カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

三ツ池公園③

2014-03-31 | 三ッ池公園
  冬鳥の方はカモ類以外は皆無で、カモ類もキンクロハジロはまだかなり残っていたもののマガモは一羽も見られず、ハシビロガモのペアが一組見られただけだった。
 パークセンター前のベンチに腰掛けて休んでいるとコゲラが飛んできて頭上の枝に止まった。動くと逃げてしまうかとも思ったが、ゆっくりと立ち上がってカメラを向けるとまったく警戒のそぶりがなかった。飛んできたのは一羽かと思っていたらペアで、このケヤキの木でしばらくの間仲良く採餌していた。
 
 鮮明には写らなかったが翼下面の白黒模様が撮れた。
 
 赤みの強い桜の花ではメジロが群れで蜜を舐めていた。さながら大きなテーブルを囲んでの食事というところ。名札を見ると横浜寒桜と書いてあった。
 
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三ツ池公園②

2014-03-30 | 三ッ池公園
  しばらく行かない間に三ツ池公園の季節はだいぶ進んでいて、コブシの花は満開を過ぎて、少し若葉も出始めていた。
 
 早咲きの桜も満開を過ぎて写真を撮るにはぎりぎりのところ。
 
 園路の上を覆うように張り出したカエデの若葉が清々しい。
 
 樹林の下ではモミジイチゴの白い花が連なって咲いている。
 
 
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三ツ池公園①

2014-03-29 | 三ッ池公園
  昨日は三ツ池公園に出かけた。気温はぐんぐん上がって衣服を調整して出かけたつもりだったが、日が上がるにつれて暑くなってさらに脱いで歩いた。着くとすぐにアオゲラの口笛のような鳴き声が聞こえてきた。少し歩くと今度はエナガのペアに出会った。動きを見ているととても忙しくて巣材を探しているように見えた。
 この公園は桜の名所になっているが、全体としてはまだ一分咲きにもなっていないのに開花を待ちかねたのか冬の間の何倍もの人が歩いていた。
 ソメイヨシノはまだまったく蕾のままの株からだいぶ開いている株まで様々。
 この桜を撮ろうとしているときにエナガのペアが現れた。
 
 だいぶ開花が進んだソメイヨシノとシダレヤナギの新緑。
 
 カエデの葉のあかちゃん。
 
 イヌシデの花。こんな花穂が垂れ下がっているのを見られるのもこの季節ならでは。
 
 こちらはアカシデの花。
 
 椿の花は開花期が長いが、様々な品種が咲き競っている。
 
 
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「世紀の日本画」展

2014-03-27 | 美術
  東京都美術館で開催中の日本美術院再興100年特別展「世紀の日本画」を見てきた。日本美術院草創期の作家から現代の作家まで大家の作品に偏することなく多数の作家の作品が展示されていたのが特徴的だったが、展示点数は70点程度と期待したほど多くはなく、やはり100点程度は見たかったところだ。小林古径や前田青邨などのお馴染みの作品もあったが、名前も知らなかった作家や現代日本画家の初めて見る作品が数多く見られたのは収穫だった。
 
 入場してすぐの所にあった狩野芳崖の「悲母観音」はとても細密に描かれているので、持参した双眼鏡が役に立った。今回の展示のマイ・ベスト10に入る作品。小茂田精樹の「虫魚画巻」は初めて見たが、じっと見ていると鯉など今にもふっと動き出すような気配を感じるほどの見事さ。同じ絵巻物の菱田春草の「四季山水」はすでに見ている作品だが、何度見てもほれぼれする。早世が本当に惜しまれる作家だ。現代の作家の作品では抽象的なものあり、幻想的なものありと楽しんだが、とりわけ宮北千織の「うたたね」は、透明感のある色彩が目を惹き、いかにも女性的な感性にあふれる作品だった。
 美術館を出て上野公園を歩いた。清水堂そばのソメイヨシノはちらほら咲き始めたところ。
 
