カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

ニイニイゼミ

2023-07-23 | 昆虫
セミの骸が落ちているのが見られるようになってきましたが、この時期はニイニイゼミの骸が多いようです。
近隣の緑地に出かけるとそのニイニイゼミの骸を見つけたので、持ち帰りオリンパスの深度合成を使って撮影。体長は35㎜でした。
焦げ茶色と黒のツートンカラーという地味な色ですが、よく見れば模様は複雑に入り組んでいます。これが迷彩色のようになって木に止まっていると本当にわからない。存在を消してしまいます。


薄茶に見える部分は実は透明になっていて、置いている台の色が透けて見えているのです。


頭部の模様も歌舞伎役者の隈取のような、というか歌舞伎役者の方が逆に真似ているのか。
そして、中央には赤い単眼が3つ。単眼は物を見るためではなく、光を感じる機能を持っているそうです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近隣の緑地で

2023-07-16 | 昆虫
この時期なると樹液を吸いにコムラサキが現れる緑地があるので出かけましたが、1頭も見つけることができませんでした。代わりに現れたのはアカボシゴマダラ。他にはカナブンとスズメバチばかりで、暑くてかなわないので早々に引き上げました。


帰る途中、寺に立ち寄り、木陰で涼んでいるとオナガの群れがやってきました。しばらくすると撮りやすい所に出てきたので撮影。だいぶトリミングしてあります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムラサキシジミ他

2023-07-08 | 昆虫
7月になりますます昆虫がよく見られるようになってきました。
強い日差しの中、ムラサキシジミが低い所を飛び回っていて、葉に止まってはまた飛び立ちを繰り返していました。


なかなか翅を広げてくれませんでしたが、粘っているとやっと翅を広げました。


こちらはハグロトンボ。なかなか敏感なトンボで一定の距離から先は近づかせてくれません。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする