水面の形象

　今日で9月も終わり、いよいよ夏の暑さから完全におさらばできる10月目前となりました。三ツ池公園の池はまだキンクロハジロなどの冬の使者がまだ到着していないので閑散としていましたが、それならわたしたちが、とばかり水と光が戯れて素敵な景色を見せてくれました。細かな水紋が地の模様を描き、そこに光りがクリスタルガラスを散りばめています。

水面に映る

　今日は朝からよい天気だったので、日向は夏の名残の暑さが感じられますが、水面に映る木には黄色や朱色に染まった葉がちらほら。セミはツクツクボウシがまだまだがんばって鳴いていましたし、チョウではキアゲハやモンキアゲハが見られて夏と秋が同居している感じ。

カルガモ

　今日は久しぶりに三ツ池公園へ。夏の間は暑い上にあまり変化もないので行く気になれずにいましたが、ようやく涼しくなりこの時期は、もしかしたら渡り途中の普段見られない鳥もいるかもしれないということで出かけました。残念ながら渡りの鳥は見られず、冬鳥のカモもまだ来ていなかったので、常連のカルガモのみが浮いていました。
　陸の鳥では夏の間は別に行動していたシジュウカラとエナガが群れになっているところが見られ、数分間観察していると、そこにコゲラとメジロも加わって冬の間よく見られるメンバーによる混群ができました。冬季の混群と完全に同じ意味合いの混群かどうかはっきりわかりませんが、混群の走りと言えるものなのかもしれません。興味深かったのはシジュウカラが近くのエナガを追い払うような行動を何度か見せたことで、この行動はこれまで見たことがなかったように思います。混群を作り始めたばかりのときに見られる行動なのかとも考えましたが、もちろん真相はわかりません。

秋の空

　昨日は新宿のコニカミノルタギャラリーでスティーブ・ブルームという写真家の写真展を見てきました。野生動物写真を専門にしていて、40歳で写真家としてスタートを切ったということで随分遅いのですが、光のとらえ方、流し撮りやスローシャッターによる動感表現、高速シャッターによるストップモーションと的確な表現を駆使して、いきいきとした動物の姿をとらえていました。プリントサイズも大きくて迫力十分。10月3日までの開催で残り少ないですが、新宿にお出かけの節はご覧になってはいかがでしょうか。
　今日は20年近く使っていたＣＤプレーヤーが壊れてしまったため、新規に購入したプレーヤーが届いたので早速試聴。まず聴いてみたのは、もっとも聴き馴染んでいるＣＤの一枚であるブラームスのピアノ協奏曲第2番でバックハウスの演奏による名盤の誉れ高いもの。これまでのものよりひとつ下のクラスの製品ですが、20年という歳月の間に技術が進歩しているようで、より繊細で滑らかな音のように感じました。
　写真は昨日の午後の空で湿度が低い秋の空気が流れていました。

花馬祭り

　南木曾町田立五宮神社のお祭りで豊作・安産・家内安全を祈願して行われるそうです。色鮮やかな飾りは稲穂を形取っているとのことでパレードが終わった後、来場者に配られ私も一本いただいてきました。

二子玉川周辺

　二子橋の上流から二子玉川駅辺りを撮影。ここまでくると帰ってきたという感慨がわきます。走行距離は75㎞に達し、帰路はほとんど休息なしに走ったこともあって、少々へろへろの状態。自宅まで残すところ5、6㎞。いい汗をかいた一日でした。

ヒガンバナ

　多摩川サイクリングロード脇の土手にはヒガンバナが満開。カメラを手に撮影している人もたくさん見られました。

台風被害

　多摩川サイクリングロードを走っていても、あちこちで根こそぎ倒れていたり、途中から折れている木がたくさん見られ、近年なかった強風を持った台風であったことを実感しました。写真の大きな松も無残に折れて太い幹が横倒しになっています。河川敷の草原も増水した水に浸かった痕跡がありました。

オトコエシ

　中の丸広場にはオトコエシの花が咲いていました。城址周辺は雑木林と杉林が中心で桜も多く見られ、新緑や桜が開花する時期は楽しめそうです。台風15号の風のために所々に倒木があり、地面はいたるところが吹きちぎられた枝葉で覆われていました。

滝山城址公園へ

　昨日は自転車仲間と八王子の滝山城址公園にツーリング。ついこのあいだまでの蒸し暑さが嘘のようにさっぱりとした空気で涼しく気持ちよく走れました。滝山城址は丘陵の上にあって、最後の1㎞ほどは急登の上舗装もされていないので自転車を押して登りました。中の丸広場からは眼下に多摩川の流れと昭島市街地が見えました。中の丸広場到着は12時調度、走行距離40㎞でした。