カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

東高根森林公園①

2014-09-30 | 東高根森林公園
 27日に東高根森林公園へ。当日は薄曇りの天気で気温が低めだったので、往路では肌寒いくらいでまったく汗をかくことなく公園に到着した。自転車で走るにはいい季節になってきた。ただ、この道路も昔のままの細い道で歩道はあるものの車道は狭いので、もちろん自転車レーンなどはなく自転車で走るには注意を要する。
 まずは公園入口にある花壇でキバナコスモスをソフトフォーカスで撮ってみた。
 
 前回も載せたがイチモンジセセリと。
 
 野草園ではイヌショウマの花が盛りだった。
 
 キバナアキギリはそろそろ盛りを過ぎようとしていて散った花が目だったが、ハチが何匹もきていて蜜集めに余念がなかった。足には大きな花粉団子を付けている。うっかり画像設定を前回撮影時の「リバーサルフィルム」のままで撮ってしまったので、ちょっとどぎつい写真になってしまい、ブログ掲載にあたりおとなしい調子に変えたのだが、完全には補正できていない。ハチの種類はわからないが、図鑑を見た限りではオオハキリバチに似ているのだが・・・。そういえば、NHKの自然の番組(例えば「日本百名山」とか「ワイルドライフ」)など)を見ていて、最近、映っている草花、野鳥などの名前が誤っていることが増えていると感じている。私でさえ気が付くのだから専門家に同定を依頼していないのではないだろうか。私もこのブログ上で間違っていることがあり気を付けねばと思っているが、TVだと視聴者の数は数十万、数百万人に達するはずだし、NHKの番組でまさか間違っているとは思わないだろうから影響は大きい。
 
 ヤブマメの花はいかにも野の花という感じの素朴なものだが、薄紫の色合いは秋を感じさせて味わい深い。
 
 カリガネソウは他の草に混ざって咲いていたが、秋の野という雰囲気を感じて撮った。
 

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馬事公苑・愛馬の日②

2014-09-28 | 馬事公苑
 次のプログラムはポニー競馬で開始まで少し時間があるので苑内を歩くと馬場で出場選手たちが足慣らしをしていた。本番に備えて緊張した面持ち。
 
 ポニー競馬の次はホースショーが行われたが、その前座に今年7月に生まれたばかりというポニーの仔馬がお母さんと一緒にお披露目されて、仔馬の背中の辺りにはまだ産毛が残っていた。
 
 ホースショーでは様々な足の運びを見せてくれる。
 
 最後はミニチュアホースによる障害飛越。
 
 
 ポニーよりさらに一回り小さくてそこにいるだけでも可愛いのに、ぴょんぴょん跳んでいくので観衆は拍手喝さい。
 

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馬事公苑・愛馬の日①

2014-09-27 | 馬事公苑
 23日は愛馬の日を記念して馬事公苑で行事があったので見物にでかけた。この時期は年によって気温にばらつきが大きいが、今年はよく晴れたのでどちらかというと暑い方だった。それでも空気が乾いているのが救いで汗の乾きが早い。
 午後からでかけたので最初に見たのはばんえい競馬で、白い方は毎年来ていて覚えやすい名前なので名前も覚えてしまったが、ミルキー号。黒い方も毎年来ているのかもしれないが、名前はなんといったか・・・。サラブレッドと違いがっしりした体格をしていて早くは走れないかもしれないが、見るからに力持ちという感じである。

 顔もサラブレッドのように細面の顔ではなくて寸詰まりの顔つきで愛嬌がある。今、「馬のすべてがわかる本」(原田俊治著)という本を読んでいるが、明治維新まで日本には体高140㎝を超える馬はいなかったということで、ばんえい用のこの馬などは当時の人が見たらさぞかしびっくりしたことだろう。
 
 続いては神旗争奪戦を見た。これは相馬野馬追の中で行われるものだとのことで、見るのは今回が初めて。花火で打ち上げられた布を我先に拾おうと落下点めがけて疾駆する様はなかなかの迫力だった。
 
 
 落下点にたどり着いても高い馬上から拾うのがまた一苦労で、中には落馬してしまう人もいたようだ。
 
 

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多摩川台公園

2014-09-26 | 多摩川台公園とその近隣公園
 一昨日は多摩川台公園へ。相変わらず被写体に事欠いてあまりシャッターを切れないので、丹念に拾ってゆくしかない。
 ツルボが小さな群落を作って咲いていたが、スズメバチが獲物を求めて花園の中を飛んでいるのが見えた。
 
 ススキの穂が次第に目立つようになってきて、コオロギなど虫の鳴き声が盛ん。セミの声はツクツクボウシが中心でアブラゼミの声はまったく聞こえず、ミンミンゼミもほんのわずかしか生き残っていないようだ。
 
 鳥の方は少し発見があってエナガとシジュウカラの十数羽の群れの中に1羽のヤマガラを見つけた。昨年の冬はヤマガラが見られなかったのだが、今冬はこの公園に定着するだろうか。

