先日の「テの修理」に引き続き、夜さりボチボチとガレージ土花亭の限られたスペースで作業。
まぁ~、古い家具なのである程度は妥協して、美観と使用に耐えられれば良しとして一応は完成。
しかし、写真にヨタは映り込むはオイル缶に発電機は画角に入るはで、何とも変な写真。
ところで、この木製ロッカーは今でも建物は何とか現存する地元の「旧粟野郵便局」で使われていたもの。
現在の郵便局自体は別の場所に今はあるのですが、この場所は旧国道(丹後街道)に面し、戦前戦中までは
近くに連隊があった関係で、地元でも人口密度も高い地域で旅館や商店、大衆劇場まで立ち並んでいた
「沢商店街」で別名:軍隊町とか粟野銀座と呼ばれ栄えていた通り。
今では、その面影も消えこの建物も痛みが激しく朽ちる一方で、いつ倒壊しても不思議でない状態。
仕事柄、県の「伝統的民家保存活用推進員」でもある土花吉も以前、調査のアプローチを掛けた経緯も
あるのですが、未だ実現できず現在に至っているのが実情。
後年、この建物も消えてしまうのかも知れませんが、当時の「生き証人」でもあるこの古家具、
土花亭で保存することとなりましたかねぃ・・・。