今日明日の無情な雨風で散ってしまうのでしょうね・・・。
この時期、地元町内では70本近くのサクラの花に埋め尽くされる。。。
土花亭の前も桜並木のため、その桜並木を花見にお散歩がてらに訪れる方々もお見かけする。
そして、それとは別のこの小高い丘の上の住宅街へ至る坂道沿いで咲くサクラには実は物語が。
あまり地元でも知られてはいませんが、今から45.6年前に大阪吹田市のとあるお方が亡孫の
供養にと地元市にサクラの苗木を寄付され、それを坂道沿いに植樹したもの。
現在でも約70本近くが元気に今年も咲き誇ってます。
そんな町内を含め、坂道に至るまで100数十本ものサクラの恵みを何年も?いやっ何十年も
当たり前のように受けているのですが、最近では「今年のこの木はダメやったか・・・」とか
「去年、変な切り方されてたからなぁ~」とか思うように。。。
所詮はクローンであるソメイヨシノなのですが、それぞれの形も咲き方もその年によって違います。
でも、近所のこの枝垂桜は別格。いつ観ても同じ咲き方で咲きっぷりも見事!
これだけ、地元でサクラの恵みを受けても未だ足りないのか、はたまた日本人の性なのか、
どうしても他の地で咲くサクラを求めて足を伸ばしたりも・・・(笑)
次回は、ソメイヨシノの片親とも言われる「江戸彼岸桜」(樹齢140年)をご紹介。