ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

蕎麦屋 「おく山萬盛庵」の系譜を受け継ぐ~中国料理 耕治

2020年12月17日 | 食べ歩き
木星と土星が大接近しているというニュースを聴いて、2階の窓から撮ってみました。一番右が木星、すぐ隣にあるのが土星です。
グレート・コンジャンクションと呼ばれる最接近は21日で、ここまで近づくのは400年ぶりだそうです。そんな現象を肉眼で見られるってすごいですね。


☘️

かなり前になりますが、久しぶりに小倉に出かけた日、用事を終えて井筒屋新館8Fの中国料理 耕治でお昼にしました。
本館・新館の連絡通路から見る鴎外橋と小倉城。夜になると、鴎外橋のイルミネーションがきれいです。


この日注文したのはラーメンセット。ホタテなどの魚介類、野菜などで出汁をとった醤油ベースの支那そばに、味つけのしっかりした焼きめし(半)、シュウマイが付いてくるお得なランチメニューです。


透明感のあるスープに細麺。本当に美味しくて、これが目当てで通ってくる人が多いんです。私も初めてこのラーメンを食べた時は感動して、2度目の耕治は本店でコース料理を頼みました。


パラパラに炒められた焼きめし。これも人気のひと品です。


ねっとりとした餡が旨いシュウマイ。


もう一品は、たっぷりのねぎと、厚めに刻んだやわらかいチャーシューを載せたねぎそば。旨みがスープに味がしみだしてほんとに美味しい! シナチクと言いたくなるようなメンマも絶品です。たしか、単品のラーメンより4~500円高かったですが、十分それに見合う価値があると思います~♪


店内には、「耕治」創業者 平野耕治さんが発行していた季刊誌『提灯記事』を通じて親交があった永六輔さん、加藤武さん、小沢昭一さんらが、「こ」「う」「じ」の文字を記した色紙が飾られています。


ランチの後、既に時期は遅いと思いながらも、屋上バラ園を覗いてみました。
(みやこ)


(バレリーナ)


(マイガーデン)


かつて東京・浅草に「おく山萬盛庵」という江戸中期に創業した、日本で最も歴史のある蕎麦屋がありました。様々な書物に「萬盛庵」が登場するなど、川端康成をはじめとする文士や役者さんたちに愛された蕎麦屋であったようです。萬盛庵は戦火で焼失しましたが、その末裔である平野耕治さんは1955年(昭和30年)、小倉魚町(鳥町食道街)に『東京風支那そば 耕治』を開業しました。東京風の中華そばを小倉に根付かせたいという強い思いで始められたのだそうです。今でこそ広く中華料理を提供する耕治ですが、その原点はラーメンにあったと言ってよいでしょう。美味しいわけですよね~♪
(ちなみに、小倉出身の推理作家 松本清張もこの店の常連で、時間ができるとふらりと訪れてふかひれ蕎麦を好んで食べていたそうです)
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週末は男子ごはん~牡蠣のオリーブオイル漬け! 今度はバジルソースで~

2020年12月15日 | 男子ごはん
週明けは、全国的に厳しい冷え込みとなっていますね。北九州でも、今朝の最低気温は2℃。車のフロントガラスにうっすらと雪が積もりました。昨年は記録的な暖冬で初雪が2月17日までずれこみましたが、今年は平年どおり12月15日の初雪となりました。


🍀

さて、今週の男子ごはんです。前回に引き続き2週分のストックをまとめてアップします。少々長くなりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです😃

《牡蠣のオリーブオイル漬け バジル風味》
2度目の挑戦となる牡蠣のオリーブオイル漬け。前回はオイスターソースで炒めましたが、今回はバジルソース炒めにし、ニンニク、鷹の爪、黒胡椒(ホール)、ローリエと一緒にEVオリーブオイルに漬け込みました。炒めたバジルソースで、少し黒ずんで見えますね。


漬け込んでから、冷蔵庫に1週間置きました。
ここはやはり、赤ワインと一緒に……🍷


ふっくらぷりぷり……ワインにぴったりのおつまみでした。


《牡蠣のオリーブオイル・ペペロンチーノ》
漬け込んだオリーブオイルをフライパンで熱し、茹でたてのパスタを絡ませれば、バジルの風味豊かなアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ・バジリコに……。牡蠣のオリーブオイル漬けの濃厚な旨みがこのパスタによく合っています。


