「SBEアート」についてはvol1とvol2に分けて、「アートな鯖江」をご紹介しますね。
先ずは街中のアート。
誠照寺に駐輪したまま徒歩で街内を暫く歩くと一際、目を引く洋館が現れる。
築100余年。明治38年(1905年)築の「恵美写真館」
外観のみの撮影許可をもらいに隣に建つ現:恵美写真館にお願いに上がると、
「内部の見学もいいですよ。観て行って下さい」とのこと。そして幸運にも、四代目店主の
「恵美一夫氏」ご本人から直接、説明もしていただけることに。
玄関の可愛い照明ブラケットに装飾された鼻隠し。圧巻はこの扇形垂木。
小屋組みの要部分も観たい気がしますね。
これは多分、撮影の折に肘を載せる台で当時のまま残されてます。
左手の階段を上り 2階撮影スタジオへ。左奥が暗室。
建物見学のつもりが他の部分に目を奪われてしまう・・・。
明治創業、四代目となる現在のご主人も現役の写真家でおられるため、全て完動品です。
建物やカメラ以外にも戦前の昔話やTRGにもよく行ったことがあるという素敵なご主人さんのお話し。
突然、お邪魔したにも関わらず「アートな方」とつかの間のひと時を過ごせ感謝感激し、この洋館を後にする。
そして、こちらは直ぐ傍にある 「あすなろ薬局店」。
いいですねぇ。。。幸運にも戦災や震災に遭っていない鯖江市。伝建(伝統建築)が数多く現存します。
「SBEアートvol2」に続く。。。