久方に観る「木ノ芽峠の茶屋兼番人宅」は遠目で見てお仕舞。
この日の目的は最近、知った「言奈地蔵」。
昔、TRGの新保から今庄までの木ノ芽峠を歩いたこともあるのですが、現状の峠道からは外れ、本来の
「旧:木ノ芽峠」に鎮座するため当時はチャッカリ見落としている。
現在の舗装された峠道から入る山道を登り、本来の木ノ芽峠を目指す。(とは言っても僅か300Mほどの上り坂)
登り切ったところのここが正しく、国造を「大和王権」と「越国」とで分立していた本来の木ノ芽峠道。
この峠一つのせいで、文化が全く違う「北陸圏」と「近畿圏」を生み出したことになる。
草木生い茂る向こうに観える茅葺が「地蔵堂」。
いつ熊が出ても不思議ではない山道、辺りを注意しながら近づくと中々、立派な地蔵堂で訪れる価値は十分にある。
熊の心配さえなければ、ここのお地蔵さんの前でお弁当でも頂けそうな雰囲気。(笑)
この辺りは豪雪地域故、冬場は人も訪れることは無いだろうけど、雪景色もさぞ綺麗だろうなぁ~と
お参りだけして「言奈地蔵」を後にする。。。