《れんこんまんじゅう》ヒガシマルレシピ「れんこんまんじゅう」
れんこんと長芋をすりおろして、れんこんまんじゅうを作りました。れんこんの1/4は粗みじん切りにして食感を残しています。


エビと絹さやを余らせないよう使い切ったので、ちょっとバランスが良くありませんね (^-^)ゞ
でも、和風だしとみりん、淡口しょうゆを合わせた餡が上品で美味しかったです。柚子の皮がなかったのが残念でした。


《ごまラー油ねぎそぼろもやし》Nadia「ごまらーねぎそぼろもやし」
長ねぎ・ニンニクのみじん切りと豚ひき肉をごま油・ラー油で炒め、醤油や酢・砂糖などを加えてピリ辛のねぎそぼろを作ります。これをレンジで温めたもやしにかけ、小ねぎを散らしてでき上がり。もやしを豆腐やご飯にしても美味しいそうです。


《キャベツと卵のごま油・ポン酢炒め》Nadia「キャベツと卵のごまポン炒め」
キャベツと卵をごま油とポン酢で炒め合わせたものです。思った以上にごま油とポン酢の相性がよくて、キャベツがモリモリ食べられました。私にとっては鬼門の卵料理ですが、卵をいったん取り出すと作りやすいみたいです !(^^)!


《厚揚げともやし炒め》Nadia「厚揚げともやし炒め」
ごま油で厚揚げをこんがり焼いて、ニラ・もやし・豚ひき肉と一緒に炒めました。鶏がらスープの素や醤油・酒に片栗粉を加えてとろみをつけています。


色・味のアクセントに糸唐辛子をトッピング。


《豚しゃぶ肉の生姜焼き》ヒガシマルレシピ「豚こまのしょうが焼き」
ヒガシマル醬油とNHK出版「今日の料理」編集部とのコラボレシピです。
豚肉に酒・淡口しょうゆ・ごま油・おろしニンニクで下味をつけるのですが、ボウルで和えればよかったものをジップロックでしっかり揉みこんだため、せっかく一枚一枚はがしてくっつかないようにしたしゃぶしゃぶ用の豚肉が塊に……(^^ゞ
でも味は悪くなくて、ビールにもご飯にもよく合いました。


《豚バラしょうが塩うどん》Nadia「豚バラしょうが塩うどん」
見た目はシンプルですが、素材の旨みがしみだして美味しかったです。豚バラと生姜のおかげでポカポカに温まりました。


《豚バラと豆腐のピリ辛炒め》Nadia「豚肉と豆腐のピリ辛炒め」
ごま油でしっかり焼き色をつけた木綿豆腐と、長ねぎ・ニンニクのみじん切り・豚バラを炒め合わせ、豆板醤とラー油でピリ辛仕立てに。


《豚バラと厚揚げの生姜焼き》楽しいお酒.jp「豚肉と厚揚げの生姜焼き」
厚揚げと豚バラをたっぷりの生姜と一緒にごま油で炒めました。上の写真と似ていますが違う料理です(^^;;
しっかり焼いた厚揚げが香ばしく、ビールにぴったりのおつまみでした。


《砂肝のねぎ塩焼き》クックパッド「砂肝のネギ塩焼き」
ねぎ塩ダレが美味しい居酒屋系メニュー。安くて手軽で美味しい……ねぎ塩牛タンの砂肝バージョンです(笑)
ごま油・煎りごまの風味、砂肝の歯ごたえ……最強の酒の肴でした🍺


《油あげの納豆キムチチーズ焼き》Nadia「お揚げの納豆チーズ焼き」
ブロ友のarubinoinkoさんのアレンジメニューです。油あげに納豆・キムチの順に載せ、マヨネーズ少々、ピザ用チーズで覆ってトースターで5分焼きました。納豆とキムチは鉄板の組み合わせで美味しかったです~♪


日曜日、スポーツジムでのレッスン中のことです。「あ、ヤバい!」と思った瞬間、腰に痛みが……⚡⚡⚡
いつもなら、腰痛の予兆を感じた段階で注意して過ごすのですが、ここ暫く腰の調子が悪くなかったので油断していました。今のところ、「ガツン」までは行かないところで踏みとどまっているので、これ以上悪化させないよう、腰痛サポーターを装着して、しばらく安静に過ごしたいと思います。トホホ (;´д`)……
コメント (18)
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茶の湯の銘品 芦屋釜の復興を目指して~芦屋釜の里