 
 何という品種か早咲きの桜はすでに満開。海外からの観光客がこの木をバックに記念写真を撮っていた。
 
 とってもかわいいたくさんの花や苔で作られたパンダのオブジェ。
 
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多摩川台公園

2014-03-25 | 多摩川台公園とその近隣公園
  2日続けて多摩川台公園へ。両日ともエナガを観察したが、いつも単独での出現でペアで現れることはなかったので、やはり雌は産卵して卵を抱いているのではないだろうか。尾羽の曲がり具合から観察できたのは2羽の個体であることは間違いないようである。単独行動なので声を発することが少なく移動も早いので見失ってしまうことも多くなった。高い所を移動してゆくので写真も撮れない状態が続いているが、現れる方角が決まっているので、巣のある方角はわかってきた。
 毎年撮っているキブシの花が今年も咲き始めた。
 
 シジュウカラの囀りもますます盛んになっている。芽を突いているシジュウカラ。
 
 ヒュウガミズキに止まったが、顔が枝に隠れてしまった。
 
 急に暖かくなりキチョウが舞い始めたが、そういえば先日の鎌倉でも浄智寺でルリタテハを見たのだった。
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鎌倉散歩③

2014-03-24 | あちこち
  大仏ハイキングコースを下って住宅街を少し歩くと横須賀線にぶつかる。ほどなく英勝寺に着いた。英勝寺は現在残る鎌倉唯一の尼寺とのことで裏の方の断崖には仏像が二体あったが、拝観料300円にしては見どころが足りない感じ。
 
 その近くにある寿福寺は中には入れないのだが、長く続く参道の雰囲気がとてもよく苔も美しかった。
 
 
 横須賀線の線路を渡って亀ヶ谷坂切通を越えて北鎌倉方面へ行く。切通の壁面にはシダが生い茂っていて崖の上からは椿の花がこぼれ、いにしえの雰囲気を醸し出している。
 
 切通しを下って、少し歩いた所に長寿寺があった。ガイドブックに記載がなかったのは拝観が期間限定であったためらしい。門の外から撮らせてもらったが、門から続く敷石が整然として立派な構えの本堂だった。
 
 横須賀線の線路を再び渡って最後に浄智寺を拝観する。浄智寺は深い山懐に抱かれているという雰囲気の寺で、山門までのアプローチも長い。
 
 それほど大きくはないが、なかなか魅力的な容姿の山門。
 
 茅葺の客殿も風情がある。
 
 ミツマタがきれいに咲いていた。浄智寺は鎌倉散歩の最後を締めくくるにふさわしい寺だった。
 
 最後は横浜で盃を傾けて帰った。一緒に歩いた友人の万歩計は26,000歩を数えていたとのことだったが、また季節を変えてぜひ歩きたいという思いを強くした鎌倉だった。
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砧公園

2014-03-23 | 砧公園
  一昨日は砧公園へ。冬鳥は大陸に向かって旅立ったのか少なくツグミを1羽見たのみ。エナガはどこかにいるはずだが会えず。先日の多摩川台公園のシジュウカラ同様、3羽のシジュウカラが鳴きながら追いかけまわすような場面が見られて、縄張り争いか、雌を巡る攻防か。
 木の割れ目をのぞきこんで餌を探すシジュウカラ。しっかり何かを捕食するのが見えた。
 
 ほとんどのクヌギはまだ冬の姿だったが、このクヌギは芽吹きだしていた。
 
 梅はだいぶ散っていたが、まだ咲き残っているものもあった。
 
 サンシュユの大きな株。
 
 杉花粉が多いという天気予報だったので、しっかりマスクをして歩いたのだが、目をやられて目が充血してしまい寝るまでうっとおしい思いをした。毎年この時期は花粉に悩まされる日々である。
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鎌倉散歩②

2014-03-22 | あちこち
  御霊神社の次は長谷寺に行く。長谷寺に入った途端に桃源郷のような景色が広がった。冬の間枯れ色一色の景色を見てきた目にはより一層目に鮮やかだった。撮影禁止となっているので写真はないが、巨体の観音様は一見の価値がある。
 
 
 境内は広く坂を上がってゆくと太平洋の大海原が展望できる。
 
 続いて、光則寺を訪ねる。長谷寺から何分もかからない近さなのに訪れる人はまばら。樹齢200年というカイドウはまだ咲いていなかったが、その大きさから咲いたときの見事さが想像された。写真は本堂と梅。
 
