雨も上がったので珍しく朝の散歩にでかけよう。望遠レンズなので空間の大きな所というと近所なら清水さんぐらいしかない。午前中は中学校の修学旅行生が多いんだ。ならば何人いるかわかわらない処女でも・・・、いやいや修学旅行生を被写体にして。修学旅行生は京都の風物ですからね。
重たいヘリコイドだしマニュアルだから置きピンで。アチャー、外れている。あら!、その使い捨てフィルムカメラ「写るんです」が売ってるの!?。一体写るんですをぶら下げて君たちは何処から来たんだい・・。中学生達は、いつも不思議な発見に遭遇させられる。
ところで、こんなスレンダーな体型が20代、30代になるとみんな太くなってくる。巷ではそれが大人の証といわんばかりだが、そのお腹の出た四角い体型、実はメタボじゃないか。どうみても太りすぎの大人達ばかりだ。それは大人の証とは違うだろう。
ライツレンズの虫干し撮影をしていると、多くの大人達がメタボ体型ばかりである事に気づかされる。新型コロナによる2年間の巣ごもりで肥え太ったのだろうか。
人間の理想型を求めれば、ギリシャ彫刻のホルゲーゼのマルスがある。さしあたり、ここを目指そうか。体組成計にBMI(ボディマウスインデックス)という指標がある。計算式は、BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)。WHOの緩めの判定基準は以下の通り。
16未満 | 痩せすぎ |
16.00〜16.99以下 | 痩せ |
17.00〜18.49以下 | 痩せぎみ |
18.50〜24.99以下 | 普通体重 |
25.00〜29.99以下 | 前肥満 |
30.00〜34.99以下 | 肥満(1度) |
35.00〜39.99以下 | 肥満(2度) |
40.00以上 | 肥満(3度) |
私のBMIを計算した。体重57.1kg÷身長1.6m÷1.6m=BMI22.3、普通体重で安堵した。
BMIのサイトをみると、減らすべき体重に見合った運動時間が表示される。例えば8kgの体重、つまり脂肪を一ヶ月で減らすのに13時間31分の運動が必要だとあるのには笑えた。なぜならばそれは一ヶ月食事をしなければ減らせるという事。私達は日々栄養を摂取しながら暮らしているから、これはフローデータとして捉えなければならない。
ギリシャ彫刻マルスは軍人だから超筋肉質だ。そこで筋力トレーニングが必要になる。筋力をつけながら脂肪をタンパク質に変える事は合理的な考え方だ。
私はコロナの自粛期間中、ジムに通いエアロビクスとウェイトトレーニングで9kgの減量をしたが、マルスのように格好良くはならない。それはしょうがない。それでも周囲の人間達からは、お腹の出っ張りがなくなったじゃん!、足が細くなりましたね!、と評価されたから一応目標達成だろう。
しかしそれだけじゃ、体型はましになったけど頭がパープリンでは適わない。そこでマルスの彫刻をみると、大変知性的な顔立ちをしている。つまり頭がアホではアカンのだ。そこで手早いのはどれだけ勉強したかが指標にできるだろう。
これは評価が簡単だ。高次複雑系現代科学文明ならば博士号ぐらいは取得して当然だ。幸い私は博士号は既に取得済みだから努力する必要は無い。ということは現代人の条件は達成した事になり安堵している。
まとめると、筋肉質な標準体重のホディと博士号を持っている知性を有する事。マルスを理想型とすれば片方だけではアカンのである。それが現代人の条件として設定できそうだ。
だから若い人達の目標は、スポーツと学位の取得(博士号です、修士ではあきません)に励むべしという結論になる。片方だけではアカンというわけだ。
そんなことを書くと文科系は、つまりこのお古のレンズが現代人の条件ですね、と珍奇な解釈をしてくれるだろう。アホちゃうか!、このレンズは現代人とは無関係だ。むしろ古代人の硝子を通して現代を見たと解釈すべきだろう。モニター上に見えてくる人々を見ながら現代人について考えさせてくれた。LEITZ HECTOUR135mm/F4.5(1950年製)。思考させてくれるレンズである。因みにHECTOURはレンズ設計者が飼っていた犬の名前だ。犬目線だったか・・・。
追記
このブログを書いている7月15日は、新型肺炎感染者数が急増している。1日の感染者数は、第7波が過去最大値を記録すると予測している。
どこで第7波の感染源かは属地情報を出さないので解らない。個人が特定できなければ属地情報をだすべきだが、勘違いした自治体役人達の誤った意識がまかりとおっているのだろうか。ならばデータから読み取るしかない。
厚生労働省の性別・年代別陽性者数(週別)をみる。図はこのデータに基づき世代別構成比を示した。10代未満15.73%、10代16.43%、20代16.04%、となりこの世代だけで48.2%と過半に近い。さらに30代15.36%、そして直近になって40代が増加し14.80%となる。過半近い値が示す48.2%の値から感染源は学校関係である事を図は示している。
以下はデータの読み取りだが、30代の値の多さは、この世代の子供をもつ親達の家庭内感染だろう。特に30代は持ち屋比率が高くなる世代だが、それまでの狭隘な賃貸住宅で家庭内感染を起こしたと推測もできるが属地データがないので断定できない。
つまり第7波の感染源は、特にワクチン未接種者の10代が多いことから幼稚園、小学校、中学校、高校、大学であるとする可能性が高く、感染力が高いウィルスに置き換わりつつあるため家庭内感染を広げた。特に時系列データでみると気温が上昇する頃から家庭内のエアコンの利用頻度が高まり、これに歩調を合わせるように感染が拡大してきたと推測できる。
従って学級閉鎖が効果的だが、まもなく夏休みになる事、既に感染は社会へ広がってきている事、などから見送られたのだろう。
図1.年代別新規陽性者数(週別)7月12日20時時点
https://covid19.mhlw.go.jp
京都市 清水寺
SONYα6000、LEITZ HECTOUR135mm/F4.5
1)ISO100,露出補正0,f/4.5,1/2000
2)ISO100,露出補正0,f/4.5,1/1000
3)ISO100,露出補正0,f/4.5,1/1250
4)ISO100,露出補正0,f/4.5,1/25
5)ISO100,露出補正0,f/4.5,1/800
6)ISO100,露出補正0,f/8,1/160
7)ISO100,露出補正-2,f/4.5,1/160
撮影機材:iPhon13pro
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