米FOXニュースが、特ダネとして「解放軍が南シナ海
の島に地対空ミサイルを配備した」と報じた。
これに対し中国国防部は事実を認めた。
南沙諸島の埋め立て拡張工事が始まったのは2014
年初めで、アメリカが無策に終始している間に軍事
使用に耐え得る滑走路を3本も建設した。
今回配備されたのは紅旗9(HQ-9)という地対空
ミサイル部隊2個大隊分のランチャー8基とレーダ
ーシステムである。
中国が公式に認めた限りこれを自主的に撤去する
ことはありえない。
北朝鮮の核兵器もそうだが、これらを話し合い等の
平和的手段で撤去させることは不可能である。
アメリカが阻止したかったのならもっと早い段階で手を
打つべきであったが、優柔不断なオバマ大統領はそ
の機会を逃してしまった。
残された手段は軍事力行使含みで交渉する以外にな
いが、アメリカには、中国との戦争や北朝鮮の核攻撃
リスクを冒してまで、南沙諸島の武装解除や北朝鮮の
非核化に拘る理由はない。
アメリカの安全保障にとっては直接的な脅威ではない
からである。
脅威を感じるべきは日本である。日本に対し核攻撃で
きる能力を有する北朝鮮、核攻撃能力に加え日本の
生命線の貿易ルートを何時でも遮断できる力を持つ
中国に対し、日本はどう対峙し、自主独立を維持して
いくのか。
これは日本が自ら考えるべき問題である。
の島に地対空ミサイルを配備した」と報じた。
これに対し中国国防部は事実を認めた。
南沙諸島の埋め立て拡張工事が始まったのは2014
年初めで、アメリカが無策に終始している間に軍事
使用に耐え得る滑走路を3本も建設した。
今回配備されたのは紅旗9(HQ-9)という地対空
ミサイル部隊2個大隊分のランチャー8基とレーダ
ーシステムである。
中国が公式に認めた限りこれを自主的に撤去する
ことはありえない。
北朝鮮の核兵器もそうだが、これらを話し合い等の
平和的手段で撤去させることは不可能である。
アメリカが阻止したかったのならもっと早い段階で手を
打つべきであったが、優柔不断なオバマ大統領はそ
の機会を逃してしまった。
残された手段は軍事力行使含みで交渉する以外にな
いが、アメリカには、中国との戦争や北朝鮮の核攻撃
リスクを冒してまで、南沙諸島の武装解除や北朝鮮の
非核化に拘る理由はない。
アメリカの安全保障にとっては直接的な脅威ではない
からである。
脅威を感じるべきは日本である。日本に対し核攻撃で
きる能力を有する北朝鮮、核攻撃能力に加え日本の
生命線の貿易ルートを何時でも遮断できる力を持つ
中国に対し、日本はどう対峙し、自主独立を維持して
いくのか。
これは日本が自ら考えるべき問題である。