カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

東高根森林公園

2019-03-30 | 東高根森林公園
 県立東高根森林公園へ。都心ではソメイヨシノが満開とのことですが、川崎市のこの公園では満開まではもう少しというところでした。
 日当りのよいこのヤマザクラは満開に近い状態。

 コブシは花期の終盤。

 芽吹き始めた雑木林。遠くからアオゲラの鳴き声が聞こえてきました。

 鮮やかな黄色の花はヤマブキ。

 林床にはムラサキケマン。日当りのよい場所では萎れた花が目立ってきました。

 一周して出口近くに来たところでやっとエナガに出会えました。尾羽が大きく湾曲していて営巣していることがうかがえます。近くの枝にピントがいってしまい肝心のエナガは少しピント外れ。ニコンD7100で撮っていますが、測距点をスポットに設定しても狙った被写体ではなくコントラストのはっきりした別の部分にピントを持っていってしまう傾向があります。


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多摩川台公園

2019-03-27 | 多摩川台公園とその近隣公園
 花粉症と風邪のような症状が出てこの数日間は撮影を休んでいましたが、やっと体調が戻ってきたので短時間ですが多摩川台公園へ。
 鳥の方は常連さんだけで撮影のチャンスもなく1枚も撮れず。 
 ソメイヨシノは3分咲き程度になっていて花見の人もそこそこいました。
 
 見上げればコナラなどの芽吹きも見られます。
 
 こちらはコナラの花房。
 
 ソメイヨシノの花がそのままの形でたくさん落ちていたので見上げるとヒヨドリが花の蜜を吸っていました。花を落とした下手人はヒヨドリかと思いしばらく様子を見ていましたが、ヒヨドリは花の蜜を器用に吸っているだけで花を落とすようなことはしていませんでした。花を落としたのは何者でしょうか。
 

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宝来公園と田園調布せせらぎ公園

2019-03-21 | 多摩川台公園とその近隣公園
 どちらの公園も冬鳥はおらず、鳥の方はこれといった出会いはありませんでした。
 宝来公園では椿がいい感じで咲いていました。
 
 田園調布せせらぎ公園ではカエデの芽吹きがきらきら緑色の輝きを見せています。
 
 先週末の撮影。
 先日、図書館にシフが演奏したバッハのパルティータ全曲のCDがあったので借りてきて聴きましたが、演奏も音質も素晴らしいものでした。2007年の録音ですがピアノの音の良さはこれまで聞いたなかでも出色のもの。これまで聴いていたのはグールド盤で、イタリア協奏曲などと一緒に入ったものだったので1番と2番のみの収録(従って3番から6番まではシフ盤によって初めて聴いた次第)。1959年録音なので音質的には比較すべくもありませんが、演奏内容でもシフの方がより表情が豊かで優れていると感じます。ただ残念なことに1枚目のCDには傷があって、このために数か所音飛びが発生します。別の図書館にもシフ演奏のパルティータがあったのでこれも借りたところこちらは1983年録音でシフがまだ29歳のときに録音した旧盤でした。音質が新盤より落ちるのはもちろんですが、演奏内容もやはり新盤の方が一層優れていると感じました。

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洗足池公園

2019-03-18 | 洗足池公園
 風も弱くよい天気になったので洗足池公園へ。朝は冷え込んでも陽射しが強くなってきたので、日が上がるにつれて順調に暖かくなる。
 花桃の花が満開。調度保育園児たちが通っていきましたが、若い保母さんは何の花でしょうねと、その後続いてやってきた年配の保母さんは花桃の花が咲いていると言って通ってゆきました。さすがは年の功というか・・・。
 
 
 芽吹いたばかりの柳の新緑が目に眩しい。後ろの赤は神社の建物。
 
 エナガのペアに会えました。羽毛を咥えているところも見られて巣作りの途中のようです。
 

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多摩川台公園と等々力緑地公園

2019-03-17 | 多摩川台公園とその近隣公園
 多摩川台公園、田園調布せせらぎ公園と回りましたが、どちらも冬鳥は皆無でした。
 早春の花。キブシの花が咲き始めました。
 
 帰りに等々力緑地公園に寄ってみると30羽ほどもいたオカヨシガモが2羽しかいませんでした。多摩川に行っている可能性もありますが、北国に向かって旅立ったのかもしれません。手前が雄。
 

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砧公園

2019-03-15 | 砧公園
 しばらく足が遠のいていた砧公園へ。
 シメはかなり多かったものの低い枝には降りてきてくれず、かなり距離がありましたが、シメが撮れるのも最後かもしれないと思い撮影。だいぶトリミングしました。
 
