カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

砧公園

2017-05-31 | 砧公園
 少し前の写真になりますが今月中旬に出かけた砧公園。
 スイカズラの花が咲いていた。この場所ではエナガの幼鳥を見ることができた。すぐ近くにもやってきてくれた。葉が繁っていて何羽か確認できなかったが数羽はいた様子。鳥用のレンズは持ってゆかなかったので撮影はできなかった。鳥ではこの他にアオゲラの鳴き声を聞くことができた。
 
 バラ園に行くと満開の状態で風に乗って甘い香りが漂ってくる。
 
 5月は気温が平年を上回る日が多かったと感じますが、この日も日向では日差しが暑く感じられました。

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多摩川台公園から宝来公園、せせらぎ遊歩道の子ガモ

2017-05-28 | 多摩川台公園とその近隣公園
 昨日の午前は多摩川台公園へ。シジュウカラなどの幼鳥がいるのでは、と期待して出かけたのだがさっぱりだった。宝来公園にも行ってみたが、こちらもまるっきり気配なし。多摩川台公園の池ではギンヤンマとイトトンボが発生していた。イトトンボの種類はよくわからない。
 
 午後から自宅近くのせせらぎ遊歩道に出かけた。一昨日、クロスバイクのサドルが傷んできたためセラ・イタリアの物に換えたので試走したが、せせらぎ遊歩道沿いを走ったところカルガモの雛鳥がたくさんいたので、カメラを持って早速撮影に赴いたというわけ。子ガモは11羽もいてピヨピヨ鳴きながら忙しく泳ぎ回っている。体長はまだ12、3cmというところで生まれて1週間もたっていないのではなかろうか。
 
 母ガモは近くで見守っているが、人が子ガモにかなり接近しても一向に気にしない様子で人が危害を加えないことをよく知っている。
 
 今度のセラ・イタリアのサドルはこのメーカーのモデルとしては低価格帯の物だが、尻が痛むことはないようだ。重さは270gでこれまでの物より80g余り軽くなった。

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東高根森林公園

2017-05-26 | 東高根森林公園
 川苔山登山の後、2日間は筋肉痛が酷くそっと歩くのがやっとの状態で、3日目から階段の上り下り以外はほぼ普通に歩けるようになった。その後は30℃前後の日が続いたので出かける意欲がそがれて、やっと一昨日に東高根森林公園へ。
 鳥の方はキビタキの囀りが聞かれたので探したが、濃い緑にさえぎられて見つからなかった。声も一度発しただけだった。他にはヤマガラの囀りが聞かれた程度。
 ムラサキセンダイハギと名札の付いた花があった。北アメリカが原産地のマメ科の花で日本では園芸用に栽培されているとのこと。
 
 イヌショウマが花盛りを迎えていた。
 
 アカシジミがいたので撮ったがちょっと遠くて、もう少し接近してと近づくと逃げられてしまった。何度か接近を試みたが一定の距離より近づけてはくれなかった。こうした場面では100mmクラスのマクロレンズよりも接写ができる300mmクラスのズームレンズの方が有利のようだ。

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川苔山

2017-05-23 | 登山
ヤマツツジは今回のコースでは最もよく見られた花のひとつ。ミツバツツジも二回見られたが、このツツジの花期を過ぎていたようだ。
 
 クワガタソウ。あまり目立たない花だが名前の方は一度聞いたら忘れない。
 
 下山路は登りのコースと比べると奥多摩名物の杉の植林帯が多いのだが、標高を下げてくると益々杉林が多くなってくる。それでもこのコースを下山路に選んだのは他のコースに比べれば比較的自然林が残されているから。
 
 恐らく標高500メートル位の所まで下った所だと思うが、登山道が土砂に流されて消えかかっている場所が断続的に数十メートルにわたってあって、急な斜面になっているので通過するのに少し緊張した。まさか麓に近い所でこんな思いをするとは思わなかった。
 下山途中に会ったのは山頂近くで会った登ってくる人と下山を始めてから2時間ほどたったころに少し先を下山している人の2人だけという少なさだった。
 古里の駅には15時半頃着いたが、コースタイムより30分近く余計にかかった。元々左足の膝に故障を抱えていたが、下山を始めると痛み出した上に予想外に発生した爪先の痛みをカバーしようと余計に足の筋肉に負担がかかってしまって、これまでになく足を使い切ってしまった。膝の痛みと爪先の痛み、それに筋肉痛に苦しんだので駅に着いたときはほっとした。帰宅後、足を見ると右の薬指に豆ができていた。それでも次に行くとしたら紅葉の時期がいいと思っているのだから、山とは不思議なものである。
 確認した鳥を挙げておこう。ミソサザイ、オオルリ、キビタキ、ウグイス、アオバト、ツツドリ、アオゲラ、センダイムシクイ、ヒガラ、シジュウカラ、カケス。以上11種。
 新しく買ったペンタックスの17~70mmレンズは画面を3分割してみると中央部分が最も画質が良く、右側の1/3もごく周辺部を除けばよいのだが、左側1/3が甘い描写で右側1/3とはだいぶ差があることがわかった。絞りを変えても関係はないようでF8でも甘いまま。レンズは当たり外れがあると言われているが、たまたま外れ玉だったのか全部がそうなのかはわからないが、ちょっと期待外れな画質。ただ、接写をした写真では比較的画面全域にわたってむらがなくよい写りをする。それとやや暗い場所ではピントが迷いAFではピントが合わせられない場面が多かった。これまでに使った他のレンズでもなかったわけではないが、これほど頻繁に起きたことはなかった。

