日本庭園にはツツジがたくさん植栽されていましたが、まだ2,3分咲程度でこれからというところ。満開の頃は見事だろうと思います。早咲きの品種なのかかなり咲いている株も所々に見られました。この写真を撮ったときは薄く雲がかかったようで、柔らかな光が日本庭園全体を照らしていました。
日本庭園にはレンガ色と白の外壁が美しい洋館が建っていて、案内板を見ると旧東京医学校本館(東京大学の前身にあたるそうです)と書いてありました。近くに行って見たかったのですが、柵で仕切られていて近づくことはできませんでした。日本庭園では絵画のサークルの人たちが大勢で写生していました。
小石川植物園の園内も起伏があって日本庭園は谷底にあります。日本庭園への下り道の途中で撮影。木陰から庭園の一部が見え隠れしており、さらにその奥にはビル群が。園内には何本も道が通っているのですべての道を歩くことはできませんでしたが、2周したので7割方の道は歩けたはずです。
温室には絶滅危惧種に指定されている小笠原諸島の植物もありましたが、開花していなかったので面白い形をしたランの花を撮りました。メモしなかったので名前は不明。小石川植物園には白山駅から歩いて行きましたが、植物園への道は上り下りがあって、かなり起伏のある地形の場所にあります。
このシャクナゲも3メートルを優に越す大きな株でした。名札がなかったので何というシャクナゲなのか不明。植物園に入って歩き出すとすぐにツマキチョウやたくさんのクマバチに出会い、タンポポももちろんセイヨウタンポポではなくてカントウタンポポ。自然度が高いことを感じました。鳥もツグミやアオジといった冬鳥がまだ残っていましたが、冬には冬鳥の種類も結構見られるのではないでしょうか。
先日は小石川後楽園に行きましたが、今回はその近くにある小石川植物園に行ってきました。この公園に行ったのも初めてでしたが、その広さと植物の種類の多さ、古木、大木がたくさんあることなど、感心するやら驚くやらの連続でした。歩いていると都心にいることを忘れて奥日光や蓼科などの高原にいると錯覚するほどの所もありました。写真の場所もそんな場所のひとつ。池にはヒキガエルのものと思われるオタマジャクシが無数に泳いでいました。
多摩川台公園では八重桜の花が終わり、雑木林ではコナラやムラサキシキブの新緑で緑に染まっています。鳥の方は常連さんたちばかりでしたが、コゲラがソメイヨシノの葉の裏を盛んに突いているので、双眼鏡で見るとアブラムシを啄んでいるようでした。あの小さなアブラムシを食べてもあまり腹の足しにならないように思われますが、無数と言いたくなるほどたくさんいましたから、数をこなせばそれなりに栄養が摂れるということでしょうか。24日撮影。
打ち上げは横浜の地ビールの店を予約していましたが、予約の時間までの調整のため赤レンガ倉庫に寄りました。花の祭典をやっていたようで、この日が最終日で会場を片付けている最中でした。倉庫の中は若者でごったがえしていて原宿が引っ越してきたよう。
開港記念会館は館内も趣のある造りになっているので見たかったのですが、すでに閉館していたので外観のみ。いつの頃からか横浜の塔を持つ建築が注目されるようになり、3つの内の一つがこの開港記念会館で、ジャックの塔と呼ばれています。