2020年12月13日 | 北九州
大学の同期生がこちらに出張してきたので、芦屋町にある「芦屋釜の里」を案内しました。
「芦屋釜」とは、今の芦屋町で造られ、かつては一世を風靡した茶の湯釜のこと。戦国大名大内氏の庇護を受けて発展した芦屋釜は、京都の貴族たちの間で名声を博し室町時代を中心に隆盛を極めました。しかし、大内氏滅亡後は次第に衰退の道を辿り、江戸時代初期には遂に途絶えて、歴史の舞台から姿を消してしまいました。それでも芦屋釜は、重要文化財として国が指定する9個の茶の湯釜のうち8個を占めるなど、今なお高い評価を受けています。
芦屋釜の里は、そんな芦屋釜の復興を目指す施設。四季折々の花が咲く約3000坪の日本庭園内には、芦屋鋳物師復興工房のほか、芦屋釜の里資料館、大茶室「蘆庵(ろあん)」や小茶室「吟風亭(ぎんぷうてい)」などがあります。


名工の技を現代に再興する芦屋鋳物師復興工房。


タイミングが良ければ製作中の場面を見学できます。


鋳型の製作中だった八木孝弘さんが手を休めて、芦屋釜や復興工房について説明してくださいました。



湯釜が茶道には欠くことのできない大事な道具であることから、芦屋釜の里では、お茶の文化を大切にするために誰でも利用できる大小二つの茶室を備え、一般に開放しています(有料)。
裏山を背に建つ吟風亭は、露地やにじり口を備えた四畳半の小茶室。茅葺のように見える屋根には、芦屋の地名に因んで葦(あし)が使われているそうです。


庭に密生する杉苔。杉苔は吸音効果に優れ、あたりにひっそりとした静寂をもたらすのだそうです。


回遊式庭園の奥まったところには、分厚い萱葺き屋根の東屋が建てられています。


池越しに見る大茶室、蘆庵。池は芦屋町が面する玄界灘を、中洲のような島は芦屋町の奇観「堂山・洞山」を表しているそうです。


茶室を取り囲む広くて開放感のある縁側。池にせり出したデッキから、美しい庭園を一望できます。


大寄せの茶会にも対応できる25畳の茶室。例年、この茶室を使ったミニコンサートが春と秋の2回行われるのですが、コロナ禍に見舞われた今年は、いずれも中止となりました。


芦屋釜資料館では、芦屋釜の歴史や製造方法などを映像や展示を通じて紹介しています。


現代の技術で製作された芦屋釜などの展示室。


芦屋釜の里が保有する重要文化財の釜を、現代の芦屋釜職人が復元した霰地真形釜(あられじしんなりがま)。工房で芦屋釜について説明してくださった八木孝弘さんの作品です。(「霰」とは、小さな方形が整然と配列された文様のこと)


こちらも重文を復元したもの。霰地に、楓や鹿が描かれた霰地楓鹿図真形釜(あられじかえでしかずしんなりがま)。


亀甲文真形釜(きっこうもんしんなりがま)。こちらも八木孝弘さんの作品です。


肩衝型の湯釜。霰地に竹の葉を配した霰地竹ノ葉肩衝釜(あられじたけのはかたつきがま)。


抹茶とお菓子をいただくことができる立礼席(入場料とは別に300円)


私たちも、美味しい抹茶と干菓子でひと息つきました。


芦屋釜の里から車で5分、柏原漁港の先にある堂山・洞山(先ほどの池で島として表現されていたもの)。以前は、二つの独立した小島だったようですが、今は陸続きになっており、干潮時は歩いて渡ることができます。
沖側の洞山には、横幅・高さとも10m以上、奥行きは30mはありそうな洞穴があります。神功皇后が戦に行く途中、芦屋に立ち寄り必勝を誓って矢を射ると、その矢が島を貫通した名残りと伝えられる洞穴です。実は、長い年月をかけて波の侵食によってできたものだそうです。


西の空が金色に染まり始めました。むさくるしいオジサン二人連れには似つかわしくない美しい夕焼けでした (^-^)ゞ


理由は定かではありませんが、江戸時代には廃れて歴史の舞台から消えてしまった芦屋釜。国の重要文化財に指定された茶釜9個のうち8個までが芦屋釜というエピソードは、往時の芦屋鋳物師の技術力、芸術性の高さを物語るものでしょう。
芦屋釜の里では、全国に残る芦屋釜の調査・研究を基に、16年もの歳月をかけて芦屋釜の復元と鋳物師の養成を行っています。芦屋町や職人さん達の努力によって、芦屋釜が復興しつつあるというのは素晴らしいことですね。
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週末は男子ごはん~秋はきのこで! & 妙高高原ビール