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川苔山

2017-05-22 | 登山
 下山はいったん東の肩という小広くなった尾根に下り、そこから赤久奈尾根を辿って古里に降りるのだが、立派な道標にはその方向を指す表示がなかった。鳩ノ巣への下山路は表示していたので、その方向に歩いてゆくと古里への道を示す古ぼけた小さな看板があったが、うっかりすると見落としてしまいそうだった。要注意である。
 歩き進むとシロヤシオの花に出会った。西丹沢の山ではよく見る花だが、この山で見るのは初めてだったのは5月下旬というこの時期にこれまで登ったことがないからに違いない。
 
 川苔山を振り返る。遠くでアオバトの鳴き声が聞こえる。
 
 下山を始めると爪先の方が窮屈な感じがして痛みを感じるようになった。登山靴は長年履いてきたものでこんなことは初めてのこと。ただ、家で試しに履いたときに少し窮屈な感じがしたので、靴下はいつも2枚重ねて履いているが、その内の1枚を薄手の物に換えたのだった。登っているときも最後の方になって少しきつくは感じていたのだが痛みを感じるほどではなかった。何が原因かはっきりとはわからないが、足が大きくなったはずはないので年季の入った登山靴なので皮革が劣化していることと関係しているのだろうか。
 フデリンドウを見つけた。この花を見るのは数年ぶりのことだ。
 
 シロヤシオの大きな株があった。70mmレンズを持ってきていながら一度も使っていなかったのでレンズ交換して撮った。やはり単焦点レンズは切れ味の鋭い描写をする。
 
 双眼鏡を持ってきたのに使う場面がなかったが、下山途中でヒガラが現れたのでやっと使うことができた。芋虫を捕まえて食べるという場面だった。下山路ではキビタキの囀りを頻繁に聞くことができたが、姿は見つけられなかった。
 ヤマシャクヤクがあったが、残念ながら散り始めていた。大輪の花なので咲いているところを見たかったが咲いて3日ほどで散ってしまうのだそうだ。
 
(続く)

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川苔山

2017-05-21 | 登山
 登山口から1時間半ほどで百尋の滝に着いた。偶然にもコースタイムぴったり。新緑に囲まれた百尋の滝は見ごたえ十分で何度見ても素晴らしい。釣り人がひとり釣り糸を垂れていた。
 
 標高を上げてゆくと葉脈の白い筋が特徴的なスミレが目につくようになってきた。花の大きさはとても小さくて1㎝もないくらい。図鑑を見るとフモトスミレとわかったが、山麓でも見られるスミレで特に山地性ではないようだ。
 
 標高が上がるにつれて若々しい新緑の色合いになってくる。
 
 ムラサキケマン。17~70mmレンズは接写でのピントはなかなかよいようだ。ただし、70mmにしても画角が広く近距離では実際の焦点距離は50mmもないように感じる。従って大きく撮ろうとするとかなり被写体に近づかなくてはならない。
 
 ハウチワカエデと思われるが赤い花を付けている。
 
 急登もあり次第に足が重くなってくるが、歩幅を小さくして筋力の回復を図りながら登高を続けると山頂に達した。滝からは1時間50分かかったが、写真を結構撮ったわりにはコースタイムよりもわずかに早く着いた。それでも同じバスで来た人の中ではビリから3番目の遅さである。写真を撮ったり鳥を見たりしながら登るのでいつももっとも遅い部類になる。
 山頂には日陰がなく日差しが強くて暑い上に虫がうるさくつきまとうので、食事を摂ると早々に下山にとりかかった。万一の寒さのときのためにウィンドブレーカーを持ってきたが、最後まで着ることはなかった。
 
(続く)

