
先日ですか、日出国の政府が「エネルギー基本計画」の改定案を閣議決定したとか。。。
そこには「可能な限り原発依存を低減する」という今までの一文を削除し、「原発回帰」し
同じ原発敷地内に限り認めてきた建て替えも、同じ電力会社であれば別の原発立地場所でも
建て替えを出来るようにするという一文も加わる。私、土花吉の判読力が劣るのか、この一文の
意味も前文とどう違うのか分からない・・・。
まぁ~、どちらにして「原発を最大限活用する政策へ回帰」とされるその「回帰」位置を2011年
3月11日以前に置いていることは間違いないようで、過去の歴史に学ばないのは相変わらずで奇怪にも思える。
それは「回帰」ではなく「怪帰」と言える。この「エネルギー基本計画」の改定案についてTVでは一切、報道しない。
過去にも書きましたが、先ず電力会社というところは平気で嘘をつき、約束は守らないという特徴がある。
約束とは破られるもの?
にも関わらず、原発銀座の地元では知らぬ間にその嘘つき企業が7基(内定検1基)もの原発が稼働しているという現実。
お隣の「近江の国」の「琵琶湖の水、止めたろか!」並みに、関西に向けて「電気、止めたろうか!」と言いたいくらいで。
ところで、この閣議決定前のパブリックコメント(意見公募)においては過去最高の4万を超えるコメントが寄せられ、その大半が
原発政策の転換に対し批判的な意見とされる。(最も、近頃はAIによる投稿も10%ほどはあるので実質3.6万でしょうか)
その普通に考えればそうなる意見に何故、聞く耳を持たいのか、そもそも聞く気がないのか・・・。
この国の国民(福島の人を除き)は「喉元過ぎれば・・・何とか」で、悲惨な経験は直ぐに忘れようと
する特性がある。その代表と言われる政治を司る連中や官僚は特にこの特性が強くまっとうではない。
では、まっとうな意見を聞いて頂きたい。この場でも過去に紹介した「小出裕章氏」が2011年5月23日
参議院・行政監視委員会「原発事故と行政監視システムの在り方」で語った内容です。
何度も言います。そもそも「原子力というものは我々人類がどうあがいても手に負えるものではないのです」
先日の2月21日、以前に何処ぞの代議士だったかが「カワウチゲンパツ」などと原発名も言えなかった「川内原発」。
13年にも及ぶ地元民による運転差し止め訴訟において、原告側の訴えを鹿児島地方裁判所は退ける判決を言い渡した。
このことについてもTVでは一切、報道していないという現実。上納だのセクハラだのパワハラだのオンラインカジノだの正直、
うんざりで「もっと報道すべきものがあるでしょ!」と、言いたい。我々、国民の生命と財産に関わることなのですから。
ducakichi・Instagram
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