カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

セイタカアワダチソウ

2009-01-31 | 町田の谷戸
 セイタカアワダチソウはこの時期すっかり枯れているのだが、まだ種が残ったままの株が逆光に輝いていた。少し風があったので、ピント合わせに苦労しながら撮った一枚。タムロン90マクロでの撮影で、いつもはAFで撮ることはほとんどないが、試しにAFで撮ってみようとしたところ、やはりだめで結局はマニュアルでピントを合わせて撮った。
 私の周辺ではAFで撮っているという人の話をあまり聞かない。どの程度の人がAFを活用しているのだろうかと時々思う。AFを否定するつもりはないのだが、AFになってカメラがつまらなくなった側面はあると思っている。その第一はMFレンズでピント合わせする際のヘリコイドのねっとりとした感触を味わえなくなったことだ。それと同時にそもそもピントリングが細くたよりないものになってしまった。そして、これはAF化とは直接関係はないかもしれないが、しかし、ほぼ同じ頃からコストを安くする傾向が強まって、レンズのプラスティック化が進みどんどんレンズが安っぽくなった。AFの恩恵に与っている人もたくさんいるのだろうが、個人的にはコンパクトカメラはともかく、一眼レフのAF化はなかった方がよかったと今でも思っている。

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冬の田圃

2009-01-30 | 町田の谷戸
 田圃もよく見るとそれぞれに個性があって、ここはあまり高低差がないので、畦の高さも比較的均一になっていて田圃の形も直線的に区切られている。白っぽく写っているのは霜が溶けて表面が濡れている所である。この田圃は珍しく40代くらいの若い方が作っている。
 この日はニコンの7×35の双眼鏡を使ったが、この双眼鏡は買ってから来年で30年になる。30年も使えば普通だったら、かなり年季の入った外観になって不思議ではないが、写真が主、鳥見は従でやってきているので、もっと小型の双眼鏡を使うことが多く、まだ結構きれいなままだ。その小型の双眼鏡はペンタックスの8×24を長いこと使っていて安価な割にはよく見えたが、ある時落として使い物にならなくなり、ドイツ・ライカ社の8×20を購入した。値段はペンタックスの8×24が3つ買える位高価だったが、その見え味は素晴らしく、明るさははるかにレンズの大きなニコンには及ばないが、くっきりとコントラストの高い見え味はニコンの7×35にも負けないほどだ。ライカの8×20は非常に小さいので、撮影の邪魔になるときはポケットに入れてしまえる。しかし、なかなか完璧ということはないもので、この双眼鏡はネックストラップが細い上に右側の接眼アイピース付近にある吊り環1カ所だけで吊る片吊り式なので使い勝ってがよくないのが玉に瑕である。ライカ社もこの欠点に気付いたらしく、その後の同型機では両吊り式となった。

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霜の縁取り

2009-01-29 | 町田の谷戸
 枯葉に霜もよいが、緑の草に霜だと一層目に鮮やかだ。この日は霜が少なかったので、真っ白とはならず霜が葉を縁取るくらい。
 タムロン90mmマクロで撮影。ペンタックスの100mmマクロを持ってゆくことが多いのだが、先日使ったときに少し画角が狭すぎる感じがあったので、少し短めの90mmを選択した。
 この日は、6本のレンズを持っていったが、使ったのは3本で他にペンタックスの16~45mmと同じく300mmは使用したが、ペンタックスの50mm、70mm、フォクトレンダーの180mmは使わなかった。全部を使うことはあまりない。180mmは35ミリ判換算で280mm位の画角になるからあまり出番はない。70mmは35ミリ判換算で107mmに相当するので、使いやすい画角なのだが、90mmマクロを付けて撮影していると70mmに付け替えなくても済んでしまった。まあ、50mm、70mmは両方合わせても大した重さではないので、使わずに帰ってきても構わないのだ。

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カーブを描く林縁

2009-01-28 | 町田の谷戸
 雲ひとつない青空に雑木林の林縁がきれいなカーブを描いていた。この日は朝から帰るまでついに一つの雲も見ることがなかったが、いくら冬晴れといっても滅多にないことである。左端に方に写っている大きな木はヤマザクラで、春に咲くのが楽しみだ。
 
 ところで、またまたベニマシコの話題ですが、日曜日に撮ったのは二転三転して、どうやらオスらしいという話。古くからの鳥友が調べてくれたところによると、前年の春に産まれたオスの冬羽は、25日掲載の写真のような色で、あまり赤くならないのだとか。ようやく性別の決着をみることができた。大型の鳥の場合は成熟するまでに時間がかかるので、若いころと完全に成熟した成鳥とは色が違うというのはよくあることだが、小型の鳥でも多かれ少なかれ違いはあるので、あまり見慣れていない鳥の場合は、識別がなかなか難しくなる。

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路傍の草むら

2009-01-27 | 町田の谷戸
 谷戸と谷戸を結ぶ道端で少し休もうとしゃがんだところ、枯れた葉の黄色と笹の緑、それにススキの穂が陽を受けて輝いていた。少し風があったが、風の冷たさより陽射しの暖かさをより強く感じた。
 昨日書いたジョウビタキだが、落ち葉のがさがさという音を聞くとそばにやってくることがあると言われている。虫が落ち葉の下から現れるのを知っていて、労せずして餌にありつけるというわけだ。虫を捕らえるところは見られなかったが、昨日のジョウビタキも十分にその可能性がある。小さな虫を見つけて食べるジョウビタキの目は大きくクリッとしていてとても可愛いのだ。
 ところで日曜日に撮影したベニマシコだが、オスは冬羽でももっと赤いようなので、写真の個体はほぼ間違いなくメスのようだ。

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冬晴れの尾根道

2009-01-26 | 町田の谷戸
 快晴の天気なので雑木林の木々の影が濃く、くっきりと地面に伸びている。コナラを中心とした雑木林だが常緑樹が所々に混ざっている。
この日もルリビタキには会えず、遠くの方でかすかにルリビタキらしい声を聞いたが、確信は持てない。
 自宅に戻り、庭木の剪定をしていたところ、なんとわずか3メートルほどのところにジョウビタキのオスがいるのに気付いた。私と目が合ってもまったく逃げる気配はなく、まるで私の庭仕事の様子を見に来たようだった。あまり意識してしまうと逃げてしまうと思い、庭仕事を続けながら時々様子を見ると枝移りしながらもしばらく私の庭に留まってくれた。

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薄化粧の落葉

2009-01-26 | 町田の谷戸
 昨日の朝は冷え込んだが多少風があったのか、霜は思ったより少なく落葉の霜も薄化粧の趣。
 雲一つない快晴となり日中の日だまりはぽかぽかと暖かく、陽射しが次第に強くなっていることを実感する。それでも日陰の霜は11時を回っても、まだ溶けずにいるところもあった。それでは田圃の氷も溶けずに残っているかと思い、13時ころ様子を見たところ、さすがにあらかた溶けていた。天気予報の最高気温より気温が上がったのではないかと思い、夜の天気予報で確認すると予報より2度ほど高くなっていた。

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ベニマシコ

2009-01-25 | 野鳥
 2週間ぶりに町田の谷戸に行く。
 谷戸に着いてすぐに2週間前に初めて見たベニマシコの声が聞こえたので、見るとベニマシコが草むらのなかで草の種を食べているのが見えた。距離は10メートルもない位だが、あまり警戒するそぶりを見せず採餌に夢中の様子だったので、300㎜レンズに付け替えて撮影することができた。2週間前に初めて見て、2回目にして撮影できるとはとても幸運なことだ。撮影しているときは前回と同じメスだと思っていたのだが、パソコンに取り込んだ画像をよく見るとオスのようにも見える。図鑑を見るとベニマシコと言っても冬のオスは赤味が少なくなるようで、メスよりもオスに似ているように思える。
 ベニマシコの写真を撮り終わり、谷戸の奥に向かおうとすると谷戸のなかの叢林のあたりからハイタカが飛び出して、飛んでゆくところを見ることができた。一瞬見たときはヒヨドリかと思ったほど小さかったが、ヒヨドリより一回り大きく胴体がヒヨドリより太めであること、それになにより腹部の鷹独特の模様でハイタカとわかった。

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ゴミ問題

2009-01-24 | 町田の谷戸
 このところ写真を撮っていないので、これも12日に撮影したもの。右下の方に黒く写っているのはゴミで、何回ゴミ取り機構を作動させても取れなかった。レンズを交換する際にどうしてもほこりが入ってしまうので、効果的なゴミ取り機構がないと大変困る。ペンタックスにも次に出す機種ではより進化したゴミ取りが付いていることを期待したい。
 ペンタックスといえば、先日天文関係の雑誌を見ていたらペンタックスが天体望遠鏡の製造販売を中止すると載っていた。ペンタックスの天体望遠鏡は極めて優秀という定評があって天体写真のデータを見るとペンタックスと書かれていることが多かったが、不採算部門の切り捨てということなのだろうか。

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曇天の冬空の下

2009-01-22 | 町田の谷戸
 すっかり眠りについた谷戸の冬。春の目覚めまで静かにじっと・・・・。(1月12日撮影)
コメント (2)
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