同じ空でもこちらは日没の1時間ちょっと前の等々力緑地に広がる空。等々力緑地と言えば、この夏、釣り池に来ていたコアジサシが数日前から姿を消しましたが、早々と越冬地に渡っていったのだと思います。ひと夏、ひらひらと翔んでいたコアジサシがいない空は、ぽっかりと少し寂しげです。
昨日は早く目覚めたので外を見ると雲が少し赤く染まっていたので、空が開けた所に自転車を走らせましたが、わずか1,2分後には色が急になくなってゆきました。そんなわけで、この写真はほとんど赤くはないですが、この写真を撮った時間は4:47で、調べてみるとちょうど昨日の日の出の時間に撮っていたのでした。
谷戸に向かう舗装された道の真ん中に大きなカミキリムシがでんと居座っていた。帰ってから図鑑と照らし合わせるとウスバカミキリのようですが、カミキリムシの仲間が数十種類も載っていて、恐らくこの図鑑に載っていない種もあるでしょうから、種の分化の歴史というのはすごいものです。
一昨日は影向寺、能満寺と回りましたが、この辺りは川崎市が指定した散策路となっているので、案内板に従って自転車を走らせました。このちょっと古そうな狛犬は橘樹神社で見つけたものですが、なんだかほんわかした雰囲気が漂よっている垂れ耳の狛犬です。神社はもっと大きなものを想像していましたが、とても小さな神社でした。
このコースは結構急な上り下りがあるので、あまり夏向きとは言えません。
このコースは結構急な上り下りがあるので、あまり夏向きとは言えません。
昨日の谷戸は前回行ってから2週間余り経っていましたが、一番季節の進行を感じたのは、カブトムシを見られたことももちろんですが、前回は一輪も咲いていなかったヤマユリがそろそろ咲き終わろうとしていたことでしょうか。まだ蕾を残した株もありましたが、多くの株は咲いていたとしても近くに行ってみると花弁が茶色に変色しかかっていたのでした。写真の株はまだ茶色にはなっていませんでしたが、開花したばかりではなく一日二日は経っているようです。開花したばかりの花は雄蕊が鮮やかな赤色ですが、この花はオレンジ色がかった色になっていました。
樹液を出しているコナラの木を見に行ったところカブトムシが十数匹もいて、まるでカブトムシのサロンのよう。樹液を求めて雄と雌が頭を突っ込んでいましたが、雄が雌に譲ったところです。性比は4:1位で雌の方がたくさんいましたが、随分大きな差があるのはなぜなのでしょう。雄は獲られてしまったのでしょうか。クワガタも探しましたが、見つけたのは体長が1㎝ちょっとしかないチビクワガタだけでした。
ズームレンズを広角にしてバックの雑木林を入れて撮りました。
ズームレンズを広角にしてバックの雑木林を入れて撮りました。
谷戸に着いて車を降りるとすぐにハグロトンボを見つけましたが、2メートル近くまで寄ると逃げられてしまい、とうとうシャッターを切ることができませんでした。この写真は帰りに撮ったもので、なんとか2メートル弱まで寄ることができました。それでも少し小さいので、若干トリミングしてあります。蜻蛉によっては逃げても同じ止まり場に戻ってくる習性がありますが、この蜻蛉はそれもないのでとても写しにくい蜻蛉でした。
花の直径は4㎝といったところでしょうか。なかなか美しいオレンジ色をしています。
今日は風が強い一日でしたが、蒸し暑さをいくらか和らげてくれる一方で花の撮影などではゆらゆらと揺れてなかなかシャッターが切れず、痛し痒しというところ。この場所は幸か不幸か風当たりが弱く、あまり風の影響を受けませんでした
今日は風が強い一日でしたが、蒸し暑さをいくらか和らげてくれる一方で花の撮影などではゆらゆらと揺れてなかなかシャッターが切れず、痛し痒しというところ。この場所は幸か不幸か風当たりが弱く、あまり風の影響を受けませんでした