カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

三ツ池公園

2015-11-30 | 三ッ池公園
 横浜市鶴見区の県立三ツ池公園へ。カモのメンバーは変わり映えしませんでしたが、カワウがカモをどかして杭の上で羽繕いを始めました。大きさがものをいう世界なので、カモはあっさりと場所を譲っていました。
 翼を広げて乾かしたり・・・
 
 撥水のために脂線から分泌される脂を羽毛に塗り付けたり。よく見るとカワウの羽毛は一様に黒いのではなく、なかなか微妙な色合いと模様を持っていることがわかります。多摩川ではここまで近い距離ではなかなか見られません。
 
 オオバンも多摩川と違い、ずっと近くで撮れましたが、やはり警戒心の強い鳥でこの後すぐに遠ざかってゆきました。
 
 黄色く染まった水面にキンクロハジロ。
 

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東高根森林公園

2015-11-29 | 東高根森林公園
 池にはカルガモが一杯いて気持ちよさそうに羽を休めています。木々の影が水面に長く伸びていました。
 
 柵のポールの上にはカメムシが。ステージに上がってスポットライトを浴びているよう。
 
 黄葉した葉一枚。普通に撮った後、ホワイトバランスをタングステンに変えて撮ってみると葉の色は大きくは変わらず、周りの枯草などが実物とは全く別の色合いになってシュールな感じ。
 

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東高根森林公園

2015-11-28 | 東高根森林公園
 このところぐずついた日が続いていましたが、やっと晴天になったので東高根森林公園へ。往路は西風があったので向かい風となり、スピードが上がりません。
 ムラサキシキブの実が秋の陽に輝いていました。
 
 小さな水の流れに近くのカエデの紅葉が映り込んでいました。もう少し紅葉の部分だけをクローズアップしたかったですが、長いレンズを持って行きませんでした。
 
 日当たりのよくない場所の木には一面に苔が生え、着生植物もびっしり。
 
 冬鳥は一度シメと思われる鳴き声が聞こえたのみ。アオゲラとエナガの声も一度聞きましたが、ちょっと距離があったので姿は確認できず、ほとんど成果なく終わりました。

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宝来公園

2015-11-25 | 多摩川台公園とその近隣公園
 世田谷区田園調布の宝来公園のマガモを撮りに。
 池に張り出した枝の上に並んで休むマガモたち。時々足を延ばしてストレッチしたり、近づきすぎたお隣さんを威嚇してどかしたり。
 
 この日は開けた水面には少なく枝が池に被さって日が当たらない場所で休んでいる個体が多かった。
 
 アカメガシワの黄葉。
 

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多摩川台公園

2015-11-25 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川台公園は相変わらず冬鳥の姿がなく、エナガの鳴き声も聞こえずと鳥の方は何も成果なし。園内整備の工事中ですが、そのせいではないと思うのですが。暖かい日が続いているので紅葉は遅れ気味のようですが、ハゼノキの紅葉を数枚撮ったのみでした。
 

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静嘉堂文庫美術館

2015-11-24 | 美術
 世田谷区岡本にある静嘉堂文庫美術館で「金と銀の系譜」展が開催中なので出かけました。その前に傳乗寺に寄って五重塔を見ましたが、まだイチョウの木は黄葉しておらず、まだ真っ青。自宅近くのイチョウは真っ黄色になっている木もあるのですが、随分違うものです。それでも手前にある柿や桜の木が紅葉していたので、秋らしさがでました。
 
 「金と銀の系譜」展は「琳派」展と言ってもよいような内容で、今年は琳派誕生から400年を迎える年ということから各美術館で琳派にまつわる展示がされていますが、その中のひとつです。今回の目玉は宗達の「源氏物語関谷・澪標図屏風」が展示されることで、傷んだ部分の修復を行っての10年ぶりの展示となるのだそうです。
 写真は美術館の中から庭園を撮影。
 
