実相院
2009-04-30 | 音楽
馬事公苑からほど近い所に実相院という古いお寺があるというので、行ってみました。境内は広くて緑が濃くとても落ち着いた雰囲気です。耳を澄ますとエナガの鳴き声が聞こえてきました。雑木林の鳥と思っていたエナガの鳴き声を世田谷の住宅地で聞けるとは意外でした。
昨晩は1年ぶりくらいでオープンリールのテープデッキで、音楽を聴きました。今時オープンリールのテープデッキで音楽を聴いている人はどのくらいいるのでしょうか?若い頃は、テープデッキでFM放送を録音して音楽を聴くという楽しみ方がありましたが、今はそういう話を聞きません。昨晩聴いたのは1976年のザルツブルク音楽祭でギドン・クレメルが弾いたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタで1977年にNHK・FMで放送されたもの。テープデッキも製造後30年近く経つ代物で、1年以上動かしていないので、音が出るかという不安さえありましたが、まったく問題なく作動した上、そこから出てくる音は柔らかみのある素晴らしい響きでした。演奏が終わると解説の声が聞こえて、それはまだ60代の吉田秀和氏の声で、懐かしい気持ちで一杯になりました。そのころは吉田氏が海外の音楽祭のライブ録音の放送というとよく登場して演奏者の紹介などをしていたのでした。このテープの記録を見るとこの録音の前にはノイマン、チェコ・フィルが来日したときのドヴォルザークの第8交響曲を録音してあったのですが、そうそうテープを買う金もなく、やむなくこれを消してクレメルを録音していたのでした。
昨晩は1年ぶりくらいでオープンリールのテープデッキで、音楽を聴きました。今時オープンリールのテープデッキで音楽を聴いている人はどのくらいいるのでしょうか?若い頃は、テープデッキでFM放送を録音して音楽を聴くという楽しみ方がありましたが、今はそういう話を聞きません。昨晩聴いたのは1976年のザルツブルク音楽祭でギドン・クレメルが弾いたベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタで1977年にNHK・FMで放送されたもの。テープデッキも製造後30年近く経つ代物で、1年以上動かしていないので、音が出るかという不安さえありましたが、まったく問題なく作動した上、そこから出てくる音は柔らかみのある素晴らしい響きでした。演奏が終わると解説の声が聞こえて、それはまだ60代の吉田秀和氏の声で、懐かしい気持ちで一杯になりました。そのころは吉田氏が海外の音楽祭のライブ録音の放送というとよく登場して演奏者の紹介などをしていたのでした。このテープの記録を見るとこの録音の前にはノイマン、チェコ・フィルが来日したときのドヴォルザークの第8交響曲を録音してあったのですが、そうそうテープを買う金もなく、やむなくこれを消してクレメルを録音していたのでした。