カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

モノクローム

2013-06-30 | あちこち
 トンボの谷戸でシダが密生しているところがあって、規則だったパターンの繰り返しが美しかったのでモノクロームに設定して撮ってみるとカラーとはまったく違う世界が現れた。モノクロームの世界では形そのものが語りかけてくる。




 コヒルガオ(ヒルガオ科)がシダの葉の間から顔をのぞかせていた。

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トンボの谷戸

2013-06-29 | あちこち
 昨日は横浜のチョウトンボが見られる谷戸にでかけた。昨日はこの時期としては異例に乾燥した空気で気温も低めであり、気持ちのよい撮影日和だった。ただ、トンボが元気よく飛ぶには少し気温が低すぎたようで、到着してしばらくはお目当てのチョウトンボはなかなか見られず、ショウジョウトンボやモンシロチョウなどを写していた。
 ショウジョウトンボは背景に紫陽花を入れたので、なんともカラフルな世界となった。


 こちらはショウジョウトンボの雌だろうか。


 陽が射して気温が上がるにつれてチョウトンボが見られるようになり撮ろうとしたが、とても敏感で5メートル近くも離れていても接近を感じて逃げてしまうこともあって苦労した。他のトンボと比べるとゆったりと飛ぶので性格ものんびりしているのかと思ったら大違い。以前にもこの場所で撮ったことがあるが、今回の方が逃げ足が早く感じられた。


 この季節を代表する花のひとつ、ヤブカンゾウ(ユリ科)が咲いていた。


 先日砧公園で探したが見つけることができなかったネジバナ(ラン科)も撮ることができた。
 往復で約18㎞走ったが、少し負荷をかけようといつもよりもペースを上げたので平均速度は17,4㎞になった。

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砧公園の花

2013-06-26 | 砧公園
 砧公園にまだバラの花が見られるのではないかと思いでかけた。途中、東急・二子玉川駅近くの路上に黒いゴミが落ちていると思ったら、近寄るとハグロトンボだった。車がたくさん通るので風圧に飛ばされて車に当るかなにかしたようだ。今年初めて見るハグロトンボで、多摩川台公園でもまもなく見られるに違いない。
 砧公園の吊り橋近くにはタケニグサ(ケシ科)の花が咲いていたので、背景に暗い所を選んで撮影した。


 少しクローズアップするとこのような白い花。


 その近くにヨウシュヤマゴボウもあって花にはハチが訪れていた。


 ネムノキのとても大きな株があって、地表付近の直径は1メートルを超えるほどで、これまで見たネムノキとしては最大級の太さ。ただ花色は薄くてちょっと見栄えがしないので、その近くにあった株を撮った。


 バラは品種によってはまだ蕾をたくさん付けたものもあって、まだ楽しめそう。この写真とネムノキは135㎜レンズで撮っていて、恐らく40年程も前に設計されたレンズだろうが、写りにはなにも問題がないようだし、小さいながらも金属鏡筒のずっしりとした質感が心地よい。

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子鹿

2013-06-25 | あちこち
 しばらくぶりに夢見ヶ崎動物公園にシマウマの子馬の成長具合を見たいと思いでかけたが、子馬は放飼場にでていなくて見ることはできなかった。先に進んでニホンジカの所に行くと子鹿が2頭生まれていて、2頭ともうずくまっていた。大きな瞳と長い耳がチャームポイント。鹿の子模様も子鹿の方がよりくっきりとしている。





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多摩川台公園

2013-06-24 | 多摩川台公園とその近隣公園
 一昨日はようやく雨が上がったので、1週間ぶりに多摩川台公園にでかけた。明け方まで雨が降っていたようで、木々の木肌はまだ濡れていて黒く存在感がある。葉の緑はいよいよ濃さを増して夏を感じさせる。鳥の方はシジュウカラの幼鳥たちの鳴き声が聞こえ、久しぶりに愛らしい姿も見たが、鳴き声は次第に少なくなっており、鳥好きには一年で最も寂しい季節になろうとしている。


 紫陽花はピークを過ぎようとしていて、それに代わるようにネムノキの花が咲き始めていた。毎年この花が咲き始めると夏が間近いことを感じる。


 低い所に花があったので接写したが、不思議な形をした花だ。花の色の濃さは個体差があって、この株はかなり赤味が強い。

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ミラノ散策

2013-06-22 | 海外旅行
 ミラノでは1時間程の自由時間があったので、ドゥオモ内を撮影してからドゥオモの周辺を少し歩くとしゃれたデザインの自転車スタンドを見つけた。