 池のある庭園を一周すると可憐な色合いの大きな椿があった。
 
 光則寺からさらに奥に進み、大仏で有名な高徳院はパスして高徳院の脇から始まる大仏ハイキングコースを歩くことにした。いきなり始まる急登を登りきってさらにゆるゆると登るとその後は小さな上り下りが続く道。ウグイスとヤマガラの囀りが聞こえてきて、これは今季初めて聞く囀りだった。途中数組の外国人にあったが、そのわりに日本人は少なく外国人の方がハイキングコースを歩く人が多いようだ。佐助稲荷、銭洗弁財天の脇を通って化粧坂切通を越える。写真は化粧坂切通。湧き水のため道がぬかるんでおり滑りやすくなっていたので、つかまって歩けるようにロープが張ってあった。
 
 源氏山公園を経てハイキングコースを下って住宅地に入った所にあった道標と大きな岩とシダ。今回久しぶりに鎌倉を歩き、こうした大きな岩や岩壁を度々目にして、改めて鎌倉の地形、地質の特徴に気づかされた。
 
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多摩川台公園

2014-03-20 | 多摩川台公園とその近隣公園
  昨日は多摩川台公園にでかけた。前日の春一番の名残の風があって、やや風が強かったがもう寒くはない。花も増えて春めいてきたことを感じる。
 ヒュウガミズキの花は黄色の豆電球を点けたようだ。
 
 馬酔木の花は鎌倉で見たものはピンク色をしていたが、この公園のものは白花。アセビはやはり馬酔木と漢字をあてたくなる。
 
 ホトケノザは近所でも1週間ほど前にも見かけたが、今季初めてカメラを向けた。
 
 シジュウカラが枝に3羽いて、なにやら騒がしく鳴いていて緊張した雰囲気。少なくとも2羽は雄だったので、繁殖のシーズンを迎えて縄張り争いか。こちらはその内の1羽。
 
 地面をトコトコ歩いている地味な鳥がいて、タヒバリかビンズイのように思われた。あまり警戒せず比較的近距離で撮れた。帰宅後、図鑑に当たるとビンズイと判明したが、この公園での初認だった。これでこの公園での確認種数は44種となった。以前にタヒバリも見ているように思うのだが、記録が残っていなかった。記録をきちんとしておけば45種となったのだが・・・。
 
 エナガのペアには会えたのだが、木の上の方のはるかかなたにいて双眼鏡でみるのもやっとだった。どうやら巣材探しというより採餌をしていたように感じられた。巣は完成したのだろうか。
 冬鳥はジョウビタキの雄を見たのみ。まだシロハラなども残っていると思うのだが、次第に冬鳥が少なくなってゆくのだろう。
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鎌倉散歩①

2014-03-19 | あちこち
  一昨日はしばらくぶりに鎌倉の寺社を巡った。一日違いで昨日だったら春一番の突風で大変な目に遭ったところだったのでよかった。
 鎌倉駅で仕事をしていた時代の元同僚と待ち合わせ。横須賀線は停車駅が少ないから鎌倉まで1時間かからずに着いた。江ノ電に乗り換えて極楽寺駅で下車。まずは極楽寺を訪ねる。山門は茅葺で趣がある。中は撮影禁止となっていた。
 
 極楽寺坂切通の坂を上って二番目に訪ねたのは成就院。眼下に由比ヶ浜の海を臨むことができた。
 
 御霊神社に行く途中にある虚空蔵堂。狛犬が海の方角を見張っていた。
 
 虚空蔵堂の近くにあった板葺きの民家。私の生家もこんな板葺きの家だった。
 
「力餅家」の店の角にあった古い道標と懐かしいポスト。
 
 御霊神社は江ノ電の線路を渡ってすぐの所。まるで神社の中を江ノ電が走っているようである。
 
 
 タブノキの巨木があって、推定樹齢350年とのことだが圧倒されるような存在感があり一見の価値がある。
 
 御霊神社は山を背負うように建っていて雰囲気満点である。
 
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