なども含め進んでいる中ということがあります。少年スポーツであれば中学校部活動は学習指導要領にも記述され学校の管理下にあり、教育委員会の方針で試合などの日程や学校間の調整について融通がききやすいでしょうが、小学生のスポーツ活動は地域の人たちに支えられている活動ですから、年間を通して組まれている日程を変更することはとても大変ですし、学校・地域間の調整も容易ではないと思います。

そのようなことを考えると、9月から取り組むことを教育委員会が考えるのであれば、今年度については教育委員会が土曜授業の試験的な取り組みを市内一律で行うほうが、多方面の調整も考えると現実的だと思います。また、教育課程なのかどうかということについても、一律で教育課程外とするという方針を出すほうがよいのでないでしょうか。そうして1年間の時間を作りながら、各地域・各学校運営協議会の議論に任せるほうがよいと思います。学校運営協議会で議論を行うにしても、ことは子供の教育や育ちに関わることですから、まず各学校のPTAでの議論と意見があり、それをもとに学校運営協議会で議論をするべきではないかと思います。
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