2020年12月07日 | 男子ごはん
妻の友だちが、「旅先で飲んだ妙高高原ビールが美味しかったので」と、わざわざわが家に送ってくれました。妙高高原の天然水で仕込んだ、モルトとホップの香り豊かなビールだそうですヽ(^o^)丿
新潟の妙高高原は、私にとって人生初のスキーを体験した場所なんです。妙高山やその山麓に広がる清々しく雄大な景色は、今も記憶の片隅に……。何十年か経った今、そこで造られたビールを飲めるのも何かの縁かもしれません~♪


こちらは母の故郷、四国の四万十から届いた肉厚の椎茸と瑞々しい柚子、私の大好きなじゃこ天。おすそ分けでこんなにいただきました (^-^)ゞ


🎄

さて、今週の男子ごはんです。きのこが美味しい季節ですので、自然ときのこ主体のおつまみになりました🍄
写真が溜まってしまいましたので、2週分まとめてアップします。

《チキンときのこのねぎダレ和え》Nadia「ジューシーチキンときのこのねぎダレ和え」
塩・胡椒を揉みこんだ鶏もも肉に片栗粉をまぶして両面を焼き、舞茸・しいたけ・エリンギと一緒に炒めます。全体に火が通ったら、長ねぎのみじん切りに鶏がらスープの素・ごま油・酢・砂糖・塩・胡椒を混ぜ込んだねぎダレを絡め、仕上げに煎りごまとブラックペッパーを振ってでき上がりです。
チェコ・ピルゼン地方のホップを使った妙高高原ビール ピルスナーは、深いコクがあり香りと苦みが印象的。美味しかったです~♪


ジューシーな鶏肉、きのこの風味。ねぎダレがいい具合に絡んでいました。量はわずかですが、酢が加えると味に深みが出ますね。


妙高高原ビールと一緒に戴いたしそ巻きは、香ばしくて、パリッ、サクッと軽い食感。ビールにもぴったりのおつまみでした。


《青梗菜ときのこの旨塩いため》Nadia「ちんげんさいのうま塩炒め」
青梗菜、しいたけ、しめじを炒めてとろみをつけ、最後にごま油をひと回しかけてコクを出します。
妙高高原ビール ヴァイツェンは、爽やかでフルーティな小麦のビール。淡い色あいもきれいでした。


おすそ分けの四国産しいたけは風味がよく、肉厚で食べごたえたっぷり。青梗菜の食感もよく、とろみのある旨塩ダレがよく合いました。


四国宇和島名物のじゃこ天。軽く炙って、しょうが醤油で食べるのが好きです。炙るとふっくらと膨らんで、風味がアップ。カルシウムたっぷりで美味しいですよ~♪


《鶏と舞茸・しめじ・エリンギのオリーブオイル炒め》ヒガシマルレシピ「鶏とまいたけのフライパン照り焼き』
レシピでは、鶏肉にヒガシマルの牡蠣だし醤油を揉みこむのですが、代わりに醤油とオイスターソースを使いました。
オリーブオイルでニンニクを炒め、香りが出たところで小麦粉をまぶした鶏もも肉を加えて両面を焼きます。そこに、舞茸・しめじ・エリンギを加えて火を通し、醤油・オイスターソースを回しかけて全体に絡めたらでき上がり。


ニンニクときのこの風味で食欲増進。お酒はもちろん、ご飯もモリモリいけちゃいます(笑)


《焼エリンギとベーコンのオリーブオイルおにぎり》Nadia「焼エリンギとベーコンのオイルおにぎり」
エリンギとベーコンたっぷりのオリーブオイルおにぎり。前回は大きく握り過ぎ、手に持つと崩れてしまいましたが、今回は程よい大きさに握れました(^^♪


オリーブオイルの香りもよく、粒マスタードの爽やかなアクセントが効いて美味しいです。


《もやしと舞茸とベーコンのガーリック炒め》Nadia「もやしと舞茸とベーコンのガーリック炒め」
オリーブオイルでニンニク、ベーコン、舞茸ともやしを炒めるだけの簡単レシピ。ピーマンの緑を加えました。もやしもベーコンも、きのこも大好きなので、こんなメニューにググっと惹かれます (^-^)ゞ
ビールは久しぶりにプレモルを……。長いこと週末はプレモルと決めていましたが、近ごろはいろんなビールに手を出すことが多くなりました~🍺