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上野動物園③

2014-09-24 | あちこち
 西園では池之端門近くのキリン、オカピ、サイが特に人気者でしょうか。
 ずんずん寄ってきたキリン。近くで見ると本当に大きい。
 
 オカピはこの縞模様が特徴的。キリンに近い動物ということですが、確かに舌はキリンそっくり。
 
 両生爬虫類館もカラフルなものが多く楽しめたが、アロワナのオレンジ色が鮮やかで目を惹かれた。
 
 ハシビロコウはほとんど動かないのだが存在感があって、注目の的。
 
 再び東園に戻ってゴリラやトラなどがいる北側のルートを歩く。途中のバードケージにいたオニオオハシは南アメリカの熱帯林に生息するというが、なにゆえこんな巨大な嘴をもっているのか。動物の進化の歩みとは・・・という思いが頭をよぎる。
 
 コアリクイは少しもじっとせずに忙しく動き回っていたが、なんともユーモラスな体つき、そしてつぶらな瞳がかわいらしい。
 
 最後に見たのはカワウソ。ラッコのようにお腹を上にしてぷかぷか浮かぶ様も見せてくれて愛嬌たっぷり。いろいろな仕草を見ていると犬に近い知能の持ち主ではないかと感じる。
 
 一周して一応すべての動物たちを見たが、これだけ多くの種類の動物の世話をする苦労は並大抵ではないと思った。動物ごとに飼育方法が違い、健康状態を常にチェックしなければならないし、現在の動物園には繁殖も強く期待されていると聞いたことがある。動物が好きというだけでは務まらない仕事だろう。
 

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多摩川

2014-09-23 | 多摩川
 動物園の写真はまだあるのですが、先日多摩川べりをのんびり歩きましたのでその写真を。
 多摩川サイクリングロードではヒガンバナが花盛りを迎えていましたが、それに混じってツルボもちらほら見かけました。ツルボを撮っていると川の方からシギチの鳴き声が聞こえてきました。シギチの鳴き声は聞く機会が少ない上に似ているものが多いので種類まではわかりませんでしたが、秋を感じました。
 
 クローズアップすると一つ一つの花は線香花火のよう。
 
 ヒガンバナを上から見るとこちらは打ち上げ花火のようです。
 
 気温が低いせいかヤマトシジミが翅を休めていました。もう翅がだいぶ傷んでいます。
 
 キクイモも花盛り。アメリカ原産の帰化植物だけに旺盛な繁殖力。
 
 空を雲が覆っていたので暑さを感じることなく気持ちよい多摩川散策でした。

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上野動物園②

2014-09-22 | あちこち
 ニホンリスの隣はプレーリードッグ。ニホンリスよりも人気があって足を止めて見る人が多かった。
 
 アシカの家族はまったりとお休み中で時々少し動く程度。雄と雌の体の大きさの違いが著しい(奥にいるのは子ども)。
 
 ツキノワグマは飼育員さんがあちこちに置いた餌を探し回って食べていて、オレンジを見つけたところ。この他トウモロコシやリンゴなども食べていた。隣ではヒグマか飼育されていたが、大きさは大人と子どもほどの違いがある。
 
 いったん戻って、先に西園を見ることにした。西園に行く途中にはカピバラ。体のどこにもとがったところがなくてどこもゆるやかな曲線で型どられている。そこに癒されるんでしょうね。
 
 西園に入ってすぐにあるのが子ども動物園でここには日本の在来馬がいるので、まずはそこへ。
 木曽馬はここにいる馬の中では最も体が大きかったが、それでもサラブレッドと比べればずっと小柄。
 
 この白馬は逆に最も小柄で大人は乗れないのではないかと思うほど。品種名は忘れてしまって不明。動物園のホームページで調べたが載っていなかった。
 
 在来馬の写真を撮っていると外国人の家族がやってきて、聞こえてきたのはロシア語だった。園内ではずいぶん外国人も目にしたが、英語はもちろんドイツ語、中国語が耳に入ったしイスラム圏の人の姿も見かけた。

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上野動物園①

2014-09-21 | あちこち
 涼しくなったら上野動物園に行こうと思っていたところ、ちょうど60歳以上は無料の期間と知ったので先週でかけてきた(無料は今日まで)。
 当日は曇りの天気で時々薄い雲を通して日が射すという具合で、この時期としては気持ちよい気候。
 まずはお決まりのパンダ舎へ。ちょうどお食事タイムで竹をむしゃむしゃ食べていた。目の当りにすると、よくもまああんなに固いものをよりによってと思ってしまう。
 
 食べた後は水をごくごく。食べ足りないのかこの後再び竹を食べ始めた。
 
 いつもだとまっすぐ象や猿山の方に行ってしまうのだが、旧寛永寺の五重塔を見たかったので少し戻って日本の鳥のケージを見てから五重塔に行くことにした。
 奄美大島に行かないと見られないルリカケスを見ることができた。絶滅危惧種に指定されている美しい鳥だが、こうしたものが目の前で見られるというのは動物園ならでは。
 