 スカラ座の前まで戻るとちょうどトラムがやってきた。新旧様々な車両が走っているようだが、これはクラシックなタイプで味がある格好をしている。


 スカラ座内も見学できるのだが、時間がないのですぐそばにある美術館が無料ということだったので入った。すると中は日本の美術館では考えられないような風格ある佇まい。


 イタリアの抽象画家、フォンタナの作品などの抽象画展が開催されていた。写真はフォンタナの作品。


 こちらもフォンタナの造形作品。クラシックな雰囲気の館内だが、まったく違和感なく現代アートが納まっていて、こんなに素晴らしい美術館を持っているミラノ市民が羨ましい。

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ミラノ観光

2013-06-21 | 海外旅行
 ヴェローナから西に167㎞移動してミラノに泊り、翌日旅の8日目はミラノ観光。ミラノは雨の朝となったが、弱い雨だったし昼前には空港に行かねばならないので、いずれにしても観光の時間は3時間ほどの短い時間。
 最初に訪れたのはスフォルツェスコ城で堅固な要塞のような塔とその下の城のすっきりとした気品のある造りとの対比が印象的。


 ドゥオモに向かう途中にあるイタリア・オペラの殿堂スカラ座は意外と飾りのない建築。


 スカラ座の目の前から始まるヴィットリオ・エマヌエーレⅡ世のアーケードは、TVの旅番組などでミラノが取り上げられたときは必ずと言ってよいほど登場する所。


 そのアーケードを抜けると姿を現わすのがドゥオモで、なんとも壮麗な姿。晴れていたなら、より白く輝いてそびえ立っていたに違いない。


 中は多くのステンドグラスで彩られていた。

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鉄道博物館

2013-06-20 | あちこち
 昨日は勤め人をしていた頃の同僚たちと大宮にある鉄道博物館に行ってきた。誰も鉄ちゃんというわけではないが、一度は見ておきたいところ。広いとは聞いていたので驚きはしなかったが確かに広い。SLはもちろんのこと、様々な機関車、電車の実物が間近で見られて、やはり迫力がある。


 個人的には子どもの頃に乗った記憶のある南武線の車両にそっくりの車体が展示されていて感慨深かった。50数年前はこんな電車が川崎-立川間を走っていたのだった。床は木製だし冷房も扇風機もなく照明は白熱球だった。



 鉄道関係の様々な資料も展示されていたが、これはドイツ国鉄関係の展示品。


 大きなジオラマは一日に何回か解説付きで模型を動かしてくれるが、照明を変えて早朝から日没までの様子が再現されるところが見物。


 屋上の広場からはすぐ近くを走り抜けて行く新幹線と埼玉新都市交通線。大宮からこの埼玉新都市交通線に乗って鉄道博物館に来たのだが、線路はなくバスと同じようなタイヤを履いている変わった乗り物だった。鉄道マニアというわけではないので、また来るかというと微妙だが、一度は訪れてもよい場所だと思う。

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ヴェローナ

2013-06-18 | 海外旅行
 ヴェローナは「ロミオとジュリエット」の舞台になっている街ということで、観光コースになっているが、中世の街並みが残っているということで世界遺産にもなっている。しかし、元々、「ロミオとジュリエット」の館には関心がなかったし、わずか1時間の観光時間で通り抜けてしまったので、今回の旅では最も印象が薄い。
 それでももちろん立派な教会があって、個人的にはジュリエッタの館よりもこちらを見たかった。


 滔々と流れるアディジェ川沿いの風景。


 エルベ広場の建物の2階(?)部分の壁面一面はすべてフレスコ画で覆われていた。緑の可愛い三輪自動車がまだ現役。日本でも私が子どもの頃は見かけたものだが。


 古代ローマ時代の円形劇場も現役で、夏には野外オペラが上演されるという。そういえば、ヴェローナ国際音楽祭というものがあったことを思い出した。


 これも古代ローマ時代の城壁の名残だと思うが、下部はずっと後世のもののよう。

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せせらぎ公園

2013-06-17 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川台公園に続いて隣接するせせらぎ公園に寄って帰ることにした。せせらぎ公園では畳8畳ほどの小さな田圃を作っていて、そこには2匹のオオシオカラトンボがいて、時々縄張り争いをしていた。


 東急・多摩川駅の構内ではツバメが営巣していて、雛を数えると少なくとも4羽はいたようです。

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