ニンニクの香りが食欲を誘います。


《豆腐の豚きのこあんかけ》Nadia「豆腐ステーキ。豚きのこあんかけ」
小麦粉をまぶした豆腐をこんがりと焼いて、きのこたっぷり(今回はしめじ・エリンギ)の餡をかけました。


《きのこのあんかけ温やっこ》たのしいお酒.jp「きのこのあんかけ温やっこ」
温かい豆腐にしめじの餡をかけただけの簡単なおつまみです。絹ごし豆腐を崩したくなかったので、豆腐としめじの餡は別鍋で作りました。


《豚肉ときのこの蒸し炒め》Nadia「豚肉ときのこの蒸し炒め》
しめじとキャベツはあらかじめごま油で和えておき、最後に、やはりごま油で炒めた豚肉と炒め合わせます。キャベツのシャキシャキ感が残って歯ごたえもよかったです。


《しらすピーマン》たのしいお酒.jp「箸を持つ手が止まらない、やみつきおつまみ じゃこピーマン」
久しぶりに作ったしらすピーマン。これまでは、私が初めて買った料理本「世界一美味しい手抜きごはん」を頼りに作っていたのですが、もっと簡単なレシピ(和風だし・みりんを使わず、ごま油と醤油だけ)が見つかったので試してみました (^-^)ゞ 
戴いた妙高高原ビールも飲み納め。最後は、焙煎モルトをたっぷり使ったダークラガー。コクと旨みが際立って、芳醇な味でした~🍺


ピーマンとしらすをごま油で炒めて、醤油を回しかけるだけと、「手抜きごはん」を上回る手抜きぶりです。「たのしいお酒.jp」おそるべし(笑)
でも、個人的には「手抜きごはん」レシピの方が好みかなぁ……。


今週の〆はホワイト&マッカイをストレートで。晩酌の締めくくりで飲み過ぎないよう小さなショットグラスを選んだのに、旨すぎてついついお替りしてしまいます (^-^)ゞ


きのこや豚バラ、豆腐・厚揚げなど、自分の好きな材料を使っていると、どうしても似通った料理になってしまいます。参考にしているレシピは違うので、作り方や味つけは異なるはずなのですが、作りたい料理を選ぶ段階で既に私の好みが反映される訳ですから、避けようがない落とし穴なのかもしれませんね。できるだけ同じようなものにならないよう、意識はしておきたいと思います (^-^)ゞ
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中村哲医師 源流をたどる~火野葦平資料館@若松市民会館

2020年12月05日 | 北九州
昨日、北九州市の若松市民会館1階(火野葦平資料館)で開催中の「中村哲 源流(ルーツ)」展に行ってきました。折しも12月4日は、中村哲医師が凶弾に倒れた日。あの襲撃事件から、もう一年が経つんですね。
若松は、中村医師が幼少期から小学1年の途中まで暮らしたところで、芥川賞作家の火野葦平は中村医師の叔父にあたります。
資料館では、親族から寄贈された若松時代の写真や、中村医師の著書などが展示されているほか、『アフガニスタン 用水路が運ぶ恵みと平和(ナレーション吉永小百合さん)』が上映されていました。源流展の会期は、12月1日から来年3月末日までとなっています。(館内写真撮影禁止)


その隣の展示室では、『~人・水・命~中村哲医師巡回平和パネル展』が行われていました。


この部屋では、中村医師や用水路建設などの写真とメディアの報道記事などを展示。会期は12月1日から6日までの6日間となっています。


「100の診療所よりひとつの用水路を」の一念で、マルワリード用水路の建設に身命を捧げられた中村医師。「一隅を照らす」という言葉を好んで使われたそうです。








持ち帰り用に準備されていたペシャワール会報No.143(4月8日発行)。中村先生の希望を引き継いでいくという村上優ペシャワール会現会長の言葉や、今年1月25日に行われた「中村哲医師お別れ会」でのご長男らの挨拶(テレビでも報道されていましたね)など、今読み返しても胸が熱くなるような記事が掲載されていました。


医師でありながら一から土木について学び、大河クナール川から水を引き込む全長25.5㎞に及ぶマルワリード用水路を完成させた中村医師。長男の中村健さんに対しては、「口で立派なことばかり言わんで行動で示せ」と仰っていたそうです(お別れ会での挨拶から)。その言葉どおり、30年以上にわたる苦しく過酷な状況にあっても、自らの信念を貫いて一隅を照らし続けた人だったと思います。
コメント (10)
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