Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

エッセイ814.少し手を抜かなきゃ・・・、追記

2024年12月30日 | field work

 墓参りでネグロス島にいった嫁から画像・・、うん、これだけ!?。まあ画像が旅の本意ではないので致し方ないが・・・。叔父さんの顔を入れて撮れよ!。素人写真の典型だと愚痴ってもしょうがない。
 先月までスケジュール上混戦していた私の会社の登記資本金の減額手続きと建設コンサルタント再登録と決算の仕事は簡単に終わりはしないが、スケジュールの目処はついたのが安心材料だった。やっぱ役所はホームページではわからない事が多く、実際でかけてみなければの世界だ。
 そうだ!、論文原稿もあった。提出が3月初め頃。そうなると酷寒の寒さの日本に縛られるのがやだな。
 そうした仕事が片付けば半年ぐらいは、日本にいなくても良さそうだ。少し手を抜こう。次第に日本から離れる習慣を身につけようというわけだ。随分と早い新年の算段をしている頃だった。このブログアップされるころはフィリピン・ブラカンにいる。
(記:2024年11月6日)

追記:
 Macの日時をみたら12月30日とあった。日本では年末か。ものごとのけじめをつける1年の終わりだ。そうしたけじめをつける日本の習慣がうっとおしいのだよ。だからフィリピンへ逃亡してきた。ここでは淡々とクリスマスが過ぎ新年を迎え、レチョンを予約しておしまい。クリスマスから泊まっていた親戚のレイも今日は家に帰るらしい。だから隣で汚れたスニーカーを洗濯している。昨日は見事な酔っ払いだった。それが年末っぽいといえば、そうかもしれない。

撮影:NIKKA PAGTALUNAN,ネグロス島
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エッセイ813.アジアの風景

2024年12月29日 | field work

 嫁が送ってきたネグロスの光景だ。トライシクルに乗っているのは通学する生徒達とクレジットがついていた。日本では積載量オーバーだが現地ではフつぅーだ。
 バイクに2人、荷台に6人以上は乗っている。それでもトロトロと動く。バイクは、日本のSUZUKIかYAMAHAだろう。メカニックに言わせるとSUZUKIやYAMAHAは部品の調達が楽だというわけだ。HONDAもあるが部品調達が面倒なのでフィリピンでは嫌われる存在だ。一番多いのはSUZUKIのバイク。当然10年以上前のモデルだ。それでもちゃんと動いて10人近い人間を運ぶことができる。公共交通機関の不足している国だから積載量オーバーなどというこという人はいない。
 こんな風景は、ベトナムでタイでもバングラディッシュでもそしてインドでも同じだということをYouTubeの動画でみた。つまりアジアの風景なのである。そして日本もアジアの1つなのである。
 そして悲しいことに日本円は安い。日銀が金利を据え置くからだ。一昨年は世界経済がインフレ傾向が顕著だったために各国は金利をあげた。日本だけが金利を上げなかったので円安傾向が続いてきた。世界と足並みを揃えろよと言いたい。
 その怠慢さのおかげて米まで値上がりしている。今は機械で耕作するから輸入の油が高くなれば米の値段も上がる。そして物流コストもすべてオイル。だから米の価格高騰になります。
 今の物価高は円安による。それをジッと我慢し、そして選挙の争点にするなんておかしな国だ。物価を下げたきゃ金利を上げるのが世界の常識。政党が物価高を政策にかかげる必要性は皆無。それって株式会社日本銀行の仕事です・・・。
(記:2024年11月4日)

追記
今フィリピンのブラカンにいる。来年日本に戻る。日本のお正月とそのために行う準備や家の掃除をしなくて済む。そんな事を忘れていられるのが、心地よい。お正月という少し非日常的な時間の負荷がおおきかったんだ。それでいてクリスマスの頃には、親族が泊まってゆく。ソファや床にマットを敷いて雑魚寝だ。特別に準備する必要もない。
日本のお正月のニュースが他人事であるというより、ピンとこない。だから、お正月に京都のスポーツジムとか登記所へ手続きや書類の国際電話なんかしているかもしれない。
お正月って今まで負担だったな。

撮影:NIKKA PAGTALUNAN,ネグロス島
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エッセイ812.ネグロスから墓参りの画像が送られてきた

