政府は参議院議員選挙の終結を待って、外国人労
働者の受け入れに関する本格的な議論を始めたい
意向だ。
少子高齢化の影響で、仕事の現場では人手不足が
深刻化している。建設や造船といった重労働分野だ
けでなく、食品加工や外食、小売りなどの分野では
状況は深刻で、外国人労働者の受け入れを大幅に
増やしてほしいというニーズが高い。また、介護や家
事支援といった分野でも外国人労働力への期待が
高い。さらに地方の農業の現場でも外国人労働者を
求める声が強まっている。
外国人労働者の受入に関しては、このように企業側
の安価な労働力確保という観点からだけ主張されて
いる。
しかし、日本社会全体の視点から見れば、欧州社会
の移民問題、アメリカにおけるヒスパニックの問題に
みられるように、社会に様々な困難な問題をもたらす
ことは明白である。
日本ははたしてそんなに人手不足なのだろうか、完
全失業率は3.2%と確かに低い水準ではある。
しかし、非正規労働者の比率が高く、少し景気が悪く
なればすぐに失業率が上がる。
また、216万人の生活保護受給者に加え、65歳以上
75歳未満の人口が1700万人程度存在する。
危険な外国人労働者の受入を解禁する前に、これら
の潜在的労働者を有効利用する手法を真剣に考え
るべきである。
外国人労働者を受け入れれば、それにより生じる問
題を解決する為に多額の社会保障費や税金を必要
とする。
一方、生活保護受給者や高齢者に仕事を与えること
ができれば、社会保障費の減少や税金の増加が期待
できる。
働者の受け入れに関する本格的な議論を始めたい
意向だ。
少子高齢化の影響で、仕事の現場では人手不足が
深刻化している。建設や造船といった重労働分野だ
けでなく、食品加工や外食、小売りなどの分野では
状況は深刻で、外国人労働者の受け入れを大幅に
増やしてほしいというニーズが高い。また、介護や家
事支援といった分野でも外国人労働力への期待が
高い。さらに地方の農業の現場でも外国人労働者を
求める声が強まっている。
外国人労働者の受入に関しては、このように企業側
の安価な労働力確保という観点からだけ主張されて
いる。
しかし、日本社会全体の視点から見れば、欧州社会
の移民問題、アメリカにおけるヒスパニックの問題に
みられるように、社会に様々な困難な問題をもたらす
ことは明白である。
日本ははたしてそんなに人手不足なのだろうか、完
全失業率は3.2%と確かに低い水準ではある。
しかし、非正規労働者の比率が高く、少し景気が悪く
なればすぐに失業率が上がる。
また、216万人の生活保護受給者に加え、65歳以上
75歳未満の人口が1700万人程度存在する。
危険な外国人労働者の受入を解禁する前に、これら
の潜在的労働者を有効利用する手法を真剣に考え
るべきである。
外国人労働者を受け入れれば、それにより生じる問
題を解決する為に多額の社会保障費や税金を必要
とする。
一方、生活保護受給者や高齢者に仕事を与えること
ができれば、社会保障費の減少や税金の増加が期待
できる。