国道沿いを走っているとたまに見掛けますね。
琺瑯看板の王様と言われる「大日本除虫菊株式会社」の看板。通称:金鳥の琺瑯看板。
以前から、ある人を介しお願いはしてはあったのですが、この度目出度く譲って頂くことになり
天候を見計らい、取り外し作業開始。
遠くで見ていても大きいことは理解していたのですが、大日本除虫菊(株)が看板を長持ち
させるため考案したと言う、雨水の水切り目的で斜め45℃に傾いて取り付けてある看板、
一辺が丁度三尺(91センチ)もあります。
当然、看板自体の傷みも有るし建物の外壁の傷みもある中、出来るだけ両方を痛ませないよう
3.6メートルの脚立を掛け、高所であるものの慎重に取り外す。
30分ほどで無事作業も終了し、お礼の品をお渡しする。
因みに当時、TVやマスコミでの広告が一般的ではなかった時代、広告代理店ではなく各企業の
セールスマンが直にそこへ出向き、看板の設置依頼をしていたと言われ、広告設置料も金銭ではなく
現物支給(金鳥であれば殺虫剤?)だったと。(なので、今回も現物支給?・・・)
持ち帰り、改めて眺めてみると琺瑯とはいえ錆が目立つ。
時代的には中期型でしょうか。。。
参考/琺瑯看板考現学:http://www.geocities.jp/kazetaro2002/kinchokanban.html
さぁ~、どこまで綺麗になりますかねぃ・・・。