2024年12月28日 | field work

 嫁からからネグロス島の墓参りに出かけた時の画像が送られてきた。日本同様に親族の墓参りを欠かさないフィリピンだ。人間関係を一番大切にするのが国民性だ。
 ネグロス島はフィリピン本島から南西にある島で、観光地セブ島の調度西側にあたる。飛行機でマニラから1時間程度だろう。
 せっかく出かけたのだから、市場や露店を撮影してこいと命じたのだが!?。というのもそんな観光地でないものが何故面白いのか!?、といわれた。それは日本人も同じ事が言えて、小樽の運河街でもない普通の街が何故面白いのだということと同様である。
 従って観光地=面白いところ、とするステレオタイプ化された図式は、私にはない。観光地の画像は、散々撮影され世界のサイトにアップされているから、そんな画像に私の関心は無い。むしろ日々の地元の生活の風景をにじませてくれた画像の方がはるかに面白い。それは今の日本では、先ず目にすることが少ない画像だからである。つまり私の関心や目線は、フォトグラファー目線に近い。
 画像は、人と同じ被写体を撮れば同じ印象しかない。つまり誰が撮っても同じ光景だからだ。だから撮影する側の意識を変える事が大切だ。意識を変えれば被写体も違っててくる。そこが面白い画像が撮れる事の始まりである。このブログでもInstagram風ではなく、私目線の画像を多く掲載してきた。他人目線ではなく私目線であることが大切なのである。
 そんなことを考えながら、嫁は親族達とはしゃぎすぎて画像は忘れましたとなるだろうと推測。もちろん撮影というつまんない事よりも、親族達と楽しむ方が先じゃんというわけだ。それはそれでわかるけど・・。俺は画像が欲しいなぁー。
 このブログがアップされる頃、私はフィリピンでクリスマスや正月のバタバタに巻き込まれているだろう。
(記:2024年11月4日)

撮影:NIKKA PAGTALUNAN,ネグロス島
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エッセイ811.ギャスターブ・クールベの「世界の起源」から

2024年12月27日 | field work

 嫁から送られてきたフィリピンの画像が、年末までに1カット不足している。ああっ!、おしかった!!。そこで公序良俗がテーマの12月だったからギュスターブ・クールベの「世界の起源」という絵画について、美術やデザインを勉強してきた私の立場からみてみよう。
 トップの画像はgeety imagesが公開している画像「世界の起源」の復元図だ。下半身の部分はパリ・オルセー美術館に原画があり、これまで首の部分が不明とされていた。それがあったのだろう。
 ドローイングデッサンは私は見ていないのが、これは明らかに第三者による復元である。
 デッサンをしてきた立場からすれば、当初クールベは全身像を描いていたと推測できる。というのも骨盤回りだけ描くというのは、人体全体の整合性が希薄になるからだ。写実に徹したクールベならば、当然全身のデッサンしていたと考えられる。
 トップ画像にあげたgetty images制作のイメージは、研究者ではなく民間企業の制作なので真意の程は定かでないが、実際の絵画の制作場面では1枚のキャンバスを切り取って2枚の作品に仕立てた。こうした方法は絵を描いていれば画家の世界ではよくある事。getty imagesの解説を以下に引用しよう。

「フランス、パリ - 1 月 31 日: ギュスターヴ・クールベの有名な絵画「世界の起源」は、2013 年 1 月 31 日にフランスのパリでパリ・マッチのために撮影されました。公開画像。クールベが描いた女性の顔を使用して絵画を復元し、アンティーク ショップで美術愛好家が発見しました。2 年間の調査の後、この絵画はギュスターヴ・クールベの有名な絵画「世界の起源」の失われた部分であると確認され、愛人のジョアンナ・ヒファーマンの顔と体が明らかになりました。」

 クールベが描いたの下半身の部分「世界の起源」(1866年制作、注)は、Wikによれば、オスマン帝国の前外交官ハリル・ベイがクールベにクールベに絵の制作を依頼し、その後売却され、ハンガリー、ソ連を経て、フランスに戻り現在オルセー美術館が所蔵している、と記載されている。
 絵画制作時の1889年にパリ・エッフェル塔が完成しているから、みえないものを探求しようとする科学技術の始動期である。そうした時代背景のなかで画家がみたものを偏見を捨て客観的に描いたと、私は推測している。
 私が興味を持ったのは「世界の起源」とする表題である。たしかに人間が生まれることから世界がつくられ歴史を積み重ねたのだから、この表題は事実をいいあてている。クールベは、そうした事実を冷徹に描いた。
 そう考えてくると恥ずかしいった公序良俗という概念は、どこから登場してきたのだろうか。1つわかることは、科学技術のカテゴリーではなく、後天的な人間の意識が独自につくりだしてきた。
 当時パリ社交界というサロン文化が花開いていた時代。全てを明らかにしてしまうと医学書のようでは冷徹だ。それではロマンスもない。そこで隠しておきたい要素を1つぐらいは残しておこうというフランス人のエスブリか、男の好奇心に応えたか、あるいは絵が売れるからか、さらにはクールベの愛人はプロモデルだから体型はよいか、平民のオカンはふためと見られない体型だから公にしたら国民が永遠にインポになりそうだ、だから隠しておこう?。案外最後あたりが正解なのだろうか?。
 要約すると、画家の頭の中で一つであった概念が「画家の制作」と「社会への公表」という、二つの概念に社会が分離させた。そんな差異が現代に至っていると考えた方がよさそうだ。
 さて19世紀フランス絵画の巨匠が描いた作品をgooの公序良俗意識が、どう解釈するか?。下半身は相当にリアルに描かれているよ(*^▽^*)。

注1)getty imagesは、アメリカのワシントン州シアトルに本社を置く写真画像代理店。20か国を超える国々に事務所を持ち、3億点の画像・映像・音楽素材をインターネット経由で提供している。
注2)オルセー美術所蔵Wik:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90
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エッセイ810.クリエイターの苦手なこと

