どうも土花亭事務所の委託業務というと、ここ最近は色んな事情が絡み「急いで欲しい」とか
「難しい案件だが何とかして欲しい」とか、俗に言う「訳あり」が多い。
当事務所は「駆け込み寺」でもないのですが、弱いのですよね・・・お願いされると。
何とか成るものは何とかして上げたいし、可能な限り対応して上げたい。
早速、先週末に担当諸官庁との折衝も済ませ、目途が立ったところで取り掛かる。
そして、週明けに地盤調査。
前任の解約された建築士は地盤調査もせずに設計をしていたようですが、未だにそんな設計事務所が
存在すること自体理解不能で、ましてやこの当該敷地は河川が近い場所。
氾濫の歴史がある可能性も考えられ、地盤が乱れていると予想すのが常識。
案の定、支持層の深度に乱れが見受けられる結果に。
しかし、出来てしまえば当たり前で、普通に建っているように観えても、そこへ至る過程で結構、
気力体力を消費してしまいます「訳あり」。。。
※ところで、昨年来から問題になっている「三井住友建設」が設計施工した横浜市のマンション。
当時、TV等で既に建っているマンションの外周空地部において「調査」と称して、上の「スウェーデン式サウンディング試験」を
行っている映像が流れていましたが、あれは全く無意味で、何ら解決への糸口にもなりません。
住人やマスコミ、はたまた国民に対しての単なる「アピール」としてしか考えられず、馬鹿げた試験調査です。