秋桜が彩り柿が実る、新保米も収穫が終わった山間を通りいつものR365で今立「越前和紙の里」を目指す。
PR不足なのか来館者は少な目で、観る分にはゆっくりと楽しめて良いのですが、少し勿体ない気が・・・。
入館料¥300-を払い「夢二の世界」へ。。。
手前のテーブルには即売コーナーがあり、その奥が展示コーナー。(当然、撮影は禁止)
しかし、案内不備なのか、手前の左手奥にも展示コーナーがあり、うっかりしていると見落としてしまう。
その見落としてしまいそうな「展示コーナー」の方には「若草」や「椿」、「楽譜」があり、こちらの方が圧巻。
(写真でお見せ出来ないのが残念ですが、こちらの方が希少価値が・・・)
そして、入館料は「卯立の工芸館」と共通券で直ぐ其処なので久しぶりに訪れる。(「志村立見展」以来かも)
いつもの「紙漉き」を見学させて頂いたりで、職人さんが気さくな方で色んな話を聞かせて頂いた。
見学の後、上がり座敷へ。。。いつの間にか「油団」が敷いてあるぅ~。(昔は無かった筈で知ってれば夏場に訪れたかった)
話を伺うと近年、入手したものらしく程度は多少の色落ちはあるものの良好で素晴らしい。
「もう~そろそろ捲って仕舞わなければ夏も終わってますねぃ」とこれ又、先ほどの職人さんとの会話。
今では値上がりして一畳あたり17万円ほどするらしいので、この二間で新たに購入しようとすると軽く250万円超えです。
そして、何気に床脇に飾ってあった「鳥の子」で作られた人形に目がとまる・・・。
まるで、浮世絵から飛び出したようでこれ又、素晴らしい。作者の「人形ケースなどには入れない」
「空気に触れ、鳥の子が時間と共に色変わりするのも又、自然の趣」。以前、そんなことを聞いた覚えがある作品。
いやぁ~、中々の見ごたえで得をしたような気分。
オマケに帰りにポストカードも無料で頂いたりで大満足でしたねぃ。
あっ!「竹久夢二展」の2階の展示室では別の「小杉放菴」の展示も。こちらも是非どうぞ。
希少な「麻紙(まし)」に描かれた画がみれます。