2024年12月26日 | field work

 さあ、日本の雑用をかてから、クリスマスと新年は嫁のフィリピンの家ですごそうと計画している。
 そう考えて目下京都で事務仕事を片付けている。だが能率が悪い。そればかりか頭がぼける。意欲がなくなる。何しろ事務仕事だから、定められた手順に従って粛々と書類をつくるだけから、クリエイション要素は皆無。
 そういうときは散歩に出て映像撮影で少し気分転換して退屈な事務仕事をこなそう。だが雨だ。そうなると家に籠もって書類づくりが続く。全くはかどらない。つまり新しいことを描いたり制作したりすることは能率が良いが、その反対のことは実に能率が悪いどころか意欲がない。だがこれをかたづけないとフィリピンへ旅立てない。
 つまりクリエイターにとって事務仕事は苦手だ。クリエイションもしないで、人間は何で活きているのか?。クリエイターの頭はそんな感じだろう。
 ならば午前中の頭が活発に動く時に事務仕事をかたづけよう。そうおもっていても意志薄弱が災いし、ドローイングシリーズに手を染めてしまう。手間のかからないドローイングシリーズのクリエイションは筆がバンバンと進んでしまって、すでに1月の分ができつつある。
 さて遅い昼飯だ。じゃあ午後は残った雑用を片付けようとすると面白い映画をみつけのめり込む。そうこうしていると夕方じゃん。じゃあ夜にかたづけようと思うと眠くなり寝てしまう。眼が覚めると結局事務仕事は何も片付かない。そんな日々を繰り返すと自分のアホさと自己嫌悪に陥る。
 さて、今日から年賀状が発売される。こちらは既に年賀状の原稿もできあがっている。あとは印刷して投函すればよいのだが、郵便局の年賀状受付は12月15日からだが私は日本にいない。場合によっては、このブログがアップされる頃には各人の家へ早めの年賀状が届くだろう(*^▽^*)。クリスマスカードにすりゃよかったか。
(記:2024年11月1日)

撮影:NIKKA PAGTALUNAN,ブラカン
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エッセイ809.クリスマスは教会にゆく!、追記

2024年12月25日 | field work

 クリスマスは教会にゆく!、といってもフィリピンの話しだが。ブラカンの文化財的教会は、毎週日曜日の夕方からミサが始まる。地区ではおおきな教会だが全ての席が埋まる。敬虔なカソリックの信者達が身ぎれいにして参加する。
 だからクリスマスも教会がイベントの数々をやっていて賑わってるはずだ。教会もここぞとばかりに寄付を集める。そうクリスマスは、イエスキリストの誕生日だ。教会では4つ前の日曜日から待降祭と称して準備するぐらいだからクリスマスは教会や地域の大きなイベントになる。いやフィリピンの都市部のショッピングセンターでは9月の末になるとクリスマスの飾り付けを始める。そこまでゆくと、オイオイ・・・!?、なのだが。
 他方でお釈迦様の誕生日が4月8日だ。日本では花祭り、灌仏会と称してお寺でお祝いがおこなわれる。じゃあカソリックの国ほど騒ぐかという、桜にうつつを抜かし忘れ去られている場合が多そうだ。そんな仏教国日本人もクリスマスは忘れない。
 なにしろ恋人達の思い出のデートの日だし、家族のパーティーがあるし、子供達はギフトを期待しているからだが。といって教会におもむく日本人は信者以外にはすくない。オイオイ、そんな信仰心のない国家で大丈夫なんかいな?。
 つまり日本では家族という絆に絶対的な価値観があって、これは宗教をしのいでいる。だからお盆には帰省し、年末には里帰りする。みんなで集まって聚食の世界だ。それで終わり!。ええんかいな?、そんなに宗教心がなくてと、こちらは少し心配に思うのは老婆心か。
 この日私はフィリピンのクリスマスを撮影しながら、教会のポーチに寄付を投げているだろう。そういう時間が持てたことを神に感謝する
 因みにトップ画像は11月の風景でありクリスマスではない。クリスマスの画像は多分1月か2月頃にアップさせる予定。
(2024年11月撮影)

撮影:NIKKA PAGTALUNAN,Diocesan Shrine and Parish of Nuestra 

追記:
12月12日からフィリピンにいる。ここでクリスマスと正月を越し、底冷えする京都をパスする。フィリピンの画像は、YouTubeで逐次アップしている。
以下のURLからアクセスされたい。このブログでは2月掲載である。アクセスされたらチャンネル登録を忘れずに。これが映像制作の元気の素である。クリックしたからと言いって各人にメールがゆくわけではない。私のチャンネルクセスが容易になるだけである。既に390本の動画をアップさせている。しかしこれまでの登録者数が60人とは、恥ずかしいぐらいに少ない。せめて1,000人は越えないと、一人前ではないからだ。
https://www.youtube.com/@team_mikami/videos
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エッセイ808.クリスマス、そして師走!

