日本GPも終わったところで、日本人GPライダーが何故育たないかについて。。。
かつての1990年代から2000年代の日本人GPライダー全盛期の時代は遠い昔となり今や
不毛の時代が長く続く日本の2輪レース界。
近年ではスペインやイギリスが成功をみせ、motoGPの扉の向こうから手招きされるまでに至っている。
一方、日本ではどうか。。。相変わらず製造メーカーに頼ったままで、メーカーの意向(景気)に左右され
よほどのタイミングがない限り、世界への道は閉ざされたまま。
ではMFJはどうか。。。
こちらも、相変わらずカテゴリーやレギュレーションは世界に通用(共通)するものではなく独自のルールを適用する。
全日本でチャンピオンになったところでそこは頂点でなく、何処へも繋がらない。
一見、ピラミッド型の三角形にも見えるレース界も、その頂点は垂れ下がり底辺も広がりを見せない。
では、どうしたら良いのか・・・。
やはりカテゴリーとレギュレーションの見直し、そしてサーキットを何とか身近に感じさせること。
モト2やモト3のレギュレーションに合せレースを運営すること。
ってなことを言うのは簡単、しかしそこには数々の問題や課題が発生する。(マシン(ECUも含め)の調達しかり)
でも、でもである。。。
それをやるのが「MFJ」であり、今まで危機感を持たず十数年以上も未来のことを考えずに過ごし
メーカーやスポンサーのみに頼ってきた罪過であることは間違いない。
世界に誇る4大メーカーが存在する日本。しかし、未だにヨーロッパ等とは違いレースを文化としてとらえる
ことが出来ないのは観る側だけではなく、運営する側にも問題があるように思える。