今回、天候不順に見舞われたフィリップアイランド。
1日目は雨に祟られ、各チーム周回数も非常に少ない。
二日目に入り天候も回復したものの(午前中は雨が残る)、三日目も路面がドライの状態はほんの2時間程度。
結構、転倒も目立った今回の三日間のテスト。
そして、前回好調のドゥカティ勢は今回はタイムが伸びない。
そんな中、スズキの「ヴィニャーレス」が二日目に一番時計。
一説には「新しい電子制御がV4勢より直4を使うスズキとヤマハに向いているのでは?」という話を裏付ける勢い。
最も、チームメイトの「エスパ-」が15番手タイムだったことを思えば、イケイケの「ヴィニャーレス」の頑張りによるものかも知れない。
ところで、ヤマハとドゥカティに関しては、どうも旧型マシンと新型マシンとで迷うところがあるようで実際、前回
好調だったロレンソも昨年型M1で好タイムを出している。
これについては、ミシュランタイヤとの相性が原因と思われますが、未だ熟成が待たれるところですかねぃ・・・新型M1とGP16。
この後、来月2日から4日のカタールでのオフィシャルテストが最後で、20日のカタール開幕戦を迎える。
因みにドゥカティワークスは6日から8日にストーナーのみ参加のプライベートテストを予定している。