2024年12月24日 | field work

 今日はクリスマスイブ。多分私はフィリピン・ブラカンでクリスマスと正月の映像を撮影しているかもしれない。そう書いたのは、このブログが予約投稿だからである。今月の画像は11月に嫁から送ってきたものでありクリスマスではない。フィリピンのクリスマスは映像で2月にアップする。現在2か月先まで執筆済みです。

 というのもフィリピンへたどりつくまでに、片付けなきゃならない事務仕事に忙殺されている。
 先ず会社の資本金の減額。数年前過大に増資の計算を間違えて過大に資本金を増やしてしまった。これでは金もかかる。だから訂正だ。このため法務局へしばしば足を運ぶ。なに官報に公示ですか・・・。
 次いで建築士事務所更新手続きがおわり、法律などで義務づけられた講習会の受講がある。講習会をサボっていたら国土交通省から催促の手紙がきた。
 建設コンサルタントに至っては更新期間をすぎてしまい新規登録。また30頁はある申請書をつくらなきゃ・・・。これがまたまた面倒で時間もかかる。大阪の国土交通省まで何回足を運ばされることか。
 さらに私の会社決算が12月にある。5cmファイル1冊はある1年分の書類を整理し税理士に送らねば。前年度はこの書類提出が遅くなり申告も遅れ1,000円の延滞金を課された。
 来年2月締め切りの学術論文も頭の部分しか書いていない。せめて論文の本体の素材に手をつななければ。
 そうだフィリピンの家の構造計算があった。そのために格安中古Winを調達したからさ・・。
 こうした全ては、夏の暑さに意欲喪失になり今頃になってしまった。やっぱ猛暑の影響だ。
 そして心安らかにクリスマスと正月を迎えるためには、6つの事務仕事をかたずける必要があり、これはクリスマスへの長い道のりだ。あとは年賀状を書いて新年はGoodbuy Japanの気分になれるかもしれない。
 そんなわけで師走とはよく言ったもんだ。走りに走って仕事を片付け新年が迎えられたら、今年は幸せと思うほかない。
(記:2024年10月31日)


撮影:NIKKA PAGTALUNAN,ブラカン州のハロウィンのパーティー
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エッセイ830.シティスケープの縦横比

2024年12月23日 | field work

 こんな12月5日のシティスケープを見ちゃうと、やはり今年は厳しい底冷えの季節だと思ってしまう。というのもまだ市内の銀杏の街路樹だって散りつつあるとはいえ黄色く輝いているし、最後の紅葉もみられる。だから例年以上に今年は冬が早く到来し京都市内に雪が積もるかもしれないと予想している。それは大変美しい京都のシティスケープだ。
 京都は、どこを撮影しても流れる時間が美しいシティスケープをつくりあげる。それがこの街の魅力だ。そこには昔からの街並みと現代の街並みとが混在しているあたりに、この街の美の原点がある。それが東京だったらすべてが現代デザインばかりで、それはある種トレンディの器の中にいるのかもしれないが、時間を長く生き抜いてきたデザインとは異なり直ぐに飽きられる退屈さがある。やはり街には新旧が混在する多様さが欲しい。
 それに空がどこまで広く見えるかも重要なポイントだ。東京渋谷あたりをみると超高層ビルの谷底を歩く感覚であり、狭隘な空しか見えない。それはそれでニューヨーク的な面白さもあるが、現代建築ばかりじゃ退屈だねぇー。
 川沿いのシティスケープというと建築物の高さがこれぐらいだとパリの風景に近く、みていて心地よい。これが東京隅田川になるとマンション群で川岸が囲まれるという感じで窮屈になる。やはり川幅と建物の高さという縦横比がある。シティスケープを見るときの評価基準の一つである。
(撮影日2024年12月5日、記12月10日)

京都市鴨川
iPhon13pro
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エッセイ807.Windows!?

