レース前に飾られたトロフィ。。。バニャイアがチャンピオンになれば2007年のケーシー・ストーナー以来、ドゥカティとしては15年ぶり。
イタリア人ライダーとしては2009年のロッシ以来、13年ぶりとなる。
レースはスタート直後のファビオとの接近戦の折、右ウィングレットを失ったせいかペースが上がらないバニャイア。
レース前、サーキット入りしたロッシがインタビューで「いつもの調子ではないけど8位くらいにはなれる状態」と応えてた通り、
「9位」でレースを終え2022年年間チャンピオンを決める。そして、そのロッシから祝福を受ける。
これにてチャンピオンシップ以外にもGP史上初の7冠達成となった「DUCATI」。
1・コンストラクター部門:ドゥカティ
2・チーム部門:ドゥカティ・レノボ・チーム
3・インディペンデントチーム部門:ピリマ・ブラマック・レーシング
4・インディペンデントライダー部門:エネア・バスティアニーニ
5・ルーキーオブザイア-部門:マルコ・ベッツェッキ
6・年間予選最速部門: フランチェスコ・バニァイア
7・ポールポジション獲得部門:フランチェスコ・バニァイア
そして、注目はこのレースが最後で撤退する鈴木。。。ミルは頭頂部に日の丸をあしらったヘルメットを被り。
優勝したリンスはスタッフ全員の名前で鈴木の「S」の文字に背中には日本語で「ありがとう」のTシャツを纏い雄叫びを上げる。
何と、ここ3戦で2回の優勝の鈴木。勝てるマシンに勝てるライダーが備わっていても撤退という悲しさ・・・。
では決勝結果。。。
尚、既に2023年のスタートを切る公式テストが、ここバレンシアにて火曜から行われる。。。
追うファビオはとにかく全力、でも今の現状を表す4位。
そしてペッコ、師匠の言う様にこの週のプレッシャーは予選から決勝まで物凄かったと思いますが決まりましたね、初のイタリア人のイタリアンバイクによるチャンピオンおめでとう!!
日本人の日本メーカーによるチャンピオン。。。いつ出るのかなあ。。。
と現時点で希望の星の小椋君、攻めに攻めての転倒リタイアはナイスファイトともいえるけどセパンの転倒なければ今日も無理することはなかった事を思うと惜しい。。
これを糧に来季はチャンピオン、そしてGPでの活躍を期待したいものです。
中々、見ごたえのあるシーズンでした。何人もの優勝者も出ましたし
昔とは違いライダーの技量が拮抗してるようにも思います。
来年は我らがドゥカティワークスも少し波風がたつような予感もします。
ところでモト2オグラ。。。結構、派手に飛んでましたが
早く上がって来て欲しいものです。推しの歩夢も未だ少し時間が掛かりそうだし・・・。