 今年はツグミも少なかったので、満足にツグミも撮れていませんでしたが、やっとこれまでより少しましな写真が撮れました。
 
 園内を流れる川でカワセミの声が聞こえたので探すと漁をしているカワセミを見つけました。これも距離があったのとかなり暗かったので満足な写真は撮れませんでした。
 
 モズは珍しくあまり警戒しない個体だったので比較的近くで撮れました。
 
 そろそろ帰ろうとする頃にエナガが現れましたが、3羽いて、ということは1羽はヘルパーさんでしょうか。
 この他声だけですが、ヤマガラ、アオゲラとタカ類を確認。

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三ッ池公園

2019-03-11 | 三ッ池公園
 一昨日の三ッ池公園で鳥以外には草花などを撮影しました。
 目にも眩しい黄色の花に引き寄せられるようにタンポポを撮影。セイヨウではなくれっきとしたカントウタンポポです。
 
 ツバキは花期の長い花でだいぶ前から咲いている花ですが。
 
 池には樹木の影が落ちていますが、風が吹いてさざ波が立つと影の表情が変化して不思議な印象。モノクロームで。
 

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三ッ池公園

2019-03-10 | 三ッ池公園
 昨日は三ッ池公園へ。最高気温は17℃になったということだったが、風が強かったので体感的にはとても17℃という感じではなかった。
 緋寒桜の系統の桜なのか満開になっている桜があった。眺めているとメジロの群れがやってきて盛んに蜜を吸い始めた。
 
 冬鳥はツグミとアオジに出会ったが、この雄のアオジはあまり警戒しない個体で5mほどの距離で撮ってもあまり気にしていない様子だった。撮影中に散歩の人が何人か通っていったが、ときには2mほどの所を通っても逃げなかった。アオジは普通は警戒心が強いと感じるのだが、なぜか時々こうした個体に出会うことがある。
 
 帰路はやや追い風になったので往路よりもスピードを上げて走ったが、カメラ等を入れたザックを背負っているので背中に少し汗をかいた。

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多摩川台公園

2019-03-07 | 多摩川台公園とその近隣公園
 季節の変わり目なので仕方がないのですが、このところ雨の日が多くなっています。昨日も予報では雨の可能性もあったのですが、空模様を見ながら出かけました。
 最初は田園調布せせらぎ公園を訪ねたところ冬鳥のツグミとシロハラを確認しました。どちらも20mほどの距離まで寄ったところですぐに飛び去ってしまい写真は撮れず。ちなみにここの池ではヒキガエルのオタマジャクシももう泳いでいるのを見ることができます。
 続いて多摩川台公園へ。しばらく歩くとエナガのペアに会えたのですが、10数mの高所を移動しながら採餌していたのでこちらも撮影はできないまま、やがて見失ってしまいました。
 園内では梅が咲き頃を迎え、ヒュウガミズキが咲き始めています。
 

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奇想の系譜展

2019-03-04 | 美術
 少し遡りますが先月20日に東京都美術館に「奇想の系譜展」を観に出かけました。たまたまシルバー・デーにあたっていたためかなりの混雑でしたが、じっくり時間をかけて楽しみました。
 
 選ばれた画家たちはいずれ劣らぬ個性派ばかりで想像力、創造力のエネルギーが画面に漲っています。
 特に目を引いたのは若冲の「旭日鳳凰図」で細密、緻密に描かれていて色彩も鮮やか。画家の大変なエネルギーが注ぎ込まれていると感じます。蕭白の「雪山童子像」の奇抜さはまさになんじゃ、これ!という世界ですが、パンフレットの載っていた「群仙図屛風」は後期展示ということで観られなかったのは残念。
 基一の作品は何度か観たことがありますが、「百鳥百獣図」を観るのは初めて。動物たちの楽園のような世界が描かれていてひとつひとつ動物を観てゆくのが楽しい。少し離れたところから持参した双眼鏡で丹念に観ました。この絵は有名なアメリカのコレクターが所有しているので、なかなか観る機会が少ないのではないでしょうか。これにくらべると国芳の方はかなり目にしているものが多かったので未見のものを中心に観ましたが、国芳は1797年生まれということでシューベルトと同じ年に生まれているのでした。基一も1796年生まれですから同じ時代に活躍していたわけです。そしてふたりとももう少しというところで明治という時代をみることなく亡くなっています。
 同展は4月7日まで開催。

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