2024年12月23日 | field work

 建築構造計算はWindows(Win)ソフトしかない。仮定断面程度の構造計算ソフトが専門書の付録でついてきた。当然Winしか読めない。
 ならばIntel MacのBootcampを使ってWinOSをインストールしたら使えた経験を思いだし・・・。WinOSインストールイメージがUSBメモリーに入らない。なら容量の大きなメモリーで。今度は大きすぎると表示。一定の容量以上は読めないソフトなのだろう。まさにえっえーーっ!、のWin体験。
 インストール時にUSBメモリーが最適容量である事が条件だから再度寺町のPCショップへ。店員さんは、今はそんなことがないですが、かっては・・・(>_<)。えっ、えっーーっ!!(゜;)エエッ!、そんなのMac使いにとって初耳だ。超不便じゃん!!。
 ついでに「中古Winノートでドライブ付きOS10の安いのはあるの?」、と尋ねたら税込み29,900円。結局USBメモリーを買い、ついでにWinPCを買った。昔のリムーバブルディスクとかMOディスクがそれぐらいの価格だった。WinPCはMOディスクの代用というわけだ。やっすーーー!!!。
 キーボードの違いは、すぐに覚えた。しかしファイルが保存出来ないなど初歩的なところでつまづく。面倒なOSだ。
 日本の役所は、こんなOSで苦労しているのか?。それって本来の仕事ではない。つまり仕事以外のPCのマネージメントに多大な時間が割かれ生産性の悪い社会を引きずってきたのかなあ!?。
 たしかWinは互換性にすぐれていると記憶している。いろんなソフトがはいるしハッカー達も沢山やってくる。だが文科系なんかwordとexcelとWEBぐらいしか使わない。
 そんなWin体験をしていたら、SMBCからValuedoorのオペレーション説明の電話がきた。説明されるままに設定を終え、Macの担当に繋いでさらなる設定をしてください・・・!?。
 ならばMacの担当者へ。そしたらFirefoxをインストールせよ!。そしてSMBC用の設定が必要!。それでダウンロードしたら、美意識も無くわからないアイコン。つまり左のファイル→右のファイルにいれろ!。どこにそんなファイルがダウンロードされてんだよ!。結局図表示のファイルをクリックすることに気づいたのは少し後だった。人間の思考を無視してなんでもはしょるのはビジュアルに疎いWin的世界だ。
 もちろん銀行はWin系使いの典型。ハッカーばかりのWinなんかつかっていて私は危ないと思うが・・・。多分日本人の口座番号など既にロシアや北朝鮮に抜かれ、紛争の資金源になっていると推測している。
 例えば毎日の預金や引き出しの際、あるいは送金時の端数を日本人分×1年間集めたら相当な資金になる。わが国はウクライナを支援しつつ、背後で日本国民の資産の一部が敵対国に渡るというのは誰しもが考えつく現代の構造だ。それが長く紛争が続けられるロシアの流儀だったりしてさ!!!。
 さて建築構造の計算をしたら、このWinPCは誰かにくれてやろう。もちろんインターネットに接続しない。
 さてさて口直しが必要だ。お古テストだったから、明日はお古で口直し映像を撮ろう。Gopro7が手元にある。
 そんなことをしていたら映像の元データが欲しいと2軒依頼が来た。寺町の並びのパソコンショップでUSBメモリーを調達。ところがなのである。話しはながくなるからここで止めておこう。

iPhon13pro
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エッセイ806.今、フィリピンにいる

2024年12月22日 | field work

 2024年12月22日は、私はフィリピンにいる。ブラカンのインターネットを利用しブログを書いている。いやブログだけではなく映像編集したり、学術論文を執筆したりもしている。田舎町だからインターネット不通の時もあったから、このブログを書けない事もあった。だから既に日本を出るときに、2月末までこのブログを予約投稿にしている。
 そんなときに限って公序良俗違反!?、とは笑える。私の頭は、そんなのどうでもいいじゃんと思いつつ、まあ日本のブログだから一昨日はフィリピンで執筆した。
 ふと、また為替レートが1ドル=156円と円安傾向だ。それは海外で暮らす日本人にとって痛手だ。早く1ドル=110円に戻せよ。貿易輸入国である日本の物価高は、おもに円安に起因している。それを日本の経済になすりつけているところに政治家のご都合主義がある。日本の物価高の要因は日銀の金利にある。まだGDPが弱いので公定歩合をあげられないだろう、というのが日銀の言い分だ。
 そんななかジャパンスティールがUSスティールを買収しようとする。これは日本経済は底堅いぞという国際的意思表示には都合良い材料だ。もちろんアメリカの二人の大統領が反対しているので、このミッションは中座予想だ。さらにトヨタがアウディを買収するといった噂も欲しい。ジャパンマネーは強いのだというイメージを国際的に与える必要がある。
 実際フィリピンの田舎町にいれば、スズキ、ヤマハ、ホンダのバイク、そしてトヨタの車は大変多い。そればかりではなく、パナソニックやSONYは世界が認めるブランドだ。関西のぼてじゅうや100円ショップだってブラカンのスーパーマーケットにある。世界が認める優れたプロダクトを数多く提供してきたのは日本人として誇りだ。
 日本の政治家は、自分の票に結びつかないから、先日の衆議院選挙でも国際的に強い日本を選挙公約に挙げた者は少ない。
 だが日本がここまで成長してきたのも、世界が認めるジャパンブランドを数多く、そして戦略的に国際市場に展開してきたからだといえる。もちろんそこには勤勉で高学歴の日本人の努力が貢献し、優れたジャパンブランドを生産してきた事が背景にある。
 従って世界市場があって日本の今の暮らしが実現されている。こうした国家の基本を忘れると、韓国や中国に国際市場から弾き飛ばされて日本は貧乏国となり、私達の暮らしは、全てが貧乏そのものになるよ!。それでいいの?、と私は問いたい。
(記:2024年12月21日)

画像:フィリピンに置かれたYAMAHAのバイク
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エッセイ805. 公序良俗!?