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川苔山

2017-05-20 | 登山
 昨日は奥多摩の川苔山登山をしてきた。川苔山に登るのは何年ぶりかと調べてみるとちょうど30年ぶりのことだった。近郊の山では20代から30代にかけては奥多摩の山によく登っていたが、次第に丹沢山系の山に登ることが増えていった。奥多摩の山でもっともよく登ったのは大岳山と川苔山だった。どちらの山もアプローチが便利で登山コースも色々選べる。今回登った川苔山も様々なコースを歩いたが、一番のお気に入りのコースは川乗谷林道から入り赤久奈山尾根を下って古里に至るというもの。多摩川の源流のひとつとなる渓流を辿るので渓流の景観が楽しめるし自然林も豊富に残されているので、特に新緑と紅葉の季節は楽しみが大きい。
 川苔山は標高1364メートルという低山ではあるが、登山口の標高が400メートルほどなので標高差1000メートル近くを登ることになるからそれほど楽に登れる山ではない。以前は三脚を持参していたので、撮影機材が5㎏に達することもあったが、もうそれほどの体力はないので三脚なし、カメラはペンタックスK-5、レンズは先日購入したばかりの17~70mmと70mm単焦点レンズの2本のみとした。これで重さは1,5㎏ほどと1/3の重さに収まった。
 平日にも関わらずバスは満員で座ることはできなかったが、登山口までは15分の乗車なので苦はない。登山口には新しい立派な標識が立っていた。
 
 渓流沿いの道なのでミソサザイとオオルリの美しい囀りが出迎えてくれる。
 季節の花が次々と現れる。まずはガクウツギ。
 
 こちらはマルバウツギ。
 
 林道の幅広い道から登山道に変わると鬱蒼とした緑の中に苔むした岩と倒木の世界が広がる。
 
 かなり暗いので手ぶれを起こしている。
 
 ヒメレンゲが岩に張り付くように咲いている。わかりにくいが右側は水面。
 
 (続く)

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砧公園

2017-05-18 | 砧公園
 ペンタックスの標準ズームを購入したのでテスト撮影を兼ねて砧公園へ。レンズは17~70mmF4でこれまでこれに近いレンズとしては16~45mmと18~135mmを使っていた。16~45mmは広角側が16mmからなのが気に入っていたが、今となっては望遠側の45mmというのはいかにも物足りなかった。そんなわけで広角側が18mmというのがやや不満ではあるが望遠側が135mmまでという18~135mmを買ったのだが、18mmでは周辺の画像が流れるし望遠側のピントが甘いという弱点があって、写りの点では16~45mmの方がよかった。そこで17~70mmというわけ。現在ペンタックスでは16~85mmというレンズも出していてこれが最新のレンズで、それだけに価格も高め。焦点距離の点では16mmからなので魅力的だが、望遠側ではF5,6とちょっと暗い。それに対して17~70mmはF4通しで接写もこちらのほうがきく。
 まだそれほど撮っていないので確かなところはわからないが、17~70mmの全域にわたってまずまずの写りをしてくれるように思ったが、70mm側の遠景は少しピントが甘いかもしれない。重さは16~45mmより120gほど重いが結構この差は大きくて持つとずっしりする感じ。愛用のK-5に装着するとカメラのストラップも込みで1,280gになるからミラーレスカメラとは別次元の重さになる。
 ソメイヨシノのサクランボが赤く熟していた。これは100mm単焦点レンズで。
 
 スイカズラの花。
 
 バラ園に近づくと風に乗って甘い香りが漂ってきた。バラの花は最盛期を迎えていた。
 
 鳥の方はエナガの巣立ち雛を見ることができた。数羽はいた様子で成長度合いが少し異なる個体が混ざっていたが、もう自分で芋虫を見つけ出して食べていた。他にはアオゲラの鳴き声も聞こえた。

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東高根森林公園

2017-05-16 | 東高根森林公園
 このところ雨や曇りの日が多く撮影に出ない日が多くなった。そんなわけで少し前に撮った写真から。
 この日は鳥の方ではキビタキを確認した他、エナガの巣立ち雛を見ることができた。複数いたことは間違いないが、繁みの中にいて数はわからなかった。アオゲラの鳴き声やドラミングを何度も聞くことができた。
 ムラサキシジミを発見。シイやカシが食草だが、この公園にはシラカシがたくさんある。
 
 ハクウンボクが咲き始めたところだった。連休中に撮ったので今頃は散り始めているかもしれない。
 

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三ッ池公園

2017-05-13 | 三ッ池公園
 鳥の方はアオゲラの鳴き声が聞こえた程度でこれといった収穫はなかった。キンクロハジロがまだ3羽も残っていて、この夏はここで過ごすつもりなのだろうか。
 エゴノキは早くも満開で地面にはたくさんの落下が散らばっていた。
 
 モノクロームで植物写真。
 
 いずれもペンタックスの60~250mmレンズで撮影。このところは軽いのでオリンパスの14~150mmレンズを使うことが多かったが、少し気合を入れて重いレンズを持ち出したものの20コマほど撮るのがやっと。
 帰路は気温がぐんぐん上がって汗をかきながらペダルを踏んだ。

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