 五重塔は上野東照宮の側からは何度も見ているのだが、動物園内で目の前で見るのは初めてのように思う。重要文化財に指定されているが、ちょうど修復工事が終わったばかりとのことで彩色が鮮やかだった。
 
 一層の軒下には干支が描かれていて、これは兎と虎の部分。
 
 五重塔の近くにはエゾシカとカモシカがいてエゾシカはすぐ見つかったが、カモシカはどこかと探すと岩に溶け込むようにしてじっと立っていた。目の下にもう一つ目があるようにも見える。カメラ目線になったところをパチリ。
 
 五重塔から少し先に進むとニホンリスがたくさんいて元気に走り回っていた。カモシカとは対照的に少しもじっとしていないが、ずいぶん粘って動きを止めたところを撮った。両手を前にした可愛らしいポーズも一瞬見せてくれたが、シャッターを押せなかった。アクリル板を通してなのでいまひとつ鮮明に写らない。
 

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多摩川台公園とせせらぎ公園

2014-09-19 | 多摩川台公園とその近隣公園
 この1週間程の間に出かけて撮った写真でまだ未報告となっていたものをご紹介します。
 これは多摩川台公園で帰り際に撮ったものでセミでも落ちてきたのかと思って落ちたところを見るとこの蛾だった。以前にも何度も見ているので珍しい蛾ではないと思うが名前は不明。この日は公園に着いて自転車をいつもの場所に停めると頭上からエナガの群れの声が聞こえてきた。しかし、のんびりと見ていると今話題のヒトスジシマカがわんさと群がってくるのでおちおちしていられない。早く蚊がいない季節になってほしいものだ。いきなりエナガとの遭遇で幸先良かったのだが、それっきりで後が続かなかった。
 
 こちらはその2日後に田園調布せせらぎ公園で撮ったもの。やはりシジュウカラの声に混じってエナガの声も聞こえたような気がしたが、しっかりとは確認できなかった。いずれにしても鳥たちの活動が活発になってきていることは間違いないようだ。夏鳥たちが東南アジアの国々などに帰る途中にこうした公園に寄ることがあるので多少期待したが、その様子はなかった。
 
 公園をでて大田図書館に向かったが、図書館近くで別の自転車とぶつかりそうになった。図書館は高台にあるので急坂を登ってゆくのだが、登り口の所が信号のない交差点になっている。私が左側通行で人が歩くくらいの速度で左折しようとすると右側通行で下ってきた70歳位のおばあさんが乗る自転車と鉢合わせ。相手もお年寄りでスピードを出していないから、双方ともブレーキをかけてぶつかることは避けられたが、相手は少なからず慌てた様子だった。このケース、相手が交通法規を守って左側通行をして下ってくれば、決して鉢合わせすることはないという事例。これを逆走運転というが、逆走をすれば正面衝突の危険性があるのは理の必然。しかし、現実には自転車は左側通行というこの原則を守らない人が老若男女を問わず極めて多い。普段自転車を乗っている経験からすると左側通行は信号を守ることと同列に重要な鉄則だと思うのだが、残念ながら世間の常識はまったくそうなっていない。特に小さなお子さんを後ろに載せて(場合によっては前にも載せて)走っているお母さんも平気で右側を走ってくるのはどうしたことか。

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多摩川

2014-09-17 | 多摩川
 一昨日は多摩川の河川敷を歩いた。夏の間はとても歩く気になれないが、曇っていてこの時期としては涼しかったので久しぶりに歩いてみようとなった。ひょっとしたらコガモでも渡ってきていないかと思ったが、さすがにまだのようだった。
 多摩川サイクリングロードにはヒガンバナが咲き始めていた。河川敷にもあったが、他の草に埋もれるようにして咲いていたので絵になりにくかった。
 
 多摩川台公園ではあまり見られないベニシジミがひっそりと草の陰に隠れるようにしていた。夏の終わりだけに翅が傷んでいたが、しばらく撮っていないので撮影。
 
 ナガコガネグモがいたので撮ろうとしゃがみこむとイトトンボが目に入った。なにしろ針のように細い体なので立っていたのでは気が付きにくい。アジアイトトンボだろうか。
 
 そのナガコガネグモを撮ろうとしているとスズメバチが蜘蛛に近付いてきたので、さあどうなるかと思ったのだが、何事も起きずに蜂は飛び去ってしまった。手強い蜘蛛にあえて手を出すことはないと思ったのだろうか。コンデジで広角接写して草叢の雰囲気をだしてみた。
 
 涼しいと思って出かけたのだが、時々雲が薄くなることもあって次第に蒸し暑さを感じるようになったので帰途に就いたが、河川敷は草刈がされているものの残された草地が多くの生命の営みの舞台となっていることを垣間見ることができた。

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