2024年12月21日 | field work

 12月11日のブログが公序良俗違反で掲載中止になった。何回目だろうか。まあこれもブログ話題の1つだろう。当該ブログを削除したけど文科系の概念はよくわからない。さてその公序良俗とはどんな定義だったか。
 当時の画像をみるとCGで制作されたものであり、それに過去のイラストを添えてている。はて?、実写画像ではないのにどこが公序良俗なんだろうか?。まあCGが性器を忠実に表現しているからだろうと推測。
 ブログというメディアだからテレビあたりの定義が慣用されていると理解すれば、乳首や生殖器をみせてはダメ、人間の性行為で入れているのはダメ(ただし人間以外はOKでNHKなどは、人間以外の生物達たちの性行為を放映していた)、過去にイラストで何回も描いたが重ねるのはどうだったか?、今ひとつ不明。
 美大では、裸婦のデッサンや裸婦モデルの塑像制作などは教育の一環でカリキュラムにはいっているし、そんな教育を受けてきた人間には、わかるような、あるいは無視したいような公序良俗でもある。つまり概念不明だ。
 数回の公序良俗違反を経験し、このブログなりの判断基準も少しわかりかけてきたと思われるが、CGがダメというのは意外だった。
 社会には、美大出身者のように裸婦を描くのがあたりまえの人間もいれば、えっ、超恥ずかしいという人間もいて玉石混淆だから、厳しいほうの基準が採用されるているのだろうと推測。芸術には表現の自由があるが、ここは従うしかない。というのもgooは、私のサーバーではなくレンタルだからさ。
 それにしても非美術系社会人の人体デッサンに関する疑問が面白い。
社会人の疑問「裸婦モデルに学生さんがなるのですか?」
 人体デッサンのモデルは専属のモデルさんがいます。学生がヌードになることは皆無。というのも6時間目線を動かさずに立ち続けるなんてことは素人にはとても無理です。やはり訓練した人間でないと無理でしょう。時給2,000円位だから6時間で結構な収入になる。じゃ私もやろうという女性がいたら、それは訓練していないからダメです。

社会人の質問「若いモデルさんが良いのですか?」
  年齢ではなく、身体の体表面の筋肉がよくみえるモデルさんが一番勉強になります。そういう点では男性モデルさんの方が描きやすい。女性のモデルさんが多いのは、多分難しいから勉強になるからだろうと推測している。

社会人の質問「何で裸なのですか?。着衣じゃだめですか?
  人体の基本である骨格と筋肉がわからないと人間が描けません。人体デッサンを勉強しないで衣服のモデルさんを描くと風船のような人体になります。随分と文化の勉強が少ない質問ですが、そんなことも日本人はわからないのかと西洋絵画先進国のヨーロッパ諸国から馬鹿にされますよ。

社会人の疑問「描いていて興奮しないのですか?」
  これはさらに笑える素人質問。もちろん人体という立体をとらえるのに6時間没頭していますからそんなことは皆無。もし興奮してデッサンできたら、その人は天才です。まあピカソぐらいかな。

 こうみてゆくと人体デッサンと、裸=いやらしさ=性行為という二つの概念が一緒になっていて区別できないというのが一般的社会人の頭なのだろうか。私が若い頃の質問が、今再びWEBサイトに登場することに驚く。美大系卒業者にいわせれば、それらは全く異なる概念や意味をもちます。
 我が国で裸婦人体の授業が始まったのが今の東京芸術大学で明治29年から。人体は西洋絵画の基本であり、これができないと人間は描けません。
 それを思い出すと、goo管理者のあくまで一般的な社会意識が、このサイトの公序良俗規準なのだろう。
(記:2024年12月、フィリピンブラカン)

画像:https://www.louvre.fr/en/explore/the-palace/ideal-greek-beauty
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エッセイ804.人体の6面図

2024年12月20日 | field work






 建築を勉強していれば、人体寸法を把握することが必須になる。例えば椅子の幅と隣の椅子やテーブルクロスの間隔、デスクの高さ、ソファやベッドのサイズ、浴室の諸々の設備といったように私達の生活では、あらゆる所に人体寸法が登場する。そのために私はキーフォルダーにメジャーを付け、計測しては人体各部の寸法も6面で把握している。さらに座り心地の良い椅子となると人間工学の知見がさらに必要になる。建築家は感覚だけでは設計をしていない。
 ファインアートの世界では人体寸法もさることながら、体表面の筋肉や骨骼や性器ぐらいは勉強しておかないと制作はできない。美術系の大学なら裸婦のデッサンぐらいはおこなわれている。
 私も裸婦のデッサンをした。だから街を歩いている女性(男性は勉強していない)の身長や骨盤や臀部の形状から大体の裸体を類推できる。類推だから、これはお姉ちゃんを剥いてみないと実際のところはわからないが、まあそこそこの把握はできていると自負してる。
 アートの世界は身勝手であり、自分が感心をもったボディしか観察しない。何故なら私はブログ・ドローイングシリーズのモチーフにしようとする意図があるから、小説の登場人物以外に興味が向かない。
 小説の登場人物と同年代の女性が眼前を歩いていると、臀部の形状や動作から、これは翠の臀部かなぁーと思案してしまう観察の楽しさがある。実は女性の臀部は顔以上に個人差があって面白い。そりに動きが加わり、その動き方もやはり個人差の世界だ。もちろんそこまで観察すれば、すでに眼前を歩く女性の裸体は類推できる。多分剥いても大差ないだろう。だが冬になると厚着のおかげで楽しみが低減するのは悲しい。
 今日はなんでこんなことを描いているかといえば、Poserの最新版ソフトが届くからだ。それも特に頼んだわけでもないのにDHLでアメリカから届く。Amazonも面倒なシステムだ。
 届いたらVueに読み込んで、ドローイング画像をつくりたい。それにしても最近のPoserは性器省略と悲しいものがある。これじゃ人間に対して失礼だが、社会的モラルに配慮したのだろうか?。
 私は、外部に通じる全ての穴状のオブジェクトもデータ化すべきだと考えている。だって笑ったときに口の中のデータがつくられていなければ白く抜けてしまう。それでええんかい!。
(記:2024年10月14日)