 静嘉堂文庫の前は砧公園に行く際に通る道なのでよく通っていますが、美術館にはまだ入ったことがありませんでした。展示室に入って迎えてくれるのは、伝 尾形光琳の「鶴鹿図屏風」という豪華なお出迎えで、気持ちが昂ります。展示スペースの都合か折らずに平面的に展示されていましたが、できれば折った状態で見たいところでした。
「源氏物語関谷・澪標図屏風」は、やはり一番注目を集めていて常に人が取り囲んでいるような状態。六曲一双の大作なので離れて全体を見たいところですが、なかなかそれが叶いませんでした。
 抱一では「波図屏風」という六曲一双の大作の展示。こちらは宗達ほどの人は集めず、全景を見ることができましたが、そうして見ると近くで見ていたのではわからない画面の構成力や迫力が伝わってきました。抱一というと繊細・緻密・風雅という言葉が浮かんできますが、それとは別の一面が現れています。抱一では「絵手鑑」という画帖も展示されていましたが、「描けないものなど何一つない」とでも言っているかのような力量を見せています。
 小さな美術館なので展示点数は多くないですが、粒ぞろいの展示で満足感たっぷり。
 私が行った日は、館長の河合元昭氏による講演があったのでそれも聞きましたが、講演が始まるまでの待ち時間に庭園を散策。するとすぐにエナガの群れに出会いました。
 講演は講師の話術が巧みなので退屈することなく引き込まれました。講演が終わり帰る際にJ・コンドルが設計したという静嘉堂文庫(1924年竣工)を撮影。
 

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洗足池公園

2015-11-22 | 洗足池公園
 カモの飛来を確かめに洗足池公園へ。あまり期待せずに出かけましたが、池を見るとカモよりも大きな鳥が浮かんでいるので双眼鏡で確認するとカンムリカイツブリでした。多摩川では珍しくないですが、ここにはあまりやってこない鳥です。カモのように近くには来てくれませんが、カルガモが近づいてゆくと接近を嫌ったのか水面を滑るように飛んできて、少し距離が縮まりました。そういえば、多摩川でも他のカモの群れとは距離を置いていることが多いように思います。それにカンムリカイツブリが羽ばたいたところはあまり見た記憶がありません。
 
 草陰からなので少し接近することができましたが、やはり気にしているようで徐々に遠ざかって行きました。とはいえ、川幅の広い多摩川と比べるとだいぶ近くからの撮影です。
 
 大きなイチョウの木がいい色に染まってきました。
 
 雑木林の中も歩きましたが、陸の冬鳥は皆無で、この秋は暖かいことがやはり影響しているのでしょうか。

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ニコン・ミュージアム

2015-11-21 | あちこち
 三井記念美術館の帰りに品川で途中下車し、この10月にオープンしたニコン・ミュージアムに行きました。
 品川のスカイウェイからの眺め。
 
 ニコンは1917年設立で間もなく100年を迎えますが、「新たな100年に向けて」オープンしたと謳っています。
 入り口で出迎えてくれるのは巨大な光学用ガラス。触ることもできます。
 
 奥に見える陳列棚には最初期から最新機までの400台以上のカメラが展示されていて壮観。私がリアルタイムで知っているのはニコンFやニコマートFTあたりからですが、ニコン製品は高価だったので、ニコンを手にしたのはずっと後年のことで、私の一眼レフのキャリアはペンタックスで始まりました。
 
 カメラ以外にも医療分野の機器や産業用測定機器など様々な分野の機器が紹介されています。

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三井記念美術館

2015-11-20 | 美術
 ぐるっとパスの有効期限が迫ったので、最後に三井記念美術館で開催中の「三井家伝世の至宝」展を見に出かけました。
 写真は三井本館のビルですが昭和4年竣工とのことで、まだ100年は経ちませんが重要文化財に指定されている重厚な建築です。この7階に三井記念美術館はあります。
 
 展示物は陶磁器(茶道具)、絵画から能面、刀剣さらには切手まであって、多種多様。国宝や重文も多数ありますが、その中では12世紀に描かれたという国宝「虚空蔵菩薩像」が歳月を経た存在感があって、最も心打たれるものでした。他に重文にもなっていませんが、江戸末期から明治にかけた活躍した柴田是伸や明治から昭和初期に活躍した安藤緑山の工芸作品の研ぎ澄まされた技に感服。もっと混んでいるかと思っていましたが、それほどでもなくゆったりと見られたのは幸いでした。
 三越の本館も都指定歴史的建造物になっていて、竣工は三井本館よりさらに遡って昭和2年。吹き抜け天井などは20世紀初頭のヨーロッパの建築を想わせます。
 
 オシドリが舞っている大きな天女像の部分。
 
 入り口部分。
 

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生田緑地公園

2015-11-19 | 生田緑地公園
 朝の内は椿の葉に夜露がたくさん残っていました。
 
 ススキの穂が秋の光に輝いています。ここではエナガの群れに出会いましたが、遠かったので声のみで姿はほとんど見えませんでした。
 
 青空にすぐ消えてしまいそうな薄い雲。
 
 冬鳥はアオジの鳴き声を聞きましたが、藪から出てこないので姿は見られず。今季の冬鳥の確認はジョウビタキ、シメに続いて、まだ3種。

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