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ハンゲショウ・半夏生 @赤塚植物園

東京は3日連続の真夏日! 
九州では梅雨明けが伝えられていますが、関東の梅雨明けはいつでしょう? 

暑いことは暑いのですが、だからと言って家の中でゴロゴロして エアコンにあたっているばかりでは、ますますメタボになるばかり。。。 

そんな訳で、汗を拭き々近所の植物園までカメラ片手に散歩に行きました。 



最初の1枚がこちら=ハンゲショウ。

「半夏」とは、暦の上では かつて夏至から数えて11日目とされていましたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっているそうで、例年は7月2日ですが、今年は閏年の関係でしょうか、7月1日がその「半夏」でした。

一方雑節の「半夏生」の方は、半夏(はんげ)という生薬がとれるカラスビシャク(烏柄杓)が生えてくる時期をとらえて、そう呼ぶようで、『この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。また地方によってはハンゲという妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行う事に対する戒めともなっている』とWikipediaにあります。 

で、ハンゲショウの名前はこの「半夏」からとする説と、葉が白く変化する様を指して「半化粧」とする説があるようです。


さて、園内を散策していると、青い紫陽花の向こうに赤紫の見慣れない花が咲いていました。 

遠目には、赤紫の紫陽花に見えたのですが、近寄ってみると、小さな花が沢山集まっているところは同じですが、花の形は全くの別物。




帰ってから、看板にあった「ボタンクサギ」を調べたら、「牡丹臭木=葉には異臭がありますが,花はいい匂い」などと出ていました。
(葉っぱに触らなくて良かった! 


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すぐ隣の敷地にある「万葉植物園」には万葉集の歌に因んだ草花が沢山植えられています。 

ヤマユリといえば、大伴家持が詠んだ

さ百合花 ゆりも逢はむ と思へこそ
  今のまさかも うるわしみすれ



ノカンゾウは、万葉集では「萱草(わすれぐさ)」と詠まれ、こちらも家持の

 萱草(わすれぐさ) わが紐(ひも)に付く香具山の
  故(ふ)りにし里を 忘れむがため   が紹介されていました。



園内をグルッと一周した入口の脇では、ミズヒキが楚々とした花を咲かせていました。 


(あまりに地味な花ですから 写真映りはどうかな? 
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素麺


今朝の東京はドヨ~ンとした曇り空 
でも、予報では今日も30℃以上の真夏日とか。。。 

そんな朝は、なにかアッサリしたものが食べたくなりますよね♪

そんな訳で今日の一枚は「素麺」。 

いただきものの「島原手延べ素麺」に、ツマに刻んだ胡瓜を中心に載せて、涼しさを演出しました。 

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