全く最近のPoserは手抜きもよいところだ。性器も陰毛もない。かってのPoserなら精密につくられていた。サードパーティーのソフトで復活できるらしいが、どうせPoserもレガシーソフトだから手を出さないでおこう。トップ画像の瞳が白いのは網膜の反射率の設定によるものだが、最初から白目設定とは面倒なソフトになった。多分人によって瞳の色が違うためだろう。

使用ソフト:Poser11.
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エッセイ803.私達が知りたいメディア情報とは?

2024年12月19日 | field work

 私はチャンネル登録をしていないが鉄ちゃん系のYouTubeの動画を見ていたら、「殺すぞ!」と脅迫の書き込みがあったと語られていた。そのために彼の会社は予定していたイベントを取りやめた。通例の手続きでおこわれるはずの企業活動ができなかった。従って弁護士などを介在すれば発信元の住所を調査し特定することができる。それでも脅そうとする人間達はあとをたたないのが現実のようだ。
 警察などが調べれば発信元の住所を特定することができるのに、何故簡単に脅迫文を流すのだろうか。こうした実例は最近多く、「パワーハラスメント防止法」まで成立した。
 この法律は、上司や同僚からの不当な圧力や暴言、いじめなどを禁止し、従業員が安心して働ける環境を整えることが目的としている。さらに脅迫に対するパワハラを助長する行為や、相談者に対する報復行為には罰則が設けられている。それを犯せば刑法に抵触して刑事罰になるけど。
 罰則は、損害賠償責任、パワハラ法は刑事罰ではないので暴力行為や名誉毀損などの法律に抵触するというのがChatCPTの解説だ。
 そういえば兵庫県知事のパワハラ問題。知事の行動にはパワハラ的要素があったかもしれないが、友達感覚で蟹を独り占めにしたからといってパワハラねぇー!。神戸市の百条委員会の議事録報道をみていると、てっちあげられた稚拙さが漂う。
 おそらく知事の政策に他者から恨まれる要素があったと推測。神戸は港町ゆえにダーティーな街だ。世界の港町をみても、いずれもダーティーなところは多々ある。だからそれ以上は、推測の域をでないのでここで留めておこう。

京都市アクアリーナ(2023年12月2日)
iPhon13pro
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エッセイ802.文科系社会の付き合いたくない輩達

2024年12月18日 | field work

 私が軽蔑している「文科系」について私なりの定義しておこう。
1.クリエイションをしない。例えば相手がどんな状態にあるか、人間の行動の先にある結果がどうなるといった将来予測をする想像力がない。
2.ステレオタイプ化された思考。なんでも過去の経験を信奉し大仰に踏襲しつつ、従って凡庸な考え方しかできない人種。そのために文章がやたらに長いという現象がある。自分の頭で物事を概念化できない人達だ。
3.声がけや気配りをしすぎるお節介な人種。
4.大学の卒業論文に真摯に取り組まず、そのときの緩い学内空気に便乗し先生の恩情で卒業してきた人達。卒業論文は、初めての科学研究のためのレッスンだ。従って学会論文の発表を課さないので研究ではないが、科学志向の訓練は、学生達が生きてゆく上で必須の知識。そうした基本を勉強しない人間がサイトやユーチューバーで論拠のない話しを大いに語ってくれるのは社会的迷惑。
 歴史上の人物で言えば、ユダヤのホロコーストを粛々と進めたナチスドイツのアイヒマンや公共料金を確認出来ないサイトをつくる企業など、現代社会では大変多い。こうした特性をもった人間や企業を私は文科系と読んで軽蔑している。
 ところでMacにやってくるメッセージがモニターの右上に表示される、いつも私を不愉快にさせるのが登録したばかりにやってくるメッセージの数々。まず文章が長すぎる。スマホ会社の請求など、金額とurlだけでよい。以前はメールのurlをクリックしてサイトに飛んで閲覧した。こんな面倒な方法なんて馬鹿じゃないの!。そんな面倒な事をさせられる関電の請求なんか一度もみたことがない。
 つまり、やることが事務的、つまり文科系発想なんだよ。3DCGの複雑な画面を開いている上に文科系発想のメッセージがかぶるわけよ!。発信元は、ユーザーがそんな複雑な事をしているなんてちっとも考えていないのだろう。そして私の集中力をそいでくれる。
 もちろん仕事の能率は最悪だ。あほんだら!、私のMac上はすべてクリエイションのためにある。電話の変わりではない。そんなクリエイションをしたことがない輩だからこそ、ぶしつけにメッセージを送る発想が出てくるのだろう。そういう発想を私は文科系と呼んで軽蔑している。
 憤慨していたらこんどは、safariがウィルス発見のメッセージ。私のMacはノートンユーティリティがインストールされている。ホントに感染していたらノートンに消去させる。文科系と詐欺師と、実にモニタ画面はうるさいのだ。だからほっといてくれ!、と言いたい。だいたいそういうお節介な事をサービス向上と勘違いする発想をしたがる暇な輩こそ文科系と読んで私は軽蔑している。正確に言えばサービス向上ではなく人件費節約だけど。
 いま、世の中はそんなお節介ずくしだ。何でも登録すればスマホにポイントが貯って便利ですよ・・だって。いらんよ!!、そんなもんは!!!。 だってスマホの容量を使うだけじゃん。先日もiCloudの容量が一杯になったところだから余計なもの入れたくない。わかったてんのかよー・・・といったら、ハア!、といって不思議な顔をしている。スマホの容量を使い切ったことがないらしい。
 いいねぇー文科系は何もクリエイションしないからスマホの容量が一杯になるという事がわからんわけだ。なんでも自分と一緒にしないでほしいね。まさに文科系の付き合いたくない社会なのである。やだやだ・・・。
 人間は凡庸であってはならない!!!。考えて!、考えて!!、考えぬけ!!!、というのが私のポリシーである。

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エッセイ801.やっかいな半健康、追記

2024年12月17日 | field work

 前にも書いた記憶があるが健康の概念には、3タイプある。模範的な健康を維持する範健康、健康ではあるが生活習慣病の懸念がある半健康、そして文字通り健康では無い状態の反健康。
 さらに今一番多いのが半健康だ。つまり日常の体重や体脂肪が高く、医者は特段何も言わないが、外見は背筋が曲がり、身長のわりには横幅があり、お腹が出ている肥満体型だ。私が見る限り大半の現代人、とりわけリタイアメント族は、この状態が多い。だから公の席では意識的にお腹に力を入れて引っ込ませながら体型を維持しているように見せかける空しい努力を伴う場合もあるだろうか。
 私自身大学退職時は、まさにこの状態だった。怖いのは、それが当たり前だと自覚していたことだ。4年前スポーツジムのインボディで計測し、肥満体型と測定されてから、エアロビクスとダイエットに励んだ。そんなダイエット効果もあり、当時と比較すれば体重で12kg減、体脂肪率は24%。体脂肪率は過去の記録がないが当時の記憶では30%位あったと推測している。
 今はお腹が出ている状態ではなくなったが、まだ体脂肪率が24〜23%は高い。減量で体重を減らすのは簡単だが減らないのが体脂肪である。さらに低減を進めるべく少しは意識的に食事を考えている。減量に効果があるのはステーキ、逆にラーメンやファーストフード等と半健康食材は実に多い。さらに外食は、基本的に肥満メニューばかりであり、食べられるのは限られてくる。調味料も質の悪い油を使用していものが多く、すべてノンオイルで自分で調理することが多い。
 そうなると、年配者が多いこのブログを見ていると、こんなに食べて大丈夫かいなと思われる記事が圧倒的に多い。こうした現象を私は忌避したいわけだが・・・。
 一歩家を出れば、食のお誘いという肥満要素の誘惑だらけだ。なにしろお付き合いで「やっぱ暑いからザル蕎麦でしょう」、まではよかったが天麩羅付きですか・・・。だからこれも私の注意すべき対象だ。蕎麦などはお腹が膨れるがスタミナがなくお腹がすくので高カロリー食材と抱き合わせにするというのが日本蕎麦の欠点だ。もちろんラーメンなどは油の塊だから御法度である。調理人は栄養士では無いのだから、彼らの言葉は信用しないことだ。日本人を肥満にして稼ごうというわけだ。なにしろ戦後の食糧難の経験をしたシニアも多いから、少し誘惑すると簡単に客になってやってくる。
 さらに企業の経営者達も肥満は意識しているようだが、ある経営者などはウェイトトレーニングで足は細くなったが、上体は四角い体型のままだ。特に、本来頭蓋骨は楕円形だが、顔が四角というのでは効果が出ていない証左になる。こういうのも付け刃的意識の表れと読み取れ、つまり格好が悪い。
 逆にスタイル良いのは日本航空のパイロット達だ。組織的に健康管理をしているからだろう。あるいはレスキューの消防士や自衛官も引き締まったスタイルだ。
 それにしても体脂肪の低減は難儀だ。大変ゆっくりと低減する。もちろん筋力を鍛えながらの低減だから。そして多くのシニアの半健康ほど、ほとんど意識もされず効果はダイエットとスポーツの努力のみというだけで、なかなか脱却するのに時間がかかる。サプリメントなどは効果がないと思ってよい。
 そうした体脂肪のゆっくりとした低減傾向を実感すると、安易に外食をしたいとは思わなくなった。外食=肥満ですからね。

(2024年9月18日記) 

追記
12日からフィリピンにいる。インターネットが不安定な環境なので、容易にブログに触れない。これが改善しなら、いつものようにブログを触